レジ締めの時間が半減。スムーズに数字管理ができるから、一人で複数の事業を手がけられる。

当店が「Airレジ」を導入したのは2017年の春からです。導入前、コンビニのようなレジ環境にしたいというビジョンがありました。一台でさまざまな操作ができるのにスタイリッシュで、しかもタブレットを活用すればデジタルサイネージも行える。そうしたスマートさに惹かれていたのです。それまで当店で使っていたのは、いわゆるガチャレジです。ただメイン事業の写真の現像や付属品の販売だけでなく、宅急便の受付やペット用品の販売と、地域の方々のニーズを踏まえて事業を広げる中で、会計の管理が煩わしくなっていました。同時に多様なサービスを提供していたので、それぞれのメリットを効果的に伝えたいとも思っていたのです。しかし、あくまでも当店は個人店に過ぎません。大手のようなシステムを導入するのは金銭的に無理だろう、と諦めていました。そのとき目にしたのが「Airレジ」のチラシです。0円でタブレット型のPOSレジを導入できる。その文言を見てネットで調べみると、まさに思い描いていた通りのシステムです。そこですぐに導入を決めました。

経理スタッフを一人雇う。0円にもかかわらず「Airレジ」にはそれくらいのインパクトがあります。ガチャレジのときは帳簿に転記する手間などがあったので、レジ締めの作業に60分ほどかかっていました。それが今では30分で済みます。削減できた分、POP制作などのプロモーションを考える時間に充てたりし、さらなるサービスの向上を図れます。また「Airレジ」なら、何をいくら売り上げたのかも瞬時に把握することが可能です。写真の現像以外にも幅広い事業を手掛ける当店にとって、このメリットの大きさは計り知れません。一人で何役もこなす必要がありますから。中でも経理業務は数字の間違いが許されないため高い集中力が必要な作業です。それを全て自動でやってくれるだけでなく、分析に必要な数字まで出してくれるので、とても頼もしく感じています。さらにレジ周りがすっきりしたので念願のタブレットを使ったデジタルサイネージも行うことができました。個人事業主でも、こんなにレベルの高いサービスを導入できるのか。「Airレジ」の導入でビジネスの仕方が劇的に変わって感動しています。

今年、お陰様で15周年を迎えることができました。創業以来、私が大切にしてきたのは「地域の方々の役に立ちたい」という気持ちです。実は当店の周辺にはコンビニが一軒もありません。創業当時は10店舗ほどあったカメラ店も当店だけとなりました。かつてはプロ野球球団の寮などもあり、大変栄えた町なのにとても残念です。私も幼少期をこの町で過ごした一人ですから。だからこそ町の人々に貢献したいと考えています。現在、再開発が進み、店の近くの二車線道路が大きな通りに生まれ変わる予定です。車の流れが変われば町が変わり、新たな活気も生まれることでしょう。私はそうした時代と時代をつなぐ店になりたいと考えています。ちょうど写真が出来事の瞬間をとらえるように。昨年、「Airペイ」や「Airペイ ポイント」も導入しました。将来的な多店舗展開のステップとして、まずは法人化を視野に入れています。そうなったとき複数店舗を管理するツールとして「Airレジ」をはじめとした「Airシリーズ」はさらなる力を発揮してくれるはずです。まだまだ道半ば。地域社会の基盤となる店をつくれるように全力で取り組んでいきたいですね。