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自動予約受付で業務を効率化。お客様の待ち時間とスタッフの手間を軽減する方法

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店頭でお客様をお待たせしてしまっている時間が長い、スタッフがご案内に伺う前にお客様が帰ってしまう、予約受付の電話対応やお客様のご案内でスタッフの時間が取られてしまう……このようなことがあれば、予約・受付業務の見直しが必要かもしれません。予約・受付業務をシステムで自動化することで、お客様の待ち時間の不満の解消やご案内にかける時間の短縮、そして予約数・売上アップにつながります。本記事では、実際にサービスを提供する前段階である予約・受付業務の効率化に役立つ「予約管理」と「受付・順番待ち」の2つのシステムをご紹介します。

予約・受付業務のシステム化で期待できる効果

来店されるお客様が増えるのは、お店にとっては嬉しいことですが、お客様にとっては「待たなければサービスが受けられない」「利用したいときに利用できない」というストレスになり得ます。また、店頭での行列・混雑は、近隣からのクレームにつながる可能性があります。

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予約・受付業務をシステムで自動化すると、店舗にとってどのような効果が期待できるのかを考えてみましょう。

一つ目は、スタッフの負荷軽減です。予約・受付業務にかけていた時間が少なくなる分、本業に専念できます。接客の手を止めて予約や受付対応をする必要がなくなり、生産性の向上も期待できます。

二つ目は、予約数・売上アップです。予約をシステムで自動化することで、営業時間外にも予約を受け付けることができるようになります。予約の取りこぼしを防ぎ、予約数の向上が期待できます。また、受付案内をシステムで自動化することで、「スタッフが足りずご案内が遅くなりお客様が帰ってしまった」というような機会損失をなくして、売上の向上につなげられます。

三つ目に、お客様の利便性の向上と、それによる予約・受付に対する不満解消が期待できます。予約管理システムを導入して24時間予約ができるようになれば、お客様は場所や時間を選ばず、好きなときに空き状況を確認して予約を入れることができます。また、受付・順番待ちシステムの導入により、待ち時間の確認や受付から入店までの待ち時間を快適に過ごしてもらうことができます。

ここからは、一般的な予約管理システムと受付・順番待ちシステムについて、それぞれの機能と導入のメリットについて見ていきましょう。

予約管理システムの機能&導入のメリット

予約管理システムとは、予約受付やキャンセルなど予約に関する業務を一元管理できるシステムのことです。本項では、予約管理システムの主な機能と導入するメリットをお伝えします。

24時間予約を自動で受け付けられる

予約の受付・変更・キャンセルをお客様が直接行うため、スタッフが予約受付の調整を行う負荷を軽減できます。また、24時間予約ができるため、予約を最大限受け付けられるというメリットもあります。

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24時間予約を自動で受け付けられる

予約の受付・変更・キャンセルをお客様が直接行うため、スタッフが予約受付の調整を行う負荷を軽減できます。また、24時間予約ができるため、予約を最大限受け付けられるというメリットもあります。

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予約情報の一元管理ができる

電話や店頭で受け付けた予約をスタッフが登録する運用フローを決めておけば、予約情報をシステム上で一元管理できます。既に予約が入っている時間帯には予約ができないため、「予約のバッティング」といった人が管理する場合に起こりやすいミスの防止にも役立ちます。

何日の何時にどのお客様の予約が入っているかシステム上で見やすく管理できるため、店舗内での予約状況の共有がカンタンにできます。Googleカレンダーなどと連携して共有できる予約管理システムであれば、外出先からリアルタイムで予約状況を確認でき、臨時休業などの業務上のスケジュールと合わせて管理できます。

予約情報の一元管理ができる

電話や店頭で受け付けた予約をスタッフが登録する運用フローを決めておけば、予約情報をシステム上で一元管理できます。既に予約が入っている時間帯には予約ができないため、「予約のバッティング」といった人が管理する場合に起こりやすいミスの防止にも役立ちます。

何日の何時にどのお客様の予約が入っているかシステム上で見やすく管理できるため、店舗内での予約状況の共有がカンタンにできます。Googleカレンダーなどと連携して共有できる予約管理システムであれば、外出先からリアルタイムで予約状況を確認でき、臨時休業などの業務上のスケジュールと合わせて管理できます。

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リマインドメールが配信できる

予約日の前日や2日前などに、自動でリマインドメールを送る機能が搭載されている予約管理システムもあります。直前にメールを送ることで、お客様の予約忘れや無断キャンセルの防止に役立ちます。メールの文面をカスタマイズできる予約管理システムであれば、来店日の持ち物や連絡事項をお知らせすることもできます。

