心地よい接客と、ボリューム満点かつ本格的な料理をお届け
木場様:株式会社十徳は九州、山口、広島で海鮮系を扱う居酒屋の運営とデリバリー事業を行っています。居酒屋は九州の博多を中心に「十徳や」「さかな市場」を展開し、会社員の方の宴会などで多くご利用いただいているほか、郊外店舗はファミリーのお客様にもご愛顧いただいています。合計17店舗のうち15店舗が居酒屋、残り2店舗がデリバリー専門店です。一部の居酒屋店舗でのデリバリーも請け負っています。
木場様:中華やカレー、からあげ、オムライス、とんかつ、ステーキ、つけ麺、うなぎなど、25を超えるデリバリーブランドの本格的なメニューがあります。有名チェーン店の監修ブランドもあり、本格的な料理をご家庭やオフィスなどにお届けしています。一番人気はボリューム満点のからあげですね。いつでも揚げたてを食べられるとあって、ランチタイムから深夜帯まで時間を問わずご注文いただいています。
木場様:従業員数はアルバイトも含めて約460名です。ちなみに、デリズ博多店の場合は(取材日時点で)18名のスタッフが在籍していて、なかには10年以上も働いてくれている人もいますね。
従業員に対しては特に接客教育に力を入れていて、社内で接客コンテストなども開催しています。居酒屋はもちろん、デリバリーも商品をお渡しする際やお会計の際の言葉遣い、身だしなみや匂いを含めた清潔感などはとても重要ですので、アルバイトに対してもしっかり指導しています。
人手不足で営業時間の短縮も 急務だったアルバイトの採用強化
木場様:最も大きな課題は、慢性的な人員不足でした。ここ博多店でも、アルバイトスタッフの数が足りないために営業時間を短縮せざるを得ない状況もあって、売上の損失につながってしまっていたんです。
デリバリーの場合は特に、スタッフの人数が店舗の運営力に直結するため常に人手が必要なのですが、最近は特に人材の奪い合いが激しくなっています。競合他社のフードデリバリーサービスやスポットワークの「給与即払い」が増え始めたこともあり、従来の求人方法や条件ではなかなか人が集まらなくなっていました。長期求人媒体で求人をかけても採用応募数が少なく、経費を圧迫するだけという状況でしたね。
木場様:そうですね。時代の流れに対応するといいますか、働き手が求める一つの要素として「給与の即払い制度」を導入することになりました。
アルバイトの立場で考えると、すごくありがたい制度ですよね。働いたぶんのお金を必要な時、欲しい時にもらえるなんて、昔では考えられませんでしたから。僕が大学生の時にこんなシステムがあったらなと羨ましくなるくらいです(笑)。
木場様:応募数は明らかに増えましたし、導入後の3か月で8名のアルバイトを新たに採用できました。なかには給与の即払い制度があることを知らずに応募してくる方もいますが、面接でその話をすると食いつきがいいというか、関心をもたれるケースが多いです。以前は採用内定後に辞退される方もいらっしゃったのですが、それもなくなりましたね。これから年末の繁忙期に向けてさらに人員を強化していきたいと考えていたところですので、とても助かります。
従業員の働く意欲が向上し、シフト調整の負担が軽減
木場様:まずはデリバリー店舗のみの限定導入でスタートしましたが、利用率は好調です。実際に利用しているスタッフに話を聞いてみてもポジティブな反応が多く、今のところは良い影響しか感じません。
たとえば、5年ほど働いてくれているアルバイトスタッフは、かなり頻繁に制度を利用しています。彼はうち以外にも複数の仕事を兼業していて、県外への急な出張も多いため突発的に交通費が必要になることも多いようです。そんな時に、申請すればすぐに給与を受け取れるのはありがたいと話していました。また別のスタッフは、車の修理費用など急な支払いが発生した時でもすぐに対応できるのが嬉しいと言っていましたね。
木場様:そうですね。実際、この店のスタッフは副業でやられている方も多くて、「本業の給与は家族用、アルバイトで働いた分が小遣いなので、好きなタイミング、用途で引き落とせるのはありがたいです」という人もいました。
あとは、頻繁に利用する人にとっては手数料の安さも大事なポイントですよね。前払いでも手数料があまり引かれない点も、気軽に使ってもらえる要因になっていると思います(※『Airワーク 給与支払』の即払い手数料は1回あたり110円〜440円)。
木場様:働く意欲は明らかに上がっていて、これまで以上に積極的にシフトに入ってくれる人が増えました。働いた分の給与がすぐに受け取れるというのは、それだけモチベーションにつながるのだと思います。
現場を預かる立場としては、それが一番大きなメリットかもしれません。この博多店は特に営業時間が長いということもあり、アルバイトは何人いても困りませんから。特に深夜帯はどうしても手薄になってしまうのですが、深夜の割増手当を含めて即払いで受け取れるなら、優先的にシフトに入ってくれる人も出てくるかもしれません。
木場様:そうなるとありがたいですね。無理のない人数で調理やデリバリーを回せるようになれば、たとえば新メニューの開発といった他の業務に多くの時間を割くこともできます。そうやって、働く人にとっても店側にとってもメリットが出るよう、この制度をうまく活用していきたいです。


