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開業準備の基本!店舗構想・必要資格・助成金を徹底解説

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

頭の中では新店舗の開業を構想を練っているものの、具体的な準備が進まない…ということはありませんか?そこで本記事では開業準備の基本となる「店舗構想の進め方」「業種別必要資格」「最新の助成金」について詳しく解説します。改めて開業の方法や知識を得ることで、新店舗への道のりがぐっと近づきます。

この記事の目次

開業の構想を実現する3ステップとは?

店舗の構想を進める際は、①コンセプトを定める②内外装を作る③営業の下準備をする。この3ステップで準備を進めていくことが重要です。それぞれのステップを具体的にみていきましょう。

①店舗のコンセプトを定める

お店の特徴や方向性、ターゲットなどを具体的に定めましょう。利用シーンを定めて練っていくことがポイントです。競合店などを巡って勉強するのも1つの方法です。コンセプトが定まると自ずと店名や内外装などの構想が定まっていきます。

②店舗の内外装を作る

先に定めたコンセプトを元に、出店地を決め内外装に進みます。テーブルや商品棚など、店舗で使用する備品の準備も進めましょう。内外装はこだわりたいポイントの1つですが、予算とのバランスを見極めながら進めましょう。

③営業の下準備をする

小売店の場合は仕入先の選定、飲食店の場合はメニュー開発がこれに当たります。店舗のコンセプトに沿った商品展開が必要です。また競合店と差別化できる商品展開をすることが、成功への近道です。利益がしっかりと出せるような視点でも仕入先やメニュー開発を進めましょう。

開業前に取得が必要な資格とは?

開業時には様々な資格が必要になることがあり、これら資格は開業する店舗の業種によって異なります。それでは業種別にどのような資格などが必要になるか、確認していきましょう。

飲食店の場合

  • 食品衛生責任者:保健所に届出が必要な資格です。各都道府県で実施されている講習会を受講すると取得できます。
  • 防火管理者:消防署などが実施している講習会を受講することで取得できます。(収容人数が30人以上の場合必須)

誤解されやすい点ですが、調理師免許は必須資格ではありません。

小売店の場合

小売店の場合は販売する商品によって必須資格が異なります。資格が必要な代表的な商品を確認していきましょう。

  • 食品:食品を加工して販売する場合は「食品衛生責任者」が必須です。各都道府県で実施されている講習会を受講すると取得できます。
  • 酒類:アルコール度数1度以上の酒類の販売には「一般酒類小売業」が必須です。各所轄税務署にて手続きが行われます。
  • 中古品:リサイクル品などの商品の販売には「古物商許可証」が必須です。各所轄の警察署で手続きが行われます。

この他に、輸入品の販売ではさらに資格の取得がが必要になる場合もあります。開業準備と同時にこれらの資格の取得準備を進めていきましょう。

開業に関わる助成金とは?

現在、開業に関わる助成金で対象となるものは雇用に関するもののみとなります。開業経験者であれば「受給資格者創業支援助成金」などの助成金を受けたことのある方も多いのではないでしょうか?開業や独立を支援する助成金は複数存在しましたが、現在それらは廃止されています。

雇用に関する助成金は、

  • 特定求職者雇用開発助成金
  • 地域雇用開発助成金

などがあります。しかし雇用に関する助成金は開業後に申請できるものです。助成金を開業資金に活用する予定があった方は、資金準備の面で注意が必要です。

まとめ

新しい店舗を開業する際は以下のポイントを押さえて準備を進めましょう。

  • 店舗のコンセプトを定め、これに沿った内外装・仕入先やメニューの選定を行う
  • 業種で異なる資格を確認し、資格の取得などを開業準備と同時に進める
  • 最新の助成金事情を確認し、資金準備を進める

開業準備のステップを改めて確認し、整理しながら進めていくことで頭の中だけであった新店舗の構想も少しずつ形になっていきます。また資格や助成金などの事務的な知識も忘れず準備を進めることで、開業への道のりがよりスムーズに進んでいくでしょう。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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