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起業したいと思ってから起業するまでの3ステップ!

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

自分の可能性を突き詰めていきたいと考えている方の中には、起業という選択肢を検討したことがある方も多いでしょう。今や起業は、開業届を出すことで誰でも行うことができるものとなりました。起業を考えるにあたって実際の体験談や経営の勉強をすることも大切ですが、起業の際の心構え、具体的な事業内容の制定を行うことで、より明確に起業の成功が見えてきます。

この記事の目次

起業の心得:まずじっくり考え、きちんと言語化しよう

起業は開業届を出せばだれでも簡単に行えますが、実際に事業として運用可能かという部分については未知数です。起業の際に心構えをきちんと持っておくことが、事業成功の近道だと言えるでしょう。

具体的な起業時の心構えとしては、以下のような問いかけを自分に行うとよいでしょう。

なぜ起業するのか

なぜ起業するのかという部分に関しては、イコール企業理念となりますので、起業をする際の純粋な気持ちを忘れずに持っておくことが必要になります。

起業することでどのような社会貢献が可能か

どんな企業であっても、社会に役に立たない事業は成り立ちません。自分が起業することでどんな社会貢献が可能か、考えてみましょう。

自身の強みと他社との差別化をどこで図るか

他社と差別化がうまく行えていなければ、その事業はいずれダメになってしまうでしょう。自身の強みと、それがどのように他社と違うかということを考えましょう。

自身の付加価値はあるか

自身の事業に何かしらの付加価値があるかということも考えます。お客様にどのような満足を提供できるか、考えてみましょう。

事業内容を具体化しよう

心構えができたら、より「具体的に」事業内容を考えていくことが必要です。事業内容の具体化の際には、以下のようなポイントを押さえましょう。

どのような事業を行ってどのようなサービスを提供するか

どのような事業を行うかという部分は、事業内容の具体化の肝になります。どんなサービスを行うかについても、あわせて考えましょう。

顧客はどんな人で、どのくらいの人数が見込まれるか

想定するお客様像をより具体的に作り上げ、さらにそのようなお客様がどの程度来店されるかということをデータ化することも重要です。この際、想定するお客様像に合わせて価格の決定も行います。

開業資金、運転資金の見積りと足りない場合にどうするかの検討

開業資金については、居抜き物件の利用など必要な金額を抑えて、運転資金に回すことが得策です。運転資金については仮の話として、「売上が0円でどのくらいの期間持ちこたえられるのか」ということも見積もっておきます。

開業資金や運転資金が足りない場合には、融資の申し込みを行うなどのお金を確保する手段を考えます。創業者融資制度を活用することで、より開業時のリスクを抑えることも可能です。

売り上げの見込みと予算の策定

売り上げの見込みや予算の策定は、実際にお店を経営する際のキャッシュフローを見積って、資金計画を立てる必要があります。

広告宣伝をどうするか

広告宣伝や販促に関して、どのような戦略で行うかということも押さえておきましょう。チラシなのか、ネットを利用するのかといった点から、具体的にどのように行うかに至るまで、検討する必要があります。

事業計画書を作成し資金調達をし、起業しよう!

これらのポイントを踏まえたうえで、具体的に起業を進めていくために事業計画書を作成することが必要になります。事業計画書は自分の事業のためにも重要ですので、こちらの記事でより深く学習してみてください。

また、資金調達をする前に開業資金を抑える方法を考えておくことも必要です。飲食店の場合には、こちらの記事を参照してみましょう。

これらについて準備が整ったら、いよいよ起業を行います。起業の際には、開業届を税務署に提出することとなりますが、具体的な書き方についてはこの記事を参照してください。

個人事業主と株式会社によって、開業届の際に必要なものは若干変わってきます。株式会社の際には会社登記が必要になるため、登記申請書の提出が不可欠です。

そのほかに、起業の際にはぜひとも利用したい助成金などもありますので、それらの制度を有効に利用して起業を行いましょう。

まとめ

起業を行う際には、以下の3点を押さえましょう。

  • なぜ起業するのか、どのような社会貢献が可能かといった心構えについて理解する
  • 事業内容を具体化し、資金調達や売り上げ見込み、広告宣伝についてまでも考えておく
  • 事業計画書を書き、融資を行ってもらったうえで起業を行う

起業は、見切り発車では必ず失敗します。まずは心構えの段階から、綿密な準備と時間をかけて行っていき、起業の際には事業内容を具体化していきます。資金調達や売り上げの部分にまで具体的に踏み込んで計画を行うことができれば、もはや見切り発車ではなくなると言えるでしょう。ぜひとも、綿密な準備のもとに起業を行ってみてはいかがでしょうか。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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