有限会社フクヤ商店の導入事例

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導入事例

福田 浩章 氏

「有限会社フクヤ商店」の導入事例

落花生専門問屋有限会社フクヤ商店

スタッフ数30人

代表取締役 福田 浩章 氏

この記事は月刊食品商業2022年1月号に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

落花生の加工、販売、卸を行う専門問屋

落花生の栽培に適した温暖な気候と水はけの良い豊かな土壌に恵まれ、生産量日本一を誇る八街産落花生。地元の生産者約30軒から届く落花生の加工を行い、店頭販売とEC、スーパーなどの小売店への卸も行っている

落花生の加工、販売、卸を行う専門問屋

千葉県八街市で1950年の創業以来、八街産落花生の魅力を全国に発信しているのが有限会社フクヤ商店だ。

同社は地元の生産者から仕入れた落花生の加工、販売、卸を行う落花生専門の問屋。千葉県の地場品種である「千葉半立」「ナカテユタカ」「Qなっつ」の3種を主体に、さや煎りや素煎り、茹で落花生、チーズやイチゴなどの味が付いた豆菓子など、バラエティ豊かな商品を展開する。日常的に食べるおやつやおつまみとしてだけでなく、贈答品としても評価が高く、八街産落花生のファンは多い。

手書きからデジタルに移行でうっかりミスがなくなり繁忙期でも心に余裕ができた

繁忙期のシフト管理を楽にしたいと『Airシフト』を導入。パート従業員の都合に合わせて働くことができる環境づくりにつながった

手書きからデジタルに移行でうっかりミスがなくなり繁忙期でも心に余裕ができた

同社は、落花生の販売店と加工工場を同じ敷地内で運営。従業員は現在、販売店5人、製造25人の計30人が在籍し、全てパート従業員で構成される。

3代目を務める代表取締役の福田浩章氏は、事業承継後のパート従業員の働き方について次のように話す。

「僕が事業を引き継いだ10年前は9時から17時までの固定勤務で、パート従業員の皆さんのシフト管理をする必要がほとんどありませんでした。パート従業員は主に主婦層ですが、徐々に世代が若返り子育て世代の方が増えてきた頃から、彼女たちそれぞれの都合に合わせた働き方ができる体制づくりを強化しなければと考えるようになりました。人手不足で採用が難しい昨今、雇用した方々が長く働きたいと思える職場にする必要があると思ったのです」

働きやすい環境づくりの必要性が高まっていたことに加え、同社では毎年11〜1月の繁忙期に短期アルバイトを採用。1日3時間勤務の短期アルバイトが増えるこの時期は、シフト管理が煩雑になっていた。そこでシフト管理業務を簡素化するため、2020年3月にリクルートが提供するシフト管理サービス『Airシフト』を導入した。

導入前は、従業員から休みの希望を聞いて、福田氏が手書きでシフトを作成。特に希望提出のための仕組みを持たず、一人一人に口頭で聞いて福田氏が記憶し、紙に反映させていたためミスが多かったという。

「この日は人員を余計に確保しなければならないのに、出勤できる人を集めることをうっかり忘れたり、シフト作成を後回しにしてしまうことでの失敗も多くありました。というのも、ずっと固定シフトでやってきたので『シフト管理は面倒な業務』と捉えてしまっており、業務の中で重きを置いていなかったのです。『Airシフト』の導入で、シフト作成に頭を使ったり、時間をかけたりする必要がなくなった他、うっかりミスがなくなったことがメリットですね」(福田氏)。

繁忙期はシフトの調整を依頼されるとついイライラしてしまうこともあったが、『Airシフト』を導入してからは余裕を持って対応できるようになった。また、リクルートが提供するバイトのシフト管理・給与計算アプリの『シフトボード』でパート従業員は休みの申請も提出できるため、口頭で希望を聞く必要がなくなった他、人員不足の際の出勤打診も『Airシフト』から『シフトボード』経由で行えるなど、シフト管理をスムーズに行えるようになった。

スタッフは『シフトボード』経由で希望が言いやすい環境に連絡ツールとしても活躍

以前は口頭で休み希望を聞いて手書きで作成していたシフトが自動化でき、シフト管理に費やす時間が削減された

スタッフは『シフトボード』経由で希望が言いやすい環境に連絡ツールとしても活躍

『Airシフト』の導入は、勤続年数の長いパート従業員の意識改革につながるという効果も発揮している。

「長く働いてくれている方は、責任感の強さからなるべく仕事を優先しようとしてくれます。しかし僕からすると、もっと自分のプライベートを大切にしてほしい。『Airシフト』と『シフトボード』があることで、休みや1時間早く上がりたいといった希望が言いやすくなったことは大きいですね。結果、働きやすさも改善して長く働いてもらうことにつながりました」と福田氏は言う。

また、従業員への一斉連絡が簡単になった点もメリットの一つ。これまで従業員への連絡は電話が主な手段であったため、自然災害の発生時など「急に出勤ができなくなった」といった従業員からの連絡を電話で待ったり、出勤予定の従業員に福田氏が一人ずつ電話するといった方法を採っていた。こうした連絡を『Airシフト』で行えるようになったことで、電話前で待機するといった無駄な時間がなくなった。

「『シフトボード』は60代の方でも数回で慣れるくらい、導入がスムーズでした。他のコミュニケーションアプリはプライベートで使っている方が多いため、業務連絡用として使うことを避けていましたが、『シフトボード』は業務連絡の専用ツールとして活用できるので役立っています」(福田氏)

同社の今後の目標は、八街産落花生を一人でも多くの人に知ってもらうこと。それに向けた事業拡大に合わせ、地元の雇用にも貢献していく考えだ。

スタッフの声

業務連絡や給与計算を直観的な操作でできる点が『シフトボード』の魅力

業務連絡や給与計算を直観的な操作でできる点が『シフトボード』の魅力

スタッフ髙橋由貴さん(写真左)

スタッフ福田佳世さん(同右)

入社したのは2020年2月。週4〜5日、1日5時間程度、販売店で働いています。主な業務内容は店舗にいらしたお客様の接客と、EC注文の発送です。
『シフトボード』は入社してから初めて使いました。使い方は、マニュアルを見たり他の従業員さんに教えてもらったりしてすぐに慣れました。直感的な操作ができるので分かりやすいですし、休み希望の提出も簡単です。また急な休みの連絡も『シフトボード』からできるので、電話の必要がなく便利ですね。
特に毎月の給与が自動で計算されて見えるので、収入計画が立てやすいです。夫の扶養範囲内で働く場合、今年はあといくらくらい働けるといったシフトのコントロールができるので重宝しています。(スタッフ 髙橋由貴さん)

店舗情報

有限会社フクヤ商店

〒289-1103 千葉県八街市八街に242

業種:小売/落花生専門問屋
スタッフ数:30人

有限会社フクヤ商店
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