レジや棚卸しの業務負担が軽減し、スムーズな兼業が実現
市の魅力を発信する商品開発もサポートしてくれています

「inabe’s Shop」は、三重県のいなべ市役所に隣接する「にぎわいの森」の中にあり、市の魅力発信の役割を果たしているアンテナショップです。特産品の「石榑茶」をはじめ、和洋菓子や野菜、加工品といった市内の店舗が取り扱っている商品を販売しています。ただ、委託販売のため、各店舗様には販売額から手数料を差し引いて、それぞれお振込みをしないといけません。そのため売上管理がしっかりとできていないと計算が合わなくなり、トラブルにつながってしまう恐れがあります。そこで当店では、全ての取引の履歴がデジタルで残るように、オープン当初から「Airレジ」を活用してきました。「Airレジ」の決め手は、ランニングコストが０円で使えたからです。当店は、市役所の関係事業として運営を行っているため、資金が限られています。ですので、レジにお金をかけるつもりはありませんでした。しかし、取引のスムーズな管理をはじめとした必要な機能は必須です。こうした条件に合うサービスはないかと探していたところ「Airレジ」を見つけ、導入を決めました。

「Airレジ」はバージョンアップの頻度が多いのはもちろん、その説明もとても丁寧です。当店ではバージョンアップで追加された「在庫管理」と「バーコード登録」を使いこなしています。私たちはおよそ40か所の店舗から、それぞれ10点前後の商品を仕入れており、中には1点ものも少なくありません。だからこそ、在庫管理はとても重要です。以前まで、納品書の数字と、店頭の商品と倉庫の在庫の数を照らし合わせながら、月に一回の棚卸しを行っていました。納品されてから売れるまで期間が空いた商品があると、過去の納品書までさかのぼる必要もあり、非常に苦労していました。しかし、在庫管理機能を活用すれば、そうした手間がかかりません。入荷時に、それぞれの商品のバーコードを「Airレジ」で読み取るだけで、会計と連動して自動で在庫数も変動するので、月1回の棚卸しがとても楽になりました。店舗様によってはバーコードのない商品もあります。その場合も「Airレジ」でバーコードラベルを作成できるので、互いにストレスをかけずに気持ちのいい取引ができています。

「バーコード登録」の機能ができてから、誰でもスムーズにレジ業務ができるようになりました。実は、店舗で働いているスタッフの多くが、市役所の仕事も兼務しているので、いつも店頭にいるわけではありません。そのため「Airレジ」に商品名や価格を登録し、会計時はボタンを押すだけにしていたものの商品店数が多いこともあって、かなりの手間がかかっていました。また、似た商品も多いため打ち間違いが起きた結果、売上金額や在庫数が合わなくなり、トラブルになることもありました。しかし、今は、バーコードをスキャンするだけでいいので、全ての商品を覚える必要がないのはもちろん、レジを打ち間違えることもありません。商品を販売している店舗様はもっと良い商品を開発したいと考えている方が多く、今後その店舗様と一緒にさらなる発展を目指していきたいと考えています。だからこそ、「Airレジ」のどんな商品が売れたのかといった情報を店舗様にも共有し、お客様に喜ばれる商品の開発に活かしてもらっています。「Airレジ」の力も借りながら、いろいろなお店様と協力してヒット商品を生み出し、いなべ市の魅力を発信していきたいです。