導入事例
「ニュー中野酒場 鈴忠」の導入事例
居酒屋ニュー中野酒場 鈴忠
スタッフ数10人
代表 鈴木 賢 氏
この記事は月刊食堂2022年2月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください
毎週更新するシフトの作成がわずか5分で終了『Airシフト』と『シフトボード』の連携で手間も時間もかけないシフト作成が実現
東京・中野の「ニュー中野酒場 鈴忠」は、2019年6月オープンの活気あふれる居酒屋だ。自慢は自家製白だしをベースに煮込んだ「おでん」と、代表を務める鈴木賢氏の故郷山形から直送される里芋でつくる「芋煮」。さらに豊洲から仕入れる新鮮な魚介や油にこだわった串揚げなど、酒呑みが喜ぶ料理構成。合わせる日本酒も山形の地酒「東光」を始め知る人ぞ知る地方の銘酒を取り揃えている。一方、大衆酒場に欠かせないキンミヤ焼酎をボトル950円、20種余りある割り材を100円と250円で提供。料理も日本酒も1000円以下の大衆価格ゆえコスパの高さでも人気を博している。
店舗規模は10坪18席。ほかに立ち飲みスペースもあり、板材を多用した店内は明るく清潔感がある。「コンセプトは古き良き大衆酒場の文化を自分なりに新しくしたネオ大衆酒場です」。そう語る鈴木氏はこれまでの飲食店経験を活かし、安くて美味しい、女性一人でも利用しやすい店でありたいと考えている。主な客層は30〜40代で男女比は6対4だが、地元に住む老夫婦や若い女性グループなどのファンも多く、幅広い客層を掴んでいる。
スタッフは鈴木氏を除いて10人。うち正社員の店長以外は20代の若いアルバイトスタッフで、学生、フリーター、ダブルワークと属性は様々だ。シフトの入り方もバラバラだが、全員が入るグループチャットアプリを活用してコミュニケーションを図ることで、少人数ながらオペレーションはスムーズだと言う。
変更も簡単な『Airシフト』でストレスなし
鈴忠では開店時より『Airシフト』を導入。店長がシフト作成を担っている。
「前に店長を務めていた店では自分がシフト管理担当で、紙で希望を集めてシフト表をつくり写真に撮ってスタッフに送っていました。実際にはバイトリーダーがあらかじめ全員の希望を調整してくれていたので作成そのものは簡単だったのですが、日常業務の合間なので時間がかかり、シフト決定後も絶対に変更があるのがストレスでしたし、調整して書き直すのもとても負担でした。そこで新店ではアナログなやり方をやめてシフト管理サービスを使おうと決めていました」
リクルートの 『Airビジネスツールズ』『Airレジ』、『Airペイ』、『Airメイト』を使っていた鈴木氏は、同じIDですぐに始められる手軽さから『Airシフト』を導入。シフト管理を店長に任せた今は、自分は経営業務に専念できているという。
鈴忠では勤務時間を、「開店準備から希望する時間まで」、「開店から閉店まで」、「開店後の希望する時間から閉店まで」の3つのパターンに分けて月4回、週の始めにシフト更新している。必要人数は各時間帯に3人と、鈴忠に隣接する姉妹店「アジアン酒場 ベニハナ」に2人の合計5人。鈴忠での業務を基本としながらも、慣れたスタッフを隣のベニハナにも送り、ホール担当を任せている。
業務の隙間時間を使ってわずか5分でシフト作成完了
スケジュールとしては毎週木曜日に翌週月曜日から日曜日までの希望シフトを集め、日曜日に新シフト表をスタッフの『シフトボード』に送るが、実際は金曜日にほぼ全員の希望シフトが集まるのでシフトはすぐに決まる。管理画面を見て希望した時間のダブリが1時間ほどだったら店長の裁量で時間をずらして配置するので、5分ほどの調整時間でシフト表は完成する。どうしても人数が足りなかったり、急にシフトの穴が空いたりした場合のみ、スタッフ全員が入っているグループチャットを通じて出勤依頼をし、補充しているそうだ。
鈴忠では今のところ、『Airシフト』をシフト作成と管理のみに特化させて、タイムカード機能などの勤怠管理には利用していない。今後店の規模が大きくなり、勤怠管理業務も見直しが必要になった時には『Airシフト』の様々な機能をもっと活用したいと鈴木氏は考えている。
『Airレジ』に使っている店内のタブレットでシフト作成。毎日のシフト確認もこのタブレットを活用している。
勤務時間は開店準備から閉店までの時間で3パターンを用意し、スタッフは週に一度希望パターンを『シフトボード』から送信。全員分の希望シフトが管理画面に揃った時点で過不足をチェックし適正人数になるよう調整した後、確定シフトをスタッフの『シフトボード』に送る。後の変更はチャットアプリを通してスタッフ全員に連絡して調整する。
東京メトロ・新中野駅前交差点から中野方面に2分ほど歩くと「大衆酒場」と書かれた大きな暖簾が目に入る。10坪ほどの店内は入ってすぐに立ち飲みスペースがあり、カウンター越しにキンミヤ焼酎とジュースなどの割り材が見える。奥ではおでん鍋や牛煮込みの大なべが湯気を立てており、昭和の酒場を彷彿とさせる温かみのある空間だ。黒板メニューにはおすすめの日本酒ほか、店主の故郷山形から取り寄せた野菜を使った料理や、旬の刺身など魅力的な酒肴が並ぶ。
スタッフの声
スタッフ 浅田 明子さん
今は週4日勤務で2日は開店時から閉店まで、残り2日は13時から開店準備に入り、次の人が来たら交代するといったシフトです。もともと機械に苦手意識があってスマホも電話とチャットアプリしか使っていなかったので、初めての『シフトボード』に不安もありましたが、すぐに使いこなすことができました。掛け持ちしているバイト先では希望シフトを紙に書いてバイト先に持って行かなければならないのですが、『シフトボード』は提出の場所と時間を選びません。他の人のシフトを確認できる点も便利です。希望シフト提出が毎週のことなので、以前の履歴からワンタップで希望提出できる機能も時間短縮になりますね。
店舗情報
ニュー中野酒場 鈴忠
東京都中野区中央4-6-10 高橋ビル102
営業時間: 月〜金・祝前日 16時30分〜23時30分
(フードL.O. 22時30分、ドリンクL.O.23時)
土・日・祝日 15時〜23時30分
(フードL.O. 22時30分、ドリンクL.O.23時)
水曜休
業種:飲食店/居酒屋
スタッフ数:10人
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