導入事例
「株式会社KOMPEITO」の導入事例
設置型社食サービス株式会社KOMPEITO
スタッフ数社員43名、アルバイト12名
OFFICE DE YASAI 運営グループ 岩﨑 健 氏
この記事は月刊食品商業22年8月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください
健康的な食事を届ける設置型の社食サービスを展開
「OFFICE DE YASAI」(「オフィスで野菜」)は、株式会社KOMPEITOが提供する設置型の社食サービスで、全国4000拠点以上の企業で導入され注目されている。
プランの一つ「オフィスでやさい」では、導入企業はオフィスに専用冷蔵庫を設置するだけで、週1回からサラダやカットフルーツ、惣菜など50品以上の商品を配達員に届けてもらえる。企業が月額料金を支払う契約のため、従業員は1品税込100円から商品を購入可能。コンビニよりもお得に商品が購入でき、野菜やフルーツを使った商品は健康的であることから従業員満足度向上につながると、福利厚生の一環として採用する企業も多い。
その他にも、冷凍の惣菜30品を毎月届ける「オフィスでごはん」というプランも展開。近隣に飲食店やコンビニがないといった企業から絶大な支持を獲得している。
全国12名のアルバイトを『Airシフト』で一元管理 シフトの自動反映で、15〜20分でシフト作成が可能に
「オフィスでやさい」と「オフィスでごはん」は全国対応のサービスだが、自社で配送拠点を持たないのが一つの特徴。都内や愛知・名古屋、大阪などは、その地域にある牛乳販売店を間借りし、牛乳配達の時間外で配達を行っている。それ以外の地方は、最寄りのピッキングセンターから各地域のヤマト運輸の配送センターに商品を送り、そこから地元の配達スタッフがピックアップして企業へ配達する流れを採用する。
「現在、全国を13エリアに分けて配達を管理しています。配達はアルバイトスタッフが主に行い、主婦が多いですね。勤務時間は基本9〜11時としていますが、午前中に商品を届けることができればよいので、時間の融通が利く点で主婦には働きやすい環境だと思います。各地域によって人員体制は異なり、例えば岩手県は週2回の配達を2人のアルバイトで行っています。一方で都内の潮見エリアは4人の配達員で、1日40社ほど訪問します」と話すのは、OFFICE DE YASAI 運営グループ岩﨑健氏だ。
全国のアルバイトスタッフのシフト作成は、本社勤務の岩﨑氏が担当。2020年10月からシフト管理業務を担当しているが、以前は地方の拠点が少なかったため、メッセンジャーアプリでエリアごとのグループを作り、そこにシフト希望を提出してもらい、表計算ソフトを使ってシフトを作成していた。しかし、エリアが増えたことでアプリ上のグループも増え管理が煩雑になった。また、同社では不規則にシフトに入るスタッフもいて、シフトを調整する負担が大きくなった。スタッフの人数も増えたことで、シフト希望の収集とシフトの調整、確定したシフトを配信する上でコミュニケーションの手間が増え、全体の総勤務時間やコストの試算も難しくなってきたという。スタッフについても、各自のシフト提出と管理が一元化されていなかったこともあり、シフトの一元管理を目的に、株式会社リクルートが提供する、やりとりも作成もラクになるシフト管理サービス『Airシフト』の導入を決めた。
シフト希望は、スタッフ用シフト管理・給与計算アプリの『シフトボード』で提出。地方は配達する曜日が固定で、都内などはアルバイトの出勤する曜日が固定のため、岩﨑氏は主に休み希望の状況を見てシフト調整を行っている。
「『Airシフト』上では、アルバイトスタッフの氏名をエリアごとに北から順に一覧にしています。『シフトボード』経由で提出された休み希望は赤字で表示されるため、休み希望を目で追えるのが非常に便利です。また一覧で出勤日が確認できるので、人員の過不足もすぐにわかります」(岩﨑氏)
シフト希望の提出締切は毎月15日で、25日前後までにシフトを確定している。『Airシフト』は『シフトボード』経由のシフト希望を自動で反映できるため、細かな調整のみでシフト作成の負担を大幅に軽減できる。岩﨑氏の場合は「シフト調整だけで15〜20分で終わる」というほど、あっという間にシフト作成ができているという。
『Airシフト』『シフトボード』共に直感的に使えスムーズな導入が実現 スタッフとのコミュニケーションを優先できる
岩﨑氏は『Airシフト』を前任者から引き継ぎ、シフト管理を担当している。「引き継ぎ時に、特に『Airシフト』の使い方のレクチャーは受けていませんが、直感的に使うことができました。触りながら覚えていくだけで、十分使いこなすことができるほど操作は簡単で、引き継ぎもスムーズでした。また、配達スタッフには採用時、『シフトボード』の使用をお願いするのですが、特に細かな説明をせずとも、使い方の問い合わせなども来ないので、簡単に使えているのだと思います。なかなか顔を合わせる機会がないからこそ、日々のコミュニケーションを大切にしています。『Airシフト』の導入で、結果的に業務に関する質問の時間が短くなり、配達スタッフとのコミュニケーションに多くを割けるようになったことが非常に良かったです」(岩﨑氏)
現在、北海道、千葉、和歌山、沖縄にあるピッキングセンターを、年内に宮城、福岡、鳥取に増設予定。配達エリアの拡大を目指すとともに、配達スタッフを全国に配備できる体制を整えていく。
「配達スタッフはお客様となる企業と直接コミュニケーションが取れる存在であり、お客様からの声を回収することができます。得られたお客様からの声をサービス改善につなげるため、配達スタッフを増やしサービス向上に努めたいと考えています」と岩﨑氏は話した。
スタッフの声
北川 亮予さん
2020年の11月に入社し、現在は週3回の勤務で加盟企業様にサラダやフルーツなどを配達しています。シフト希望の提出は、月一度だけ。『シフトボード』は初めて使いましたが、特に使い方のレクチャーがなくても直感的に操作ができました。また、スマホにアプリを入れておくので、ふと時間が空いたときなど、手軽にシフト提出ができるので助かっています。1日の勤務時間はおよそ6〜8時間で、出勤時間も決まっています。シフト希望を提出する際、一度追加した勤務時間は履歴が出てくるので、それを選択すればあっという間にシフト提出が終わるのでとても楽です。
店舗情報
株式会社KOMPEITO
東京都品川区西五反田2-28-5 第二オークラビル5階
業種:サービス/設置型社食サービス
スタッフ数:社員43名、アルバイト12名
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