売上分析で商品ラインアップを柔軟に変更
「Airレジ」のおかげで工房併設の店舗という強みを発揮できています

「クラスコファニチャー」はオーダーメイドの家具工房です。2005年の創業以来、「暮らしに寄り添う、家具／道具」のコンセプトの下、お客様のご予算やご要望に合わせて、細部までつくり込んだ家具を提案してきました。３年前からは工房に隣接したショールームでテーブルや椅子、キャビネットといった生活家具から、箸や鍋敷き、コースターといった小物まで、無垢材を使ったオリジナル商品の販売を行っています。私たちが店を構える秋保町は「秋保温泉」が有名です。温泉はもちろん、紅葉も綺麗なため、日本中から観光客が集まります。そこで東北を中心に活躍しているアーティストの作品も販売し、地元のモノづくりの魅力も発信しています。とはいえ、ショールームでの販売を新規事業としてスタートした当時は、まだ店舗の運営方法が手探りで、会計に電卓を使うなどかなりアナログな環境でした。しかし、それだと会計に時間がかかるだけでなく、どの商品がどの程度売れたのかも分かりません。お客様が増えて店舗を充実させたいと思ったとき、そうした課題の影響が大きくなってきたのでPOSレジの導入を考え始めます。最終的にはリクルートという会社への信頼感から「Airレジ」の導入を決めました。

「Airレジ」は、とてもスマートなサービスです。機器の設定もホームページなどの説明を見ながら自分たちで行え、スムーズに使い始めることができました。一度、わからないことがあってサポートセンターに問い合わせましたが、その対応もとても丁寧です。宮城県と東京都で物理的に距離は離れていますが、温かな対応に安心感を抱きました。「Airレジ」で特に便利に感じているのが商品のカテゴリー分けです。当店では商品を大きく2つに分けていて、自社で作っている商品を「自社製品」、アーティストから買い入れた作品を「仕入れ」というカテゴリーに分類しています。そのうえで、アイテムごと、そしてサイズごとにさらに細分化しています。以前は、アナログな方法で売上を管理していたので、販売実績が出るまで時間がかかっていました。しかし、今では、どの商品がどのくらい売れているのかをすぐに把握できます。そうしたデータを分析することで欠品を失くすのはもちろん、売り場の展開も売れ筋に合わせて柔軟に変えられるようになりました。作り過ぎてしまって無駄な在庫を抱える心配もありません。工房が隣接している強みをさらに発揮しながら、販売する商品点数を増やすことができたので、「Airレジ」が当社らしい店づくりをサポートしてくれていると感じます。

当店では「Airレジ」と同じタイミングで「Airペイ」も導入しました。秋保温泉はいわゆる観光地なので、旅のついでに当店に寄る方がたくさんいます。しかし、当店の近くにはATMがないため、そのためクレジットカードでのお支払いを希望される方が多くいたのですが、キャッシュレス対応ができておらず、チャンスロスをしていました。「Airペイ」の導入後は決済の半分以上がキャッシュレスで最大限に需要を取り込めています。「Airレジ」との連携もスムーズで、まるで一つのサービスのように使えてストレスがありません。当店はポップアップストアとして催事に出店することも多いです。そうした際も「Airレジ」はタブレット型のPOSレジなので持ち運ぶことができ、とても重宝しています。会計上もポップアップストアの売上をスムーズに分けることができるため余計な手間がかかりません。今後、ショールームにカフェを併設するなど、新たな新規事業を行って行こうと考えています。そうした新しい挑戦も「Airレジ」が力強く支えてくれることでしょう。その力も借りながら、東北のモノづくりの魅力を広く発信していきたいです。