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店舗開業資金の調達方法を教えます…補助金・助成金、融資など

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

店舗開業資金の調達方法を教えます…補助金・助成金、融資など

飲食店の開業をしたいと考えたとき、開業資金は悩ましい課題です。開業時に作成する事業計画書には、何にいくらお金がかかって、その費用をどのように調達するかを記す項目があります。多くのお金がかかる飲食店開業において、自己資金で足りない分をどのように調達し開業するのか、資金調達方法について見ていきましょう。

この記事の目次

開業資金を準備するために

お店を開業するには、店舗や備品などさまざまなものを準備していかなくてはなりません。「何にいくらかかるか」を把握することは、開業準備の第一歩です。店舗開業には、物件の取得費用や内装工事費用、家賃や食材仕入れなどの経費があります。

店舗を開業・運営していくために何にいくら必要か積算していきましょう。積算していくなかで、設備資金と運転資金の考え方も今後の経営を考えていくなかでとても重要な点です。

「開業資金」は下記の記事をご覧ください。

自己資金

自己資金

自己資金とは自身で貯めたり、もらったりしたお金です。開業を決意して、最初にするべきなのは自己資金を貯めることです。

自己資金の貯め方として一番ポピュラーなのは、自分でコツコツと貯金することです。会社からの給与の一部を通帳に貯めていきます。それで足りない場合は、退職金や株式・投資信託などの金融資産の売却、車や自宅など資産の売却などがあります。両親や親戚などから贈与を受ける場合も自己資金と認めてもらえる場合が多いです。

「自己資金」は下記の記事をご覧ください。

公的機関からの融資

公的機関からの融資

開業資金のうち、自己資金でまかなえない部分については、国や自治体でバックアップしている公的融資で借入れするのが一般的です。

信用力がない開業期には、銀行や信用金庫などの民間金融機関から通常の融資を受けることは難しいため、公的融資が頼りになります。

公的融資には日本政策金融公庫の新創業融資制度、都道府県、市区町村などの制度融資、日本政策金融公庫の中小企業経営力強化資金などがあります。

詳細は下記の記事をご覧ください。

補助金と助成金

補助金と助成金

資金調達を検討する際によく話題に上るのが、補助金や助成金です。どちらもお金を支援してもらえる制度です。補助金は原則返済不要のものです。家賃や人件費、広告費、設備の導入費など補助が受けられます。

補助金

補助金とは国(経済産業省)や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度です。

例えば、起業家を増やしたい、商店街を活性化させたい、新技術を発明する中小企業を増やしたいなどの政策目的です。中には起業に適した補助金もあります。

「補助金」は下記の記事をご覧ください。

助成金

助成金とは、国(厚生労働省)が行っている、雇用の促進や従業員の処遇を改善するための制度です。

助成金といえば、雇用関係の助成金が一般的です。フリーターや派遣社員などいわゆる非正規労働者を正規雇用にするための活動、高齢者の安定雇用のための活動、介護離職を防止するための活動など、さまざまケースで助成金を受けられる可能性があります。非正規社員を雇ったり、社員の処遇を改善する制度を導入したりした場合など助成金がもらえる場合があります。

「助成金」は下記の記事をご覧ください。

まとめ

  • 開業するには何にいくらかかるのか、必要なものと金額を把握する
  • 開業資金調達の基本は自己資金である。まずは自己資金を準備する
  • 自己資金で足りない分は公的機関の融資で補うのが一般的である
  • 補助金とは国(経済産業省)や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度である。家賃や人件費などの補助が受けられる
  • 助成金とは、国(厚生労働省)が行っている、雇用の促進や従業員の処遇を改善するための制度である。雇用関係の助成金を指す。非正規労働者を正規雇用にするための活動、高齢者の安定雇用などがある。非正規社員を雇ったり、社員の処遇を改善する制度を導入したりした場合など助成金がもらえる場合がある

開業時は、店舗を借りる契約料や、内外装工事や設備導入など、一時的に多くのお金が必要になります。また軌道に乗るまでの家賃や人件費、仕入れなど多くの費用がかかります。開業前にこれらの費用をしっかりと把握したうえで、自己資金がいくら用意できるか、融資はいくら必要か、借りられるか、補助金や助成金はいくら受け取れる可能性があるかなどを考えていきましょう。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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