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【軽減税率特集】対策1. 仕入(帳票)

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

【軽減税率特集】対策1. 仕入(帳票)

前ページまでは、軽減税率制度の実施に伴って「確認」すべきことをみてきました。ここからは、ふだんの業務に即しながら、具体的に「対策」を進めていきましょう。まずは、仕入れおよび帳票(請求書・納品書・領収書など)について見ていきます。

この記事の目次

帳票(請求書・納品書・領収書など)に記載する情報を修正する

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税率と価格を修正する

多くのお店では、商品やサービスを販売する際には仕入が存在します。軽減税率制度が実施される前の対策として、仕入れをする商品の「税率」と「価格」を確認し、必要あれば修正しましょう。

なお、商品によっては、軽減税率制度の実施に伴い、仕入れ値が値上げされる商品があるかもしれませんのでしっかり確認しておきましょう。

仕入先が複数ある場合は、支払先ごとに納品書・請求書などに記された各品目の税率や請求金額を確認しましょう。もちろん、仕入先が多ければ、対応作業量も多くなります。

もし、商品の税率が分からない場合は、仕入先に確認しましょう。そのうえで、その税率を請求書などに記載します。

値上げするか、価格据え置きか、を決める

軽減税率制度で仕入れ値が値上がりする可能性は十分考えられます。自店の商品を値上げするか、価格据え置きにするか、を検討しましょう。

売上に影響することですので、販売戦略や売れ筋、売れ行きなどを見定めつつ、価格設定を進めていきます。

帳票の様式を修正する

軽減税率制度により、複数の税率が混在することになったわけです。つまり、これまで、一律8%だった消費税を、8%と10%を区別して記載する義務が発生します。

しかし、現在使っている納品書や請求書などには、複数税率を併記する欄はありません。そのため、これらの帳票を修正するか、買い替えるかして、複数税率に対応する必要があります。

帳票を修正・改修する:手書き・エクセルなどの場合

対応はお店によって異なります。よくある市販の複写50組のような請求書を使っている店もあれば、エクセルなどの表計算ソフトで独自の請求書を作っているお店もあるでしょう。受発注システムを導入しているお店なら、専用の帳票があるかもしれません。

市販品なら買い替え、エクセルなどの表計算ソフトなら修正が必要です。この修正作業自体は、それほど大きな作業負荷にはならないはずです。

しかし、軽減税率制度の実施後は、これらを使った運用の労力は倍以上に感じられるかもしれません。手書きの運用ならなおさらです。これまで経験のない税率の区分けについて、ご自身あるいは従業員がシステムなしで運用していけるかどうかをよく検討しておきましょう。

帳票を修正・改修する:専用システムの場合

商品の在庫管理や受発注システムなどの専用システムを導入している場合は、話が簡単です。メーカーのホームページを参照したり問い合わせたりして対応を進めましょう。

専用システムは、帳票とシステムの両方が軽減税率に対応している必要があります。そのシステム独自の対応方法がありますので、素直にメーカーの案内に従いましょう。

まとめ

  • 軽減税率制度が実施される前に、仕入する商品の税率と価格を確認し、必要あれば修正する
  • 帳票を修正・改修するにあたり、市販品なら買い替え、エクセルなどの表計算ソフトなら修正が必要になる
  • 帳票を修正・改修するにあたり、専用システムを導入している場合は、メーカーのホームページを参照したり問い合わせたりして対応する

「仕入(帳票)」について作業を進めましょう。次は「在庫管理(システム)」についてです。

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※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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