「Airレジ」を核にしてDXの推進に成功
店内のオペレーションが簡略化され、限られた人員での営業が実現

私たちは名古屋駅を中心に「名古屋名物 コーチン・知多豚 秀よし」といった居酒屋をドミナントで展開しています。店舗のコンセプトとして地産地消を掲げていることもあり、県外から訪れる観光客の方も少なくありません。ただ、コロナ禍をきっかけに人手不足に悩むことが多くなり、理想とするサービスの実現が難しくなっていました。そこでデジタルツールを積極的に活用して、限られた人員で最大限のパフォーマンスを発揮できる体制づくりに着手します。その一環として、2022年に他社のレジからの切り替えで導入したのが「Airレジ」です。７、８社のサービスを比較検討して「Airレジ」に決めたのは、連携に優れていたからに他なりません。当時、キャッシュレス決済やモバイルオーダーなどの活用も考えていたのですが、それぞれ別の会社のサービスだと、スムーズなオペレーションを組めるかどうか不安がありました。その点、「Airレジ」なら決済サービス「Airペイ」やオーダーシステム「Airレジ オーダー」といったサービスと連携ができ、まるで一つのサービスのように活用できます。お店の改革を進める上で「Airレジ」以上の選択肢はないと思い、最終的な導入を決断しました。

「Airレジ」はとてもシンプルで直感的に操作ができるため、切り替えたことによる混乱は特にありませんでした。当店で活躍している外国人材でも、すぐに使いこなせるので助かっています。「Airレジ」を活用していて便利だと思う機能は「店舗切り替え」です。店舗ごとにサービスにログインし直さないでも、クリック一つで画面が切り替わって個々の売上を確認することができます。私たちは同じ通りに３店舗並びで出店をしているのですが、以前までは、それぞれ近くにあっても営業時間中に互いの売上を確認できませんでした。しかし現在は、売上はもちろん、「Airレジ」に連携されている予約管理・台帳アプリ「レストランボード」で予約状況も確認することができます。その結果、どこかの店舗が満席になった時、あまり売上の進捗の良くない店舗へ送客を行えるようになり、全体として集客と売上の最大化も図ることができるようになりました。それは人材についても同じです。リアルタイムで売上や予約を確認し、より忙しい店舗に人材を割り振れるようになりました。どの店舗でも同じサービスを活用しているからこそ、スタッフの行き来もスムーズにできて非常にメリットが大きいと感じています。

「Airレジ」を起点にした店づくりをしだしてから、予約から来店、オーダー、提供、会計までの店内のオペレーションがスムーズになり、限られた人数での営業が実現しました。作業負担が軽減できた分、観光客の方に名古屋をはじめとした愛知県の魅力を伝えることに注力でき、名古屋駅を中心に展開している意義も深まっています。また、「Airレジ」の活用により、スピード感のある変化ができるようになりました。例えば、「Airレジ」の「商品別売上」を活用しながら商品構成を変更しても、その内容が「Airレジ オーダー」に同期されているので手間がかかりません。「Airレジ」があったからこそ、時代に合わせたダイナミックな変化ができたと考えています。そもそも「Airレジ」はランニングコストが0円です。人件費や原材料費が高騰し、なかなか利益が出づらい状況の中で、コストを抑えながら、効果的な役割を果たしてくれる「Airレジ」の存在の大きさは計り知れません。今後もその力を借りながら観光客の方はもちろん、地元の客の方にも長く愛される店づくりをしていきたいと思っています。