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事業計画書とは?知っておくべき作り方から融資を引き出すまでのイロハ

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

事業成功の最初の一歩を決める事業計画書ですが、銀行や投資家が「出資してもいい!」と思える事業計画書とはどういったものなのでしょうか。今回は、「何を書けばいいのかわからない」「どう書くのが正解なのかわからない」といった疑問にお答えします。押さえるべきポイントを簡単に紹介していくので、あなたの事業の良さを最大限に伝えて、融資を受けることのできる事業計画書を作りましょう。

この記事の目次

無暗に作らず、どこを評価されるのかを知ろう

まず大切なのは、「どこが評価されるのか」を押さえることです。自分にとってはわかりやすい計画書でも、相手にとってはまったく意味のない計画書である可能性もあります。そのあたりをしっかりと考えて「誰が見るのか」「何を見るのか」を明確にしましょう。このことから、事業計画書で評価されるのは「見やすい書式であること」「客観的なデータに基づいていること」「客観的なデータから収益が見込めること」の3点です。「見やすい書式であること」は事業計画書づくりの前提です。しっかりとした順序に基づいて書かれている丁寧な計画書はそれだけで信頼感につながります。書くべき内容がしっかりと押さえられている計画書を作りましょう。

融資を確実にするのは「客観的かどうか」

ここでは融資を確実にするために、先に紹介した「客観的なデータに基づいていること」「客観的なデータから収益が見込めること」を掘り下げてみます。事業計画書を作る際にハマってしまいがちな落とし穴として、経営者目線での計画書を作ってしまうことがあります。例えば提供するサービスの価格を「これくらいならお客さんが買ってくれると思う」という値段設定をすると、経営者目線での事業計画書になってしまいます。この場合だと、「この市場ではこれくらいの価格帯で購入する人が多い」というデータとともに、自分が提供するサービスの質を位置づけして、価格を決定していることを記載すべきです。客観的かどうかの指標として、市場に関わるデータを図表ごと添付するのも効果的です。押さえるべきこととして「数字について質問されたときに具体的な数字で答えることができるか」を意識してください。

具体的な事業計画書の作り方

事業計画書に書くべき必須の内容は、以下のようになります。

  • 事業の概要
  • 会社の概要
  • 取り扱う商品やサービス
  • 市場の分析・市場における戦略と実行方法
  • 経営の概要
  • 資金管理の計画

事業計画書では、これらがしっかりと入っていることが欠かせません。特に「市場における戦略と実行方法」の部分は、事業の全体に関わる投資をしっかりと提示する必要がある重要な部分です。市場においてどういった事業を展開し、どれくらいの顧客にどういったアプローチを行っていくのかを、先にも書いた客観的なデータに基づいて記載する必要があります。つまり、どれだけの予算を使って、どういったことを行い、それによってどれだけの売り上げ(成長)が見込めるのかを細かく書いてくことが大切です。融資をする相手から見れば、この部分が「資金の回収をできるのか」という疑問への答えになります。

まとめ

融資を引き出す事業計画書を書く際に注意したいのは次の3つです。

  • 書式は守られているか(必須事項はわかりやすく書かれているか)
  • 客観的なデータをもとにした計画か
  • 資金の使い方とその投資効果が具体的に予測されているか

事業計画書の作成は、徹底的に「客観的な」数字にこだわって行うようにしてください。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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