レジの打ち間違いを減らす!3つの効果的な予防策を紹介
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クレームや売上損失など、さまざまなリスクをもたらす「レジの打ち間違い」。
従業員の打ち間違いに頭を悩ませる店舗経営者も多いのではないでしょうか。実はきちんと対策をすれば、打ち間違いを減らすことができます。
今回は、レジの打ち間違いが起こる原因をはじめ、打ち間違いを防止する効果的な対策を解説します。正しい知識を身につけ、レジ業務の精度を向上させましょう。
レジの打ち間違いがもたらすリスク
レジの打ち間違いは、誰もが起こす可能性があり、店舗運営や収益にも影響を及ぼします。レジの打ち間違いがもたらすおもなリスクについて確認してみましょう。
経済的な損失
レジの打ち間違いが頻発すると、店舗にとって直接的な経済的損失が発生するため、店舗運営に大きな影響を及ぼします。レジの打ち間違いによって、お客さまへ安く請求した場合は、売上損失が発生します。一方、高く請求した場合でも、クレーム対応など本業以外の業務が増えることになります。
また、レジの打ち直しの手間が発生することで会計に時間がかかり、ほかのお客さまを待たせてしまう(機会損失につながる)可能性も考えられます。
お客さまに不信感を抱かせる
レジの打ち間違いによって正しい金額よりも高い金額をお客さまから受け取ってしまった場合は、お客さまにお詫びをしたうえで多く受け取ってしまった分のお金を返還する必要がありますが、そうした手間が発生するのみならず、お客さまに不信感を抱かせてしまうことにつながります。一方、安く請求した場合でも会計の正確さを疑われる可能性があります。いずれの場合においても、口コミやSNSなどでレジの打ち間違いに起因した悪評が広まったり、リピーター減少につながったりするリスクがあります。
従業員の士気低下や離職
レジの打ち間違いによって、従業員の士気が低下するリスクがあります。例えば、ミスを指摘・注意された従業員や、その状況を見ていたほかの従業員への影響が考えられます。このような状況が続くと、従業員の仕事に対する意欲が低下するだけでなく、職場環境の悪化や離職率が上がるなど、店舗運営においてリスクとなります。
レジ業務でよくあるミス
レジ業務で起こりがちなミスにはどういったものがあるのでしょうか。詳しく確認していきましょう。
金額の打ち間違い
レジでの金額の入力間違いは、最も起こりがちなミスの一つといえるでしょう。例えば、1,234円の商品を1,324円と打ち間違えてしまうなど、数字の並びが似ている商品を扱う際は注意が必要です。
受け取った金銭の数え間違い
5,000円札を1万円札に見間違えるなど、お客さまから受け取った金銭の数え間違いもよくあるミスです。受け取った紙幣や硬貨の枚数が多い場合や、混雑する時間帯は数え間違いが起きがちです。
おつりの渡し間違い
受け取った金額の数え間違いがあれば、おつりの渡し間違いもよくあるミスです。重なっている紙幣に気がつかずに多くおつりを渡してしまったり、色や形の似ている硬貨を取り違えて渡してしまったりということも起きがちです。
値引き漏れ
値引き対象なのに、値引きを適用し忘れるミスです。値引きの種類はさまざまで、閉店前の値引きや、クーポンによる割引き、セール期間中の割引き、店舗会員に対する割引きなどが一般的です。
二度打ち
同じ商品を2回スキャンしてしまい、2個分の料金を請求してしまうミスです。バーコードスキャナーの操作ミスや、商品の置き方などが原因で起きがちです。
レジの打ち間違いが起こる原因
レジの打ち間違いは、どのような原因で起こるのでしょうか。原因として考えられるものについて確認してみましょう。
原因1:従業員のスキル不足
勤務して間もない従業員がレジ操作に不慣れな場合など、従業員のスキルが不足しているとレジの打ち間違いが増える傾向にあります。
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原因2:従業員の業務負担が大きい
来店ピークの時間帯などは、短時間でレジを操作する必要があるため、焦りなどからレジの打ち間違いが起こる可能性があります。また、レジ担当者がほかの業務を兼任している場合、レジ操作に集中できないなどの理由から、レジの打ち間違いが起こることもあります。
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原因3:レジの機能や操作性に問題がある
細かい文字で書かれたボタンのあるレジや、複雑な操作が必要なレジなどレジの機能や操作性に問題がある場合は、従業員が迷うことが多く、レジの打ち間違いが起こる可能性があります。
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レジの打ち間違いを減らす3つの対策
レジの打ち間違いを完全に無くすことは難しいですが、きちんと対策をすれば確実に減らすことができます。レジの打ち間違いの対策を3つ紹介します。
対策1:従業員向けのトレーニングを実施する
従業員のレジ操作のスキルが向上すれば、打ち間違いを減らすことができます。新人やアルバイトのみならず、そのほかの従業員に対しても定期的にレジ操作のトレーニングを実施するなどして、従業員全体のレジ操作のスキルを向上させることがレジの打ち間違い防止につながります。
また、レジ操作の業務マニュアルを作成することで、レジ操作の基準となる作業手順を従業員全体に周知徹底することができます。
対策2:店舗オペレーションを改善する
レジ操作に集中できる環境づくりも重要です。例えば、来店ピーク時間帯に人員を増やしたり、役割分担を見直したりすることもアイデアの一つです。また、店舗オペレーションを定期的に見直し、改善を繰り返していくことは従業員にとって働きやすい職場環境をつくることにもつながります。従業員の定着に寄与する場合もあるでしょう。
