株式会社fuvの導入事例

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導入事例

代表取締役 小熊 稜汰 氏

「株式会社fuv」の導入事例

古着専門店株式会社fuv

スタッフ数社員5人、アルバイト6人

代表取締役 小熊 稜汰 氏

この記事は月刊ファッション販売2022年1月号に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

下北沢で3店舗を展開する人気の古着専門店

下北沢で3店舗を展開する人気の古着専門店

オンラインストアからスタートし、2020年1月に古着の一大マーケットである東京・下北沢に1号店をオープンした「fuv(ファブ)」。21年2月には2号店を、同年10月には3号店を出店し、今下北沢で勢いのある古着専門店として注目されている。

コンセプトは「お気に入りの古着屋」。海外から仕入れるトレンドを意識したラインアップで、同店を目指して訪れるお客様も多い。各店舗とオンラインストアを合わせたSNSフォロワー数は計5万人に届き、10代後半〜20代に支持される新鋭の古着店として注目度も高い。

将来的な人員増に備え シフト管理の仕組み化に着手

将来的な人員増に備え シフト管理の仕組み化に着手

fuvは、株式会社fuv代表取締役の小熊稜汰氏と、友人でバイヤーの2人で立ち上げた古着専門店。1号店のオープン当初は、店舗接客とEC販売の管理を2人で回していた。20年2月にアルバイトを1人採用したときから、リクルートが提供するシフト管理サービス『Airシフト』の導入を開始。導入当初は少人数であったため、『Airシフト』でのシフト管理を目的にするというより、1カ月分のシフト表を印刷し、誰がいつ出勤しているかがひと目で分かるようにするために活用していた。

「創業時から多店舗展開を目指していましたし、いずれ人が増えたときのためにシフト管理の仕組みは持っておこうと、1号店のオープン時から『Airシフト』を導入しました。『Airシフト』は、リクルートが提供しているサービスということで、大手企業の信頼があったことが導入の決め手になりました。マニュアルを読めば操作が難しいことはなく、直感的に利用できる点も魅力で、これならシフト管理が簡単に行えるだろうと判断し導入を決めました」と小熊氏は言う。

店舗の出店に伴い人員も増えていき、現在は社員5人、アルバイトスタッフが6人の体制に。社員の役職はバイヤー、管理職が各1人、店長とエリアマネージャーで3人。アルバイトは1号店と3号店で2人、2号店に4人を配置している。

スタッフは『シフトボード』経由で希望が言いやすい環境に連絡ツールとしても活躍

勤務時間は平日、土・日・祝日それぞれで固定のため、シフト作成は主に休日の調整のために行っている。限られた人員の中で、別の店舗のアルバイトスタッフがシフトに入るケースも多いという。

シフト作成は月2回。アルバイトスタッフは、同じくリクルートが提供するスタッフ用シフト管理アプリの『シフトボード』経由で休日希望を提出。期日までに希望の提出がない場合は、『シフトボード』に提出のリマインドが送られるため、希望シフトの収集もスムーズに行える。

「以前は、シフトに入ることができる日でも休日希望を出すスタッフがいて、シフトが埋まらないことが多かったのですが『バランスを見てきちんと休みをあげるから、特に予定がない日については出勤可能で出してほしい』と皆にお願いしました。これによりシフトが組みやすくなり、アルバイトスタッフの希望通りに休みを与えることもできるようになりました」(小熊氏)

小熊氏のこうした工夫により、スタッフにとってもより働きやすい環境へと改善した。

シフト管理の権限をエリアマネージャーに委譲 誰でも使える操作性で引き継ぎもスムーズに

シフト管理の権限をエリアマネージャーに委譲 誰でも使える操作性で引き継ぎもスムーズに

これまでのシフト作成は小熊氏が担当していたが、現場に立つ時間が減り現場スタッフとのコミュニケーション機会も減少した。そこで21年7月より、3店舗を統括しているエリアマネージャーの蓬田旭人氏にシフト作成を一任した。

「前述の通り、『Airシフト』は直感的な操作でシフト作成ができるため、シフト管理の権限委譲もスムーズでした」と小熊氏。誰でも使いやすいユーザーインターフェースにより、業務の引き継ぎも難なく行えたことは、成長企業にとって大きなメリットだろう。

一方、現在シフト管理を担当する蓬田氏は、『Airシフト』を使った感想を次のように話す。

「今、3店舗でアカウントを分け、それぞれでシフトを作成しています。『シフトボード』で届く休日希望は『Airシフト』に自動で反映されるため、あとは細かな調整のみで非常に簡便です。今は操作も慣れてきたので、1時間ほどで3店舗分のシフト作成が終わります。これまでの業務に加えてシフト作成という業務が増えましたが、シフト作成には時間がかからないのでその他の業務への支障はありません」

また、使ってみて便利だなと感じたのは色分けの機能。当社では平日、休日、有給、他店舗へのヘルプ勤務で色分けしています。スタッフも、色を見れば自分の勤務時間や勤務場所がすぐに分かるので便利です」

21年に入りアルバイトスタッフを増やしたが、当初より『Airシフト』を使っていたおかげで急激な人員増でもシフト作成を円滑に行うことができ業務の負担も軽減されている。

同社の今後の目標は、地方出店とEC販売の強化。「まずは下北沢での基盤を盤石なものにするため、4店舗まで拡大します。それから地方のマーケットに目を向けていく考えです」と小熊氏は話した。

スタッフの声

スマホ一つで時間と場所を選ばずシフト提出ができる

シフトボードを使うことで、簡単に休み希望と出勤の提出ができる点が一番のメリットです。スマホさえあれば、いつでもどこでもシフト希望が出せるため、時間を有効的に使うことができるのもありがたいですね。
最初はアプリの存在を知らなかったので、使いこなせるか不安もありました。しかし一度使い方を教えてもらうだけで、後は直感的に操作ができ、すぐに使いこなすことができました。
シフトが確定すると、いつ出勤でいつ休みかが分かりやすく表示される点でも、使いやすさを実感しています。
特に給与計算機能に利便性を感じています。シフトを基にいくら稼げたかがすぐに見えるので、来月はもっとがんばろうといった調整もしやすいと感じています。

店舗情報

株式会社fuv

〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-34-3 クリスタルベスルビル2階

営業時間:12時~19時30分(平日)11時~20時(土・日・祝日)
定休日:なし(年末年始を除く)
https://www.fuvused.jp/
業種:アパレル・日用品/古着専門店
スタッフ数:社員5人、アルバイト6人

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