導入事例
「KOPIKALYAN 東京」の導入事例
カフェKOPIKALYAN 東京
スタッフ数9人
ディレクター ケニー・エラワン・チャヒャディ 氏
この記事は月刊食堂2021年8月号に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください
東京・原宿の「KOPIKALYAN 東京(コピカリアン 東京)」は、インドネシア・ジャカルタに本店を構えるコーヒー店「KOPIKALYAN」の海外進出1号店だ。世界第4位のコーヒー生産国インドネシアでは、マンデリンやトラジャなど日本でもおなじみのコーヒー以外にも多種多様なコーヒーがつくられている。コピカリアン 東京では農園から直接買い付けて自社焙煎される多彩なインドネシアコーヒーを提供。独自のエスプレッソブレンドや希少なシングルオリジンコーヒーなど、同店以外では出会えないコーヒーを求めるコーヒーマニアや在日インドネシア人の間で評判となった。加えてエリアにマッチした店舗とコーヒーアイテム、かわいいフォルムのコーヒーゼリーが若い女性の間で話題を呼び、今では平日土日を問わず大勢の女性客で賑わっている。営業時間は12時から19時まで。約30坪35席で客単価約1150円、月商250~300万円を弾き出す。
日本独特のシフト管理への戸惑いを 『Airシフト』が一気に解消
5年前のジャカルタ本店立ち上げから関わり、コピカリアン 東京のディレクターとして来日したケニー・エラワン・チャヒャディ氏は、『Airシフト』の導入経緯を次のように語る。
「日本の親せきが飲食店を経営していて、そこでiPadひとつでレジもシフト管理も予約管理もできるリクルートの業務・経営支援サービスを知りました。インドネシアにはない便利なシステムに驚くと共に、ぜひ使いたいと思って『Airレジ』を契約導入し、その後アルバイトを採用した時点でシフト管理の必要性から『Airシフト』と『シフトボード』を導入。『シフトボード』は自分のスマホにアプリを入れて使いやすさを実感してからスタッフにも使ってもらうことに決めました」
ケニー氏が働いていたインドネシアは様々な宗教が共存するため公休日が多く、勤務時間内でも礼拝の時間を保証するなど、日本とは文化が大きく異なる。そのため働き方もフレキシブルで、きっちりとしたシフト管理はなかったという。
「その点、日本では一人ずつ曜日と時間をきっちり決めてシフトを組むため、戸惑いがありました。でも『Airシフト』は管理画面を見るだけで、曜日と時間帯ごとの各スタッフの希望が分かり、微調整だけでシフト表がすぐに完成するので、戸惑いも一気に解消されました」
同店では現在、正社員はディレクターのケニー氏とバリスタ2名の計3名と、アルバイト6名の9人体制で運営。アルバイトの多くは他の仕事と掛け持ちしているため勤務は平均週3~4回。勤務時間については、各スタッフの希望を尊重しているためまちまちだ。しかし『Airシフト』のタイムカード機能を利用すれば、各スタッフが出退勤時にiPadをタッチするだけで出退勤管理ができ、給与計算もスムーズにできるので助かっているとケニー氏は語る。
同店では月2回、1日と15日にシフト作成をしており、それぞれ10日前から次回の希望シフトを募り、全員分が揃ったところでシフト表を作成する。「仕事の合間にシフト作成しますが、ほとんど人数調整をしないので、作成にかかる時間は合計しても数十分くらいです」とケニー氏。『Airシフト』の管理画面では、時間帯ごとの必要人数に対しての過不足が表示されるが、当店では人員が不足する時間帯があれば正社員で補充し、人員超過の時間帯はそのままにしているという。
『Airシフト』が人事担当者の1.5倍分の働きをするので、業務に集中できる
「人数に余裕があれば、手の空いたスタッフにバックヤードでコーヒー豆の販売関連の仕事をやってもらったり、バリスタの勉強をしてもらったりしています。私は人数にゆとりを持たせることで、スタッフの満足度が高まり、結果的にサービスの質を向上できると考えています。その実現に貢献しているのが『Airシフト』です。『Airシフト』が1.5人分の仕事をこなしてくれるので、人件費削減につながり人事管理にかかる時間も大幅に効率化できています。それによって余裕のある運営体制を実現し、浮いた人件費でスタッフの育成にも投資できます」
そう語るケニー氏自身も『Airシフト』のおかげで経営管理業務に注力し、スタッフのスキルアップにも貢献できている。『Airシフト』はもはや、同店に欠かせないスタッフの一員であるようだ。
スタッフの声
オープン間もない1月から他の仕事と掛け持ちしながら週2~3日、平日は11時から18時まで、忙しい土日は20時まで勤務しています。『シフトボード』は学生の頃にアルバイトの給料計算に使ったことがありますが、シフト管理用には今の仕事で初めて使いました。以前のバイト先では希望シフトを紙に手書きして提出していたので、その手間が省け、仕事先に行かなくても自宅や電車の中から希望提出できる点が便利ですね。また確定したシフトが自動で色分けされて予定表に入るので、間違いなく日程確認できます。時々、うっかり希望シフトの提出を忘れてしまうことがあるので、今後はリマインド機能を活用したいと考えています。
店舗情報
KOPIKALYAN 東京
東京都渋谷区神宮前6-15-14 ガーデンスクエア原宿1F
○営12時~19時
(L.O.18時30分)
無休
業種:飲食店/カフェ
スタッフ数:9人
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