導入事例

「LittlePrincess.TOKYO」の導入事例

ベーカリーLittlePrincess.TOKYO

スタッフ数15人

Dreams SQUARE合同会社
高円寺店開設準備室長兼店長
及川竜也氏

この記事は月刊食品商業23年3月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

圧倒的な人気商品の「りんごの食パンキューブ」。安全・安心な材料と製法にこだわり、普段の朝食やおやつとして、またギフト用にも適している

青森で人気のベーカリー専門店が東京高円寺に出店

保存料とショートニング不使用、水の代わりに青森県産の100%りんご果汁を配合させた生地に、セミドライりんごをたっぷり練り込んで焼き上げた「ずっしり贅沢りんご食パン」が看板商品のベーカリー専門店「LittlePrincess.TOKYO」。「りんごの食パンキューブ」は、1個1,300円（税込）と高価格でも圧倒的な人気商品。「ずっしり贅沢りんご食パン」は2020年には日本最大級のお取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」が実施した「ベストお取り寄せ大賞」のパン部門で金賞を受賞した。

東京・高円寺にある同店は、青森市で展開する「LittlePrincess」の東京初出店の店舗として2022年3月にオープンした。日々の店舗運営を担うのは、Dreams SQUARE合同会社の及川竜也店長だ。

「『りんごの食パンキューブ』は贈り物としても人気です。1個は自分用、1個は贈答用として購入される方が多いです。その他にも、『バゲット』や青森の塩を使った『塩バターパン』が人気で、特にフランスパンはバリエーション豊富に展開していますが、どれも売れ行きが良くリピーターのお客様もたくさんいらっしゃいます」（及川氏）

開業当初は、細い路地に入った立地ということもあり集客には苦戦したそうだが、地元のイベントに積極的に参加するなどして、今では近隣に住む高齢者やファミリー層から愛される地域に密着したベーカリー専門店になっている。

また、最近では催事への出店も増えてきているという。

基本的にはパソコンでシフトを作成している。退勤後に急な休みの希望が入ったときには、スマートフォンから変更が可能なので便利だという

隙間時間を利用してシフトを作成 2時間あれば作業が完了

同店には現在、社員4人とアルバイト11人の計15人が在籍している。営業時間は10時から19時で、定休日は毎週月曜日となっている。

同店では、開業準備の段階から株式会社リクルートが提供するシフト管理サービス『Airシフト』を導入。導入の決め手について、及川氏は次のように話す。

「過去に在籍していたベーカリー店では、シフト表だけではなく出勤簿も手書きで行っていました。新しく始めるお店では、勤怠管理は誰もが確認できる形でしっかり行いたいと考えていたので、システムの導入を検討していました。『Airシフト』は人に薦められて無料体験を試してみたところ、希望シフトの収集をはじめ、シフト作成、スタッフとの共有、勤怠管理のすべてが集約されていて、便利で使い勝手が良かったことから継続して使用することに決めました」（及川氏）

「LittlePrincess.TOKYO」の出店準備を始めたばかりの頃は、まだスタッフの人数も少なく手書きのシフトで対応していたが、希望シフトの提出を依頼したり、決定後のシフトをわざわざ店舗まで足を運んで確認しなければならないといった面倒な手間が多かった。

同店では2週間ごとにシフトを作成しており、希望シフトの提出は2週間前の火曜日が締切り。『Airシフト』は、スタッフ用のシフト管理アプリ『シフトボード』と連携しているため、事前に設定したタイミングでスタッフに提出を促す通知が配信される。

「『Airシフト』を導入したことで、希望シフト収集の管理がスムーズになり、提出待ちでシフトを組むことができないということもなくなりました。また、パン生地の発酵を待つ時間を利用してシフトを作成するなど、隙間時間を有効に活用できるのでシフト作成が効率的になりました。今では、製造は私、販売は販売のリーダーがそれぞれシフトを作成し、最後にすり合わせを行って確定していますが、2時間もあればシフト作成が完了し、すぐに共有できます」（及川氏）

タイムカード機能で勤怠管理の見える化を実現。安心して働ける環境づくりにも貢献

シフト管理業務の効率化の他、及川氏が当初から望んでいた勤怠管理の見える化にも『Airシフト』は役立っている。

「開業時から『Airシフト』のタイムカード機能を利用しています。タイムカード機を購入する必要がなく費用を抑えられました。また、パソコン上で誰もが見える形で出退勤時間が打刻され、休憩時間も可視化されるので、スタッフがサービス残業の不安を感じることなく働いてもらえることが、管理者側として『良かった』と感じる部分です」（及川氏）

繁忙期や催事などと重なる時期の休みの希望は、期間を設けずに事前に受け付けることで、人手が薄い場合でも早めに対策を講じられるようにしている。

「シフト管理以外の機能も充実している『Airシフト』は、トータルで見たときにとてもコストパフォーマンスが良いサービスだと感じます。特にこれから出店を考えている方にとっては出費も軽減できますし、最適ではないでしょうか。私も使いながら機能を覚えているところなので、やりたいことに合う機能を今後も見つけていきたいと思っています」（及川氏）

スタッフの声

希望シフトの提出忘れを防ぐことができる

小林亜美さん
専門学校でパン作りを学んで、卒業後はずっとベーカリー専門店で働いています。「LittlePrincess.TOKYO」には22年7月にアルバイトとして入社し、8月末から正社員に。現在はパンを焼く、釜の担当を任されています。
週休2日制のため、定休日の他に1日休みを取れますが、希望は『シフトボード』で提出しています。これまで働いたお店は紙でシフト管理を行うところがほとんどでしたが、今は『シフトボード』を利用しているので希望シフトの提出や確定後のシフトの確認を全てスマートフォンでできるようになり、とても楽です。期限が近づくと通知が届くため、希望シフトの提出を忘れて迷惑を掛けることもありません。
『シフトボード』を使うのは初めてでしたが、一度使い方を教えてもらうだけでスムーズに使用できました。操作が簡単な点もうれしいです。

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