対策3:誤操作しにくいレジや周辺機器を導入する
レジの機能面や操作性に問題がある場合は、レジ自体を変えるのも対策の一つです。レジの打ち間違いを防ぐための機能を搭載したPOSレジや自動つり銭機、バーコードリーダーなどの周辺機器を導入することで、レジの打ち間違いを減らすことができます。特にレジの打ち間違い防止に期待できるタブレット型POSレジと自動つり銭機について、次で詳しく解説します。
レジ打ち間違い予防にはタブレット型POSレジ&自動つり銭機がおすすめ
ここでは、レジの打ち間違いの軽減にタブレット型POSレジと自動つり銭機の導入がおすすめである理由について解説します。
大画面なので情報確認が容易
タブレット型POSレジは、画面が大きいものが多く、ボタンや文字など画面に表示される情報を容易に確認できます。視認性がよいため、ボタンの押し間違い(レジの打ち間違い)などを減らすことができます。
誰でも簡単。直感的に操作できる
タブレット型POSレジは、画面を触るだけで直感的に操作できるため、使い方を覚えやすいのが特徴です。経験の浅い従業員でも操作が容易なので、レジの打ち間違いを減らすことができます。
『Airレジ』は誰でも簡単に使える操作性で、飲食店などの注文入力や会計業務をスピーディーにおこなえます。デモ画面で実際の操作性を確かめてみましょう。
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事前に商品や金額が登録できるので手計算が不要
タブレット型POSレジは、事前に商品や金額が登録できる機能を搭載しています。商品や個数を選択するだけで自動的に合計金額が算出されるため、手計算が不要です。結果的にレジの打ち間違いを減らすことができます。
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従業員の入れ替わりがあってもトレーニングがラク
タブレット型POSレジは視認性がよく入力作業も少ないため、比較的簡単に操作を覚えられます。従業員の入れ替わりがあったとしても、トレーニング時間を大幅に短縮できるでしょう。
自動でおつりが出てくるので数え間違いも発生しない
自動つり銭機では、お客さまから預かったお金を機器に投入すると自動でおつりが出てきます。そのため、レジ担当者がおつりの金額を確認する必要がなくなります。
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それでもレジの打ち間違いが起きてしまったら?
レジの打ち間違いが起きた場合、まずはお客さまに打ち間違えたことを伝えて、速やかに訂正しましょう。訂正の仕方がわからない場合は、レジの操作を一旦止めてレジの操作を知っている人に確認するようにしましょう。また、会計後にレジの打ち間違いに気づいた場合は、責任者に報告して指示を仰ぎましょう。
なお、『Airレジ』であれば、金額を打ち間違えてしまった場合でも、直感的に操作しやすいように配置された削除ボタンから容易に金額を訂正することができます。
POSレジなら『Airレジ』がおすすめ
『Airレジ』は0円でカンタンに使えるPOSレジアプリです。会計や売上分析などの豊富な機能がカンタンに使える『Airレジ』なら、煩わしい業務の負担を軽くし、売上アップへの近道が見つかります。
『Airレジ』が選ばれる理由
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シンプルで使いやすい機能
誰でもカンタンに使える操作性で会計業務をミスなくスピーディーにできます。打ち間違いや計算ミスがなくなり、レジ締めの時間も短縮することができます。 -
売上集計・分析もおまかせ
『Airレジ』で会計するだけで、売上などの数字が自動的に集計されます。売上データは、いつでもどこでも確認することができます。 -
基本レジ機能が0円
商品登録や会計などの基本レジ機能、管理・分析、サポート全般がすべて無料。月額費用もかかりません。導入にかかる費用を抑えることができます。
他サービスとの連携で、できることが広がる
他の『Air ビジネスツールズ』を連携・組み合わせることで日常の業務を飛躍的に効率化することができます。
例えば、『Airペイ』との連携でキャッシュレス決済に対応、『Airレジ オーダー』との連携でオーダーシステムでの注文業務を効率化できます。現在、『Airペイ』と『Airレジ オーダー』では、導入キャンペーンや新規申込み特典をご用意しています。
- キャンペーン・特典は数に限りがあり、予告なく変更や終了の可能性があります。
- キャンペーン・特典の条件や注意事項をご確認ください。
まとめ
- レジの打ち間違いが起こるおもな原因として、レジ操作スキルの不足や業務過多、レジの機能面や操作性の問題がある
- レジ操作スキル向上のためのトレーニングの実施や、誤操作しにくいレジや周辺機器を導入することで、レジの打ち間違いを減らすことができる
- レジの打ち間違いを減らすには、比較的簡単に操作を覚えることができるタブレット型POSレジと、自動でおつりが出てくる自動つり銭機の導入がおすすめ
レジの打ち間違いは、直接的な経済的損失が発生するだけでなく、店舗の評判低下や従業員の仕事に対する意欲低下など、店舗運営に大きな影響を及ぼす可能性があります。レジの打ち間違いを減らす対策として、安価に導入できるタブレット型POSレジの『Airレジ』を検討してみてはいかがでしょうか。
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