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お客様満足度だけじゃもう古い!「働く人の満足度」を知って流行るお店をつくろう!

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

近年、特に飲食業界で従業員の行動が店舗のイメージダウンを引き起こしているケースが目立ちます。Twitterに従業員の「悪ふざけ」が投稿され、社会事象にまでなったことは記憶に新しいかと思います。今回は従業員とオーナー、店舗の付き合い方について「従業員満足度」と呼ばれるものに絞って紹介していきます。実は今、売り上げを伸ばしている企業は「お客様の満足度」と同じくらい「従業員の満足度」を大切にしています。

この記事の目次

従業員の満足度が上がるとお客さんが増える?

従業員満足度が上がることでお客さんが増える(=売り上げがアップする)理由はSNSにあります。SNS利用者が多くなった現代、SNSは一大広告産業に成長しています。2014年時点で国内のFacebook利用者は2,400万人に上り、その集客効果は無視できないものになっています。SNSは直接の友達や同じような考え方をした人がコミュニティーを作っている場ですので、従業員はピンポイントで広告を行うことのできる営業マンにも変わります。従業員が働き方に満足しており、「周りにも紹介したいお店」と思ってくれることで、誰よりも効果の高い宣伝を行うことができるようになります。SNSを使う営業マンである従業員の満足度は、売り上げを大きく左右する力を秘めています。

従業員満足度についての「間違い」

従業員の満足度を考えたときに、何が最初に思いつくでしょうか。「給与」「時間」様々な要因が考えられそうです。しかし、この時に発生しているある間違いが従業員の満足度をうまく向上させることのできない理由になっています。「どうせ給与でしょ?うちはそれ以上あげられないから無理」と考え「打つ手なし」と決めてしまい労働条件だけに従業員の満足度を求めるのは間違いです。そもそも給与などの労働条件は契約の時にしっかりと公開しているはずです。当初は従業員もその条件に納得したうえで働きに来ているはずです。そのため、本当に解決すべきは働き初めた頃とその後のギャップになります。

「ギャップ」を改善し従業員の満足度を高めた例

従業員の満足度を高め、より売り上げにつながる良い流れを生み出す努力が様々な企業で行われています。

「参加している!」という意識を大切にする企業の取り組み

働きだした頃とその後でのギャップは仕事の内容で埋めることができます。例えばある企業では、商品開発や企画発案に多くの従業員の意見を取り入れています。これは新しいメニューやイベントの考案を従業員が積極的に行うことのできる環境を作ることで、繰り返し行われる業務だけではなく、より「参加している」という意識を生むことになります。はじめは新メニューの開発でもいいですし、従業員の友人を呼んだ小さなオフ会などでもいいでしょう。そういったことを繰り返していくうちに従業員自身が「頑張ってこのお店をもっと良くしていきたい」という意識を育むことができます。

まとめ

従業員の満足度は売り上げにつながります。ポイントは以下の4つです。

  • SNSが広がっている現代では従業員自身が広告になる
  • 従業員満足度を「労働条件」だけに限定して考えない
  • 最初のやる気と今の仕事のギャップを改善する
  • 従業員自身が運営に積極参加できる環境を整える

従業員から発案された取り組みそれ自体がいきなり売り上げを伸ばすことに繋がるかはやってみなければわかりませんが、そういった取り組みを通して従業員の満足度が上がっていけば、広告効果が期待できます。まずは仕組みづくりから取り組んでみましょう。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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