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法人税とは?お店を開く際に考えたい法人と個人事業主について

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

新しく飲食店を開店する際に、お店を法人として始めることができるということはご存知でしょうか?開業の段階から、お店を法人として営業していきたいと考えている方はそれほど多くないと言えますが、個人経営の飲食店であってもお店を法人として始めることができるという選択肢もあります。法人税に関する知識をきちんと持ち、個人事業主と法人のどちらを選択すべきか決定できるようになりましょう。

この記事の目次

法人になった際に発生する「法人税」とは何か?

法人税とは、法人が得た利益に対してかかる税金のことであり、会社や店舗などを法人として運営する際に必ずかかる税金のことです。通常、個人事業主の場合には収入に応じて所得税を支払いますが、法人の場合には税務署に対して法人税を申告し納付することになります。

飲食店を法人として始める場合には、通常は所得税として確定申告する税金を、法人税として申告することになることが大きな違いとなります。基本的な仕組みの部分に関しては、所得税と変わらないものとなっていますが、所得税の確定申告が毎年2月から3月にかけてなのに対して、法人税の申告時期は明確に定められているわけではなく、法人で決定した決算日から2ヶ月後とされています。また、税金を納付する際にも、あくまでも「法人」として納付することになるということはしっかり頭に入れておきましょう。

個人事業主として経営するメリットとデメリットは?

個人経営のお店を個人事業主として始める場合と法人として始める場合では、それぞれメリットとデメリットが存在しています。個人事業主としてお店を始めるメリットは、

  • 開業届を出すだけで煩雑な手続きなしに事業を始められる
  • 税金の申告が、たとえ青色申告で行ったとしても法人に比べると簡単に行なえる

といったことがあります。特に忙しい飲食店の場合には、このような事務処理の簡単さから個人事業主を選ぶ方が多いと言えるでしょう。個人事業主としてお店を始める際のデメリットは、

  • 税金の額が法人の場合よりもかさんでしまう
  • 個人事業主の場合には赤字の繰り越しが3年までしかできない

など、税金関係や税制においては手続き面以外で様々なデメリットが存在しています。

お店を法人として経営するメリットとデメリットは?

一方、法人としてお店を開業する際のメリットとしては、

  • 個人事業主にはなかった税制面での優遇措置がある
  • 経費が認められる範囲が広くなっている

ということが挙げられます。法人税率も所得税率より低くなっていますし、利益の一部を経営者の給与として扱うことが認められるなど、経費関係も個人事業主より柔軟であることから、税金対策の幅も広がります。そのかわり、法人のデメリットとして、

  • 個人では行うことができないほど複雑な事務処理を行う必要がある
  • そもそも法人として開業する際にも、会社登記などの事務処理を行わなければならない

といったことが挙げられます。法人が税金の申告を行う際には法人決算書の作成をする必要があるなど、事務手続きは煩雑になっています。さらに登記の際には10万円から30万円ものお金がかかり、費用面でも負担を強いられることになります。

まとめ

個人経営のお店を開業する際には、

  • 法人税についての知識もきちんと持っておく
  • 個人事業主と法人のメリット・デメリットについて理解する
  • メリットとデメリットを考えてどちらで経営するか選択する

ということがポイントになります。基本的に、個人経営のお店のスタート時には個人事業主として開業し、その後経営が軌道に乗って事業を拡大することになった場合に法人成りするというのが一般的なパターンとなっています。個人事業主と法人のどちらでお店を経営するかについては、それぞれの特徴を理解したうえで判断することが大切です。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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