「珈琲や 三鷹工房」の導入事例

『Airシフト』導入により、シフト希望の回収率が100％に

同店の運営は、平日に「9:15〜16:30の早番」と、「11:00〜19:15の遅番」、来客数の多い土日は「10:00〜17:30」の時間帯を加えてシフトを組んでいる。各シフトは、フルタイム勤務の店長と早番・遅番にそれぞれ1名が入る3人体制と、土日のみの時間帯には、さらに1名が加わった4人体制となる。毎月1日の新シフトに際し、前月20日を締切りとして翌月のシフト希望を募り、店長がシフト作成にあたっている。『Airシフト』導入は2019年6月。導入理由について岩田氏は次のように話す。

「20年3月まで西国分寺にも店舗があり2店舗合わせて14人ほどのスタッフでシフトを組んでいました。導入前はシフト希望を専用シートに記入してもらったり、チャットアプリで私宛に送ってもらったりしていましたが、まず締切り日には全員分が集まらない。催促をかけて全員分揃うのが23日頃なので完成はいつも26日頃でした。私宛に送られたシフト希望を各店長に転送し、それをシートに手入力していたので転記ミスもありました。人数調整を含めると完成まで毎回5〜6時間は掛かっていましたね」。転記する手間と時間を削り、効率よく調整できる方法を探っていたところ、今利用している『Airレジ』と同じIDですぐに開始できるシフト管理サービス『Airシフト』の存在を知ったそう。

シフト収集については、スタッフがスマホの操作に慣れているためスタッフ側のアプリである『シフトボード』との連携もスムーズにできたと話す。「『Airシフト』は操作が簡単で1か月分のシフト体制がひとめで分かり、とにかく使いやすいです。『シフトボード』に関しても、スタッフの理解は早かったです。スムーズな導入によりシフト希望回収率がほぼ100％になりました。そのシフト希望も『Airシフト』の管理画面に自動反映されるので、転記の手間やミスが無くなって20〜30分でシフト作成ができるようになりました。これまでPDFにして送ったり、印刷して手渡ししたりしていた確定シフトも、『Airシフト』ならワンクリックでスタッフと共有できる点も良いですね」。店長は主に『Airレジ』搭載のタブレットを使って接客の合間にシフト作成・管理を行うが、会計が混んでいる際はパソコンからアクセスして作業をすることもあるそう。シフトに関しては店長に加え、岩田氏も確認することが多いため、その時々の状況に合わせてパソコンでもタブレットでも作業できる利点は大きいと話す。また同店では確定シフトをCSV出力して表計算ソフトに落とし店独自の勤務表を作り、勤怠管理と給料計算に役立てている。

提供する商品にも接客にも高い専門性が求められる職場において、『Airシフト』導入により店長のシフト作成作業を軽減しシフト管理のストレスを取り除くことは、店舗運営上大きなメリットがある。