「フジヤマドラゴン 浅草橋店」の導入事例

同社取締役の足立圭介氏は、Airシフト導入の経緯を次のように語る。「業種・業態・店舗数が増えてきて、まずレジを入れ替えて店長業務を効率化しようと考えたのが第一歩です。リクルートさんから無料レジアプリのAirレジや経営分析ツールのAirメイトなどとともに、Airシフトの紹介もしてもらい、順次導入を進めました。適切なシフト作成、FL管理、労務管理等が統合できて、店長の負担が減るとともに、本部側でのデータ集計や経営判断のスピードも大きく上がったと思います」

Airシフトは、店舗側がPCまたはタブレット、アルバイトスタッフ側がスマホアプリの「シフトボード」を使い、シフト作成をするシステムである。シフト希望の提出依頼は事前設定によりスタッフのスマホに送付。出し忘れにも自動リマインド機能で、催促の手間がかからない。提出された希望シフトはシフト表に自動反映されるため、転記不要。直感的に操作できるインターフェイスでシフト調整を行えば、短時間でシフト表が完成でき、スタッフと店舗で共有ができる。浅草橋店店長の綾部朋子氏は、店長就任後のAirシフト導入効果を実感している。

さらに注目したいのが、一緒に使うことでより便利になるAir ビジネスツールズとの連動による経営状態のリアルタイム把握である。「Air ビジネスツールズの１つである経営分析ツールのAirメイトと連動しているので、勤怠管理や売上データなどの情報をわざわざまとめて、あらたに日報をつくる必要もありません。Air ビジネスツールズを導入したことで、報告のための資料づくりなどに追われ、終電までに帰れないということがなくなりました」（綾部氏）

日報や業務報告など、これまで本部へ報告するために必要だった資料の作成がなくなるだけでなく、より詳細かつ正確な報告を自動的に行うことが可能となる。本部側も日々の売上や日報などの情報がリアルタイムで共有されるので、経営判断のスピードも質も向上したという。夢笛グループでは、直営14店舗で、すでにAirシフトを始めとするAir ビジネスツールズを導入し、FC店へも推奨している。現状を変えたがらない現場心理も理解はできるが、実際使ってみると便利さがわかるのが最新のIT技術だ。無料の試用期間を利用し、Airシフトも、まず体験してみることをおすすめしたい。