東京洋菓子TANGRAMの導入事例

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(株)タングラム 代表取締役 高山 聡氏

「東京洋菓子TANGRAM」の導入事例

洋菓子専門店東京洋菓子TANGRAM

スタッフ数7人

(株)タングラム 代表取締役 高山 聡 氏

この記事は月刊食品商業23年1月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

人気のパウンドケーキは毎日焼き上げる。売れ筋は気にせず、スタッフと共に試食し、食べておいしいと思えるものを商品化

人気のパウンドケーキは毎日焼き上げる。売れ筋は気にせず、スタッフと共に試食し、食べておいしいと思えるものを商品化

パウンドケーキが人気の隠れ家的洋菓子専門店

発酵バターの風味を活かした、しっとり食感のパウンドケーキで人気を博す、東京・日本橋浜町の「東京洋菓子TANGRAM(タングラム)」。明治座や甘酒横丁など下町情緒が残る街並みから少し外れた、オフィスビルが立ち並ぶ一画に店舗を構えていることから、隠れ家的洋菓子店としてスイーツ好きの人々に広く知られている。

同店を運営する株式会社タングラムの代表取締役である高山聡氏は、レストランやケーキ店に4年ほど勤めたのち会社員を経験。その後やりがいを求めて起業を決意し、ケーキ作りのスキルを活かして「東京洋菓子TANGRAM」を2018年4月にオープンした。当初は生菓子を多く提供していたが、パウンドケーキが話題となり現在では主軸商品に。バニラやアールグレイといった定番6種の他、季節性のある2~3種類のパウンドケーキと、サブレなどの焼き菓子、生菓子を手掛けている。

ペーパーレス化を図り、『Airシフト』で作成したシフト表はPDFで共有。スマートフォンの画面でも見やすいと、スタッフからも好評だ

ペーパーレス化を図り、『Airシフト』で作成したシフト表はPDFで共有。スマートフォンの画面でも見やすいと、スタッフからも好評だ

シフト調整の煩わしさから解放 作業時間が4分の1に

お客様の6割がリピーターという同店では、季節限定のパウンドケーキを毎年楽しみにしている人も。

「近隣にお住まいの方をはじめ、会社の休憩時間や帰宅の際に立ち寄ってくださる方も多く、ちょっとした手土産としてご利用いただくこともあります。そのため忙しい時間と手の空く時間がはっきりしているので、アルバイトスタッフには接客以外にケーキをカットするなどの製造補助業務もお願いしています」

現在は7人のスタッフが在籍。全てアルバイトスタッフで、学生が中心となっている。スタッフの出勤日数は、学校の行事や時期によって変動するため、月に1日だったり、週4日だったりとさまざまだ。また、1日の人員体制については、製造担当が1人、販売担当が1人を基本としながら、観光客が増える金曜、土曜、日曜には1人増員して店舗を運営している。

同店では現在、店頭販売の他、ECサイトでの通信販売や宅配サービスでの販売も行っており、売上が順調に伸びている。一方で売上の増加により、またスタッフが学生中心で、人手が必要な時間帯であってもシフトを増やすことができないために、同店は常に人手不足の状態にあるという。こうした課題もあり、同店では限られた人数のスタッフで効率的に店舗を運営する必要があった。

スタッフのシフト管理の方法について高山氏は、「以前は表計算ソフトで数式を組んでシフトを管理し、チャットアプリで一人一人に希望を確認していたので、調整にとても時間を取られ、シフト作成に2日かかっていました。その上、表計算ソフトは時折数式をメンテナンスしなければなりません。シフト管理の際に要していたシフト組み以外の作業を減らして、工数を減らしたかったことからデジタル化を検討しました」

そこで株式会社リクルートが提供するシフト管理サービス『Airシフト』を導入。決め手はスタッフの声だったと高山氏は話す。

会社員時代は営業職やコンサルタント職に従事していた高山氏。パソコンの使用に抵抗がなかったこともあり、同店のオープン時からデジタルを活用した業務効率化に取り組む

会社員時代は営業職やコンサルタント職に従事していた高山氏。パソコンの使用に抵抗がなかったこともあり、同店のオープン時からデジタルを活用した業務効率化に取り組む

シフト管理業務の効率化で 働きやすい環境整備を図る

もともとペーパーレスなどで極力無駄を省くなど、業務効率化に対する意識が高かった高山氏。限られた人員でお客様により良い商品を提供するために、商品開発や製造、接客のクオリティを高めることに時間を使いたいと常々考えていた。

「『Airシフト』を導入して、シフト管理業務に割く時間が大幅に減ったことで、時間的にも気持ちの面でも、新しいことに取り組む余裕が生まれました。レシピ考案に時間を割けるようになり、新商品を提供するサイクルが早くなりました。また、製造や販売について、スタッフに教える時間を増やすことができるようにもなりました。店舗での業務が効率化され総量を減らすことができれば、スタッフは不必要な残業をしなくて済み自分の時間をつくれます。働きやすい環境を整える上でも、『Airシフト』や『シフトボード』のような業務効率化を実現するシステムを導入することは重要だと考えます」

スタッフが働きやすい店舗運営を意識したかいもあり、採用難の時代においても同店ではスタッフの紹介によるリファラル採用が行われており、求人広告を出す必要がないそうだ。

今後の展望について高山氏は、「教える時間が増えたことで、スタッフに製造・販売を任せられるようになってきたので、事業の拡大を視野に入れています。将来的には複数店舗を運営したいと考えています。そうするとシフト管理は今よりさらに複雑になるため、『Airシフト』を活用して店舗オペレーションの効率化を図っていきたいです」

10月から完全キャッシュレス化も果たした同店。『Airシフト』と『シフトボード』によって、煩雑なシフト管理・作成業務に充てていた時間が短縮され、お客様にとって魅力ある商品や購買体験を提供することへとつなげている。

スタッフの声

シフトの希望や変更が手軽になり、シフトに対する気持ちの負担が軽減

シフトの希望や変更が手軽になり、シフトに対する気持ちの負担が軽減

スタッフ牧内 澪奈さん

『Airシフト』を導入して、私を含めスタッフみんなが感じているのは、シフトの柔軟性が増したことです。
以前は、シフトの希望を伝えるためにわざわざ出勤しなければならないこともありましたが、シフト希望は自分のスマートフォンから『シフトボード』に入力するだけで済むので楽ですし、シフト変更や欠勤の申請もワンタッチでできるのでとても便利になりました。
また、シフト作成に表計算ソフトを使っていた頃には、スタッフの出勤希望日を入力する作業を手伝っていたのですが、誤って数式を消してしまって必要以上に時間を取られることもあり、「もう少し早くできる方法があれば良いのに」と感じていました。今はそれが解消され、接客や他の作業に時間を使えるようになりましたし、シフト変更が簡単になったことで予定に合わせて働くことができるようになりました。
シフトに関するやりとりは、気が重くなり億劫になることもあったので、『Airシフト』によって気持ちの負担が軽くなったことが良かったです。

店舗情報

東京洋菓子TANGRAM

東京都中央区日本橋浜町2-27-4 松村ビル1階

業種:食料品小売/洋菓子専門店
スタッフ数:7人

東京洋菓子TANGRAM
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