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リマインドメールが配信できる

予約日の前日や2日前などに、自動でリマインドメールを送る機能が搭載されている予約管理システムもあります。直前にメールを送ることで、お客様の予約忘れや無断キャンセルの防止に役立ちます。メールの文面をカスタマイズできる予約管理システムであれば、来店日の持ち物や連絡事項をお知らせすることもできます。

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予約情報の集計・分析ができる

お客様の予約情報を溜めていくことができるため、予約一覧の作成や予約情報の集計・分析がしやすくなります。予約時にサービスの提供に必要な項目や知りたいお客様情報を設定しておけば、詳細な分析も可能です。例えば、「何曜日の何時に予約が多いか」「どのような目的で通っているのか」「単価が高いのはどのような属性のお客様か」といった予約傾向を分析し、今後の経営戦略や店舗運営に活用できます。

予約情報の集計・分析ができる

お客様の予約情報を溜めていくことができるため、予約一覧の作成や予約情報の集計・分析がしやすくなります。予約時にサービスの提供に必要な項目や知りたいお客様情報を設定しておけば、詳細な分析も可能です。例えば、「何曜日の何時に予約が多いか」「どのような目的で通っているのか」「単価が高いのはどのような属性のお客様か」といった予約傾向を分析し、今後の経営戦略や店舗運営に活用できます。

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受付・順番待ちシステムの機能&導入のメリット

本項では、受付状況をシステムで管理して自動案内する受付・順番待ちシステムの主な機能と導入するメリットを見ていきましょう。

待ち時間や組数を表示し、システム上で受付ができる

受付・順番待ちシステムとは、店頭に待ち時間・待ち人数を表示したシステムにお客様に来店人数などの必要項目を入力してもらい、発券される番号券の順に入店を案内する仕組みです。

お客様ご自身で来店受付をしてもらうため、スタッフが対応する必要はありません。受付や待ち状況の案内のためにスタッフの手が止まることがなく、入店後のお客様へのサービスに注力できます。

紙台帳の場合、来店人数の文字が読みづらかったり、待ち組数を都度数えたりと、店舗側での待ち状況の管理にも手間がかかります。システム化することでミスが起こりにくくなり、効率化できるでしょう。

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待ち時間や組数を表示し、システム上で受付ができる

受付・順番待ちシステムとは、店頭に待ち時間・待ち人数を表示したシステムにお客様に来店人数などの必要項目を入力してもらい、発券される番号券の順に入店を案内する仕組みです。

お客様ご自身で来店受付をしてもらうため、スタッフが対応する必要はありません。受付や待ち状況の案内のためにスタッフの手が止まることがなく、入店後のお客様へのサービスに注力できます。

紙台帳の場合、来店人数の文字が読みづらかったり、待ち組数を都度数えたりと、店舗側での待ち状況の管理にも手間がかかります。システム化することでミスが起こりにくくなり、効率化できるでしょう。

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順番が近づいたら自動で呼び出しができる

順番が近くなったら自動音声の電話やメールなどでお客様を呼び出すことができるため、スタッフの呼び出し忘れの防止になります。お客様にとっても店頭から離れて自由に待ち時間を過ごせるメリットがあり、顧客満足度の向上が期待できます。

順番が近づいたら自動で呼び出しができる

順番が近くなったら自動音声の電話やメールなどでお客様を呼び出すことができるため、スタッフの呼び出し忘れの防止になります。お客様にとっても店頭から離れて自由に待ち時間を過ごせるメリットがあり、顧客満足度の向上が期待できます。

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オンライン受付ができる

店舗のWebサイトに受付状況を表示して、オンライン上でお客様に来店受付をしてもらえるシステムもあります。予約に近しいイメージですが、時間の確約が難しい場合や、店頭受付との兼ね合いで受付方法を一元化したい場合に便利な機能です。オンライン上で受付をしたうえで、入店できる時間に合わせてお店に向かうことができるため、来店促進の効果も期待できます。

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オンライン受付ができる

店舗のWebサイトに受付状況を表示して、オンライン上でお客様に来店受付をしてもらえるシステムもあります。予約に近しいイメージですが、時間の確約が難しい場合や、店頭受付との兼ね合いで受付方法を一元化したい場合に便利な機能です。オンライン上で受付をしたうえで、入店できる時間に合わせてお店に向かうことができるため、来店促進の効果も期待できます。

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来店受付数の集計・分析ができる

一般的な受付・順番待ちシステムであれば受付データの集計結果を確認できるものが多いでしょう。お店が混雑する時間や曜日の傾向を見てスタッフのシフトを組むなど、店舗運営の効率化に役立てることができます。

来店受付数の集計・分析ができる

一般的な受付・順番待ちシステムであれば受付データの集計結果を確認できるものが多いでしょう。お店が混雑する時間や曜日の傾向を見てスタッフのシフトを組むなど、店舗運営の効率化に役立てることができます。

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予約管理や受付・順番待ちシステムを選ぶ際のポイント

これまで紹介してきた、一般的な予約管理と受付・順番待ちのそれぞれのシステムの機能・特徴をまとめると下表のようになります。

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いずれも行列や混雑解消に役立つ予約管理システムと受付・順番待ちシステムですが、その違いは、予約管理システムは来店前の予約受付を自動化・管理できるのに対し、受付・順番待ちシステムは来店時の受付案内を自動化・管理できるところにあります。

事前予約と当日の来店案内の両軸でシステムを導入することで、来店時の案内がよりスムーズになります。それぞれに連携できるシステムであれば、枠管理の手間を省くことができますが、そうでない場合にはどのようにして情報連携をするか考える必要があります。一度に運用フローを変更すると、現場が混乱する懸念がある場合は、いずれかのシステムを先に導入して運用が定着した後に次のステップに進めるとよいでしょう。

最後に、予約管理や受付・順番待ちシステムを選ぶ際に考えるべきポイントを2つご紹介します。

お店の課題解決に役立つか

一つ目は、「スタッフに負担がかかっている業務は何か」を把握し、現時点での課題を明確化することです。

スタッフが多くの時間を割いていたり、ミスが頻繁に起こっていたりする業務があれば改善余地があると考えられます。システムを導入して、該当する業務の効率化を図るとよいでしょう。

店舗運営にマッチするか

二つ目は、店舗運営に取り入れやすいかの観点です。

お客様は計画的に来店されることが多いのか、突発的に来店されることが多いのか、お客様の来店動機から導入するシステムを考えてみましょう。

また、サービスの提供時間がある程度決まっている業種であれば「1時間」「2時間」といった予約枠の管理ができますが、お客様が来店してみないとサービスの提供時間がわからない業種は予約枠の設定が難しいこともあります。

店舗運営に沿わないシステムを導入してしまうと、逆にスタッフの負荷が大きくなってしまいます。迷う場合には、同業種の店舗で多く利用されているシステムは何かを調べて参考にしてもよいでしょう。

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監修者ひとことコメント

予約管理システムと受付・順番待ちシステムは似ていますが、性質が大きく異なります。お店が抱えている課題が明確になれば、導入すべきシステムの優先度が見えてくることもあります。本記事で紹介した各システムの機能・特徴や選ぶポイントを参考に検討してみてください。お客様へのサービス提供は予約・受付から始まっています。システム化してお客様の利便性を向上させることで、顧客満足度アップにもつながると思います。

監修

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三浦 高(みうら たかし)中小企業診断士/1級販売士/起業コンサルタント(R)/経済産業省後援起業家支援Webサイト「ドリームゲート」アドバイザー

三浦 高(みうら たかし)中小企業診断士/1級販売士/起業コンサルタント(R)/経済産業省後援起業家支援Webサイト「ドリームゲート」アドバイザー

大学卒業後システムインテグレータにて、基幹システムの提案営業やインフラ設計・構築・保守業務に従事。予算感や規模感に合わせた運用がしやすく、システム停止率の低いインフラを、200社を超える企業に構築している。

また中小企業診断士としては創業補助金検査員・審査員に従事。V-Spiritsでは資金調達担当としてクライアントの補助金や融資の獲得を支援している。これまでの支援実績は、各種補助金累計獲得件数と融資獲得件数がそれぞれ350件を超える。

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坂井 優介(さかい ゆうすけ)起業コンサルタント(R)/補助金コンサルタント(R)/経済産業省後援起業家支援Webサイト「ドリームゲート」アドバイザー

坂井 優介(さかい ゆうすけ)起業コンサルタント(R)/補助金コンサルタント(R)/経済産業省後援起業家支援Webサイト「ドリームゲート」アドバイザー

経済産業省系補助金支援、厚生労働省系助成金支援、マーケティング業務、税務会計

人事労務、中小企業のIT化、生産性向上支援の他、補助金や助成金などの資金調達を支援。2022年度の獲得補助金は2億円を超える。

2022年1月~5月には事前確認予約のWebサイトを構築し、トラブルなしで全国屈指の事前確認件数を達成した。

DX化を進める国の補助金「IT導入補助金」の支援機関としての登録、支援事業を担当しており、IT導入補助金の相談件数は年間40件ほど。多くの店舗や中小企業のDX化をサポートしている。

※本ページに記載されている情報は2023年8月時点のものです