導入事例

「ぽんぽこ八兵衛」の導入事例

居酒屋ぽんぽこ八兵衛

スタッフ数7人

(株)ウォンテッド井上貴氏

この記事は月刊食堂2023年8月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

スタッフ労働時間数自動計算で適切な人件費管理も可能『Airシフト』で紙やメールでの希望回収から転記、シフト作成までの時間が大幅削減。

複数店舗のシフト管理・人件費管理が、同時にできるシフト作成・管理業務を効率化する『Airシフト』が人件費管理にも力を発揮

東京メトロ東西線と都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅付近は、富岡八幡宮のある下町情緒あふれるエリアだ。「門前仲町」駅から徒歩4分に立地する「ぽんぽこ八兵衛」は、江戸グルメを代表するもんじゃと関西のお好み焼きが同時に食べられる店。ダイニングバー、焼き肉店など4店舗を経営する、(株)ウォンテッドの2号店として2018年10月にオープンした。席数は1階32席2階32席の計64席。鉄板を囲むテーブル席、ゆっくり寛げる座敷席、プライベートな個室などカップルから家族連れ、接待など人数や用途に応じた使い方ができる飲食店だ。日本橋や大手町にも近いため、平日は会社のグループや勤め帰りの男性客、土日はカップルや家族連れで賑わう。「飲酒中心でなくても、粉もんや鉄板焼きでお腹いっぱいになってもらえる店を目指しているので、赤ちゃん連れも高校生も大歓迎です。先日も高校生が集まって宴会をしていましたし、ご近所のお年寄りもいらