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補助金・助成金の基本 経営を楽にするお金を考えてみよう

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

飲食店などの店舗を運営していく上で、一番の悩みはお金のことではないでしょうか。より多くの売上を上げるにはどうすればいいか、日々出て行くお金をどう抑えるのかなど考えることはたくさんありますね。そこで活用したいのが補助金や助成金です。国や自治体では、個人事業主や中小企業を応援するために、さまざまな補助金や助成金の制度を設けています。これらを活用できたら、経営が楽になるのは間違いありません。難しいイメージがありますが、ぜひ、基本からマスターしておきましょう。

この記事の目次

補助金・助成金と融資との違い

「補助金・助成金」とは、国や自治体が事業主の活動などに対して予算の中から交付するお金のことをいいます。例えば、創業促進や新規事業推進、新技術開発、商店街振興、販売促進、雇用、正社員登用、研修など、国や自治体が政策のテーマとしてあげたものを実現するために使っていくお金だと考えましょう。

一番の特徴は、基本的には返済不要の「もらえるお金」だということです。この点であとで返済が必要な融資や借入れよりもかなり有利なものだと認識しておきましょう。

補助金と助成金の違い

補助金と助成金の違い

では「補助金」と「助成金」の違いは何でしょうか。言葉としては似ているし、国や自治体が交付する原則として返済不要なお金という意味では同じです。ただ、両者にはその性質に大きな違いがあります。まずは、この点を覚えてください。

補助金とは

補助金とは国(経済産業省)や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度です。例えば、起業家を増やしたい、商店街を活性化させたい、新技術を発明する中小企業を増やしたいなどの政策目的です。

補助金独自の特徴は、審査員による審査があることです。申し込めば必ずもらえるものではなく、書類審査や面接審査を突破した場合に受給する権利がうまれるという性質のものです。補助金の種類や募集時期により、合格率(採択率といいます)は違い、数%のものから8割、9割が採択されるものまでバラつきがあります。

補助金の詳細や過去の補助金の事例は下記の記事をご覧ください。

助成金とは

助成金とは、主に国(厚生労働省)が、従業員や雇用に関する政策目的を達成するために企業にお金を交付する制度です。例えば、就職困難者の雇用や、非正規労働者の正規労働者への転換、社員のスキルアップに関する研修などです。

助成金独自の特徴は、条件さえ満たしていれば、基本的にはもらえることです。つまり、補助金のように採択率があるわけではなく、条件を満たしているかどうかの厳しい審査があり、そこを突破すれば、基本的にはもらえるという性質のものです。

助成金の詳細や過去の助成金の事例は下記の記事をご覧ください。

補助金・助成金、それぞれの特徴と活用法

補助金・助成金、それぞれの特徴と活用法

補助金と助成金とは、言葉は似ていて混同しやすいですが、内容には大きな違いがあることがわかりました。それぞれの特徴をさらに深く理解して、この先の経営にどのように活用できるか、イメージをつかみましょう。

補助金と助成金の比較表や、それぞれの特徴と活用方法は下記の記事をご覧ください。

開業準備にも、補助金・助成金の調査は重要

開業準備にも、補助金・助成金の調査は重要

飲食店などの店舗の開業準備の際も、この先、利用できそうな補助金や助成金について、あらかじめ調査しておくことは重要なことです。「もらえる条件がそろっていたのにもらい損ねた!」と後悔することがないように、入念な下調べをしておきましょう。そのためには、日頃から情報源を確保しておくことが得策です。最新情報が掲載されたWebサイトをチェックしたり、補助金・助成金全般に詳しい専門家とのネットワークを構築したりといった地道な行動が重要です。

補助金や助成金の活用方法など、開業資金準備の極意と失敗事例については、下記の記事をご覧ください。

 

まとめ

  • 原則として返済不要という点で、補助金・助成金は融資よりもかなり有利なもの
  • 補助金とは、経済産業省や自治体が政策目的達成のために交付するお金
  • 助成金とは、人や雇用に関する国の施策に合わせた活動に対して交付するお金
  • 開業資金準備の際も最新情報が重要。専門家への相談や専門Webサイトなどの定期的なチェックなど、情報の入手ルートを確保する

いかがでしたか? 活用すれば、資金面も楽になり、事業を伸ばすことができる補助金・助成金。最新情報の入手ルートを確保し、補助金・助成金ごとの応募要件を満たしているのであれば、ぜひ積極的に活用してみてください。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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