「The3rd.Shibuya」の導入事例

隙間時間の2時間で8人分のシフト作成が完了

スタッフは現在8名で、全員がアルバイトだ。厨房とホールとは役割分担せずに、11時30分～20時の営業時間中通しで働くスタッフ1名ほか、ランチタイムを挟む11時30分～15時にもう1名が入る2人体制を基本に、週末など予約が多い時には夜間も2人体制で運営している。

「オープン時に『Airレジ』を採用したので同じIDですぐに利用できる『Airシフト』と『Airメイト』を導入し、同時に『シフトボード』も利用し始めました。使い慣れたスマホで希望シフトが出せる『シフトボード』はスタッフにとても好評です」と語るのは店長の中川原彩咲氏。半月ごとのシフト改定では、それぞれ5日前までに次回分の希望シフトを提出してもらい、全員分が揃ったところで過不足分を調整し、オーナー確認を経てシフトが完成する。業務の合間にかけるシフト作成時間は2時間ほどだという。現在20年８月にオープンした姉妹店「ザサード鎌倉」と2店舗分のシフト管理を担う中川原氏は次のように話す。

「鎌倉店は学生を中心にアルバイト人数が多いため複雑なのですが、いつでもどこでもパソコンやスマホからアクセスしてシフト作成できるので負担に思ったことはありません。ただ、これまではシフト作成の際、調整後追加でスタッフに出勤依頼をする時は『Airシフト』にある管理画面上で個別にやり取りできるチャット機能を利用し、希望シフトを提出し忘れたスタッフに提出を促す際はスタッフ全員が共有しているチャットアプリを使うなど、コミュニケーション手段を使い分けていたため、催促がちょっと面倒と感じていました」

しかし、『Airシフト』には、希望シフトの提出期限が近付いてきたときにスタッフに提出のリマインドを自動通知する「リマインド設定」があるので、こちらを利用すればチャットアプリに打ち込む手間が省ける。今回の取材でこの「リマインド設定」を知った中川原氏は、さっそく次回から活用してみるそうだ。