「Ganzo」の導入事例

『Airレジ』と『Airシフト』の導入で業務管理のコストを大幅削減

長引くコロナ禍で宴会需要が減り、売上もコロナ前と比べて半減していた今年3月、新店長に就任した清水氏はまず業務管理にかかる経費を見直した。「それまで使っていたPOSレジと飲食店トータルシステムクラウドサービスを、『Airレジ』をはじめとする業務・経営支援サービスに変えました。その際に、シフト管理サービス『Airシフト』も導入しました。『Airシフト』は初期費用無しで開始でき、利用開始月と翌月は無料体験期間として費用はかからない。その後も利用料金はスタッフ1人あたり月額110円（税込）のみと、それまで使っていたシステムが1店舗当たり月5万円だったことに対し大幅なコスト削減が実現しました」。

同店のスタッフは現在、社員2名とアルバイト18名で、平日はキッチンに社員1名とアルバイト1名、ホールに社員1名とアルバイト1～2名を配置。忙しい金曜夜と土曜日にはホールスタッフを2～3名加配するが、学生が多いためシフト作成は複雑だ。以前使っていたシステムでもある程度のシフト作成はできていたが、シフト希望集めと確定シフト共有に関しては『シフトボード』と連携する『Airシフト』が非常に簡単かつ便利で、使い勝手の良さを実感したと清水氏は言う。

「以前のシステムでは、スタッフがシフト希望を提出するのに店にあるパソコンに直接シフト希望を打ち込む必要がありました。出勤したスタッフが自分で打ち込むこともありましたが、多くはチャットアプリで送られてきた希望を私の方で店のパソコンに転記していました。また出来上がったシフト表もいったん表計算ソフトに落としてからPDFに変換して自分の携帯に送り、それをチャットアプリに添付してスタッフに送っていました。今考えると非効率的なやり方でしたね」。

『Airシフト』ではスタッフが持つ『シフトボード』から送られたシフト希望が、管理画面上に自動反映されるので転記の手間がなくミスも起きない。また確定シフトもワンクリックで『シフトボード』に送られて共有できるので以前のやり方に比べ効率的で、時間も大幅短縮された。

『Airシフト』にはシフト表作成と同じ管理画面上にスタッフが持つ『シフトボード』と直接やりとりできる「チャット機能」があり、人員不足枠への出勤依頼や、多い場合の時間変更依頼がシフト表を見ながらでき、スタッフからの承認もその場でシフト表に反映される利点がある。「当店ではシフト希望の重複調整はこちらに一任させてもらっていますが、追加の出勤依頼などは、急ぎの時チャットアプリを使うことがあります。しかしチャット機能ならプライベートな連絡に紛れることがないため、もっと活用すべきと考えています」（清水氏）。シフト関連は『シフトボード』に一本化することを、スタッフに周知徹底するのが目下の課題とのことだ。