導入事例
「麺屋鼎」の導入事例
ラーメン麺屋鼎
スタッフ数13人
代表取締役 山岡 裕章 氏
この記事は月刊食堂2020年11月号に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください
「麺屋鼎(かなえ)」は小田急線相模大野駅から徒歩2分に立地する。オープンは2004年9月。店主の山岡裕章氏が勤めていた金融機関を辞め、2年間の修業を経て独立し、奥様と二人三脚で始めた。店はていねいな仕込みのラーメンとご夫婦の温かい人柄が人気を博し、ラーメン激戦区にあって、市民が選ぶ「相模原お店大賞」常連店として地元では誰もが知る有名店だ。ランチタイムは4回転し、終電まで営業する夜の時間帯もほぼ満席状態だった同店では、コロナ対策のため一時期時短営業をしていた。現在は通常営業に戻り、客足も着実に戻って来ている。店舗規模は17坪17席で、営業時間は11時から深夜2時、日曜祝日は24時までで年中無休。主な客層は、昼間は近隣のサラリーマンや買い物客、夕方からは学生や家族連れなど地元の常連客が多いという。男女比が6対4とラーメン店としては女性客が多いのが特徴だ。
店主の山岡氏と奥様のほか、スタッフは正社員1名とアルバイト10名で構成されており、オープンから昼の時間帯は店主夫婦の2名で運営し、混雑する夕方から閉店まではアルバイトが常時1~2名入る。アルバイトは大学生と高校生で、高校生は夕方16時ごろから21時、大学生は20時ごろから閉店まででシフトを組んでいる。
ミスが多く非効率な深夜作業を『Airシフト』が改善
『Airシフト』の導入は今年1月から。それまでの紙によるシフト作成が体力的にも精神的にも負担が大きく、限界を感じていたことが動機となった。
「還暦近い私がシフト作成で四苦八苦しているのを横で見ていた娘から、『もっと便利な方法があるよ』と言われまして……。シフト管理システムをネット検索した中に『Airシフト』を見つけました。他社と比べて操作が簡単で、しかもスマホアプリでいつでもどこでも管理できる点が導入の決め手となりました」と山岡氏。導入以前は、営業終了後の深夜3時から明け方5時までをシフト作成に費やし、完成まで1週間ほど掛かっていたと言う。同店では毎月初めのシフト更新に合わせて前月20日にスタッフ全員から翌月の希望シフトを収集していたが、すべての希望シフトが期日までに集まることはなかったという。
「20日に希望シフトが揃うことはまずなくて、シフト表がつくれず困っていました。提出済みのスタッフを優先してシフト作成するのですが、31日ぎりぎりに完成ということもしばしばで、翌月最初のシフトの子には個別に連絡していました。シフト作成に充てる営業終了後の深夜は疲労もあり、間違えや転記ミスなど、思えば非常に効率が悪かったですね」
『Airシフト』導入後は、スタッフから送られてくる希望シフトがPC画面に自動反映されるため転記ミスがなくなり、スタッフに提出日を知らせるリマインド機能で提出率そのものも向上した。そのため作成にかける時間はほぼ半減したという。
アプリを活用することでスムーズなシフト調整を実現
「作成時間が短縮されミスがなくなったうえ、リマインド機能やチャット機能のおかげで希望シフトを提出していない子に催促する手間が省け、出勤依頼調整もスムーズになりました」と山岡氏は語る。アルバイトの学生たちは学校と部活、試験などで何かと忙しく、これまで個別に連絡してもすぐに返事が来なかったり、こちらが業務中で連絡に気付かなかったりすることも多々あった。たとえばチャットアプリで何度もやりとりを重ねるなかで、確定シフトがスタッフに正しく伝わっていないことも。実際に、店内に貼りだしたシフト表を見て初めて自分のシフトを知るスタッフもいたという。
そこで山岡氏は、スタッフ全員にスタッフ用シフト管理アプリ『シフトボード』を利用してもらい、自身もスマホに『Airシフト』アプリを入れることで、PCが使えない業務中でもスタッフとの連絡や確認をスムーズにできるようにした。『Airシフト』アプリならシフト調整依頼があってもすぐに対応でき、確定すれば自動でシフト表に反映されるため、スタッフとの連絡ミスは皆無になったそうだ。
人気店店主の多忙な毎日を支援する『Airシフト』は、山岡氏にとって頼もしい片腕となっている。
店舗情報
麺屋鼎
神奈川県相模原市南区相模大野3-9-3
○営平日・土曜 11時~翌2時
日曜・祝日 11時~24時
無休
業種:飲食店/ラーメン
スタッフ数:13人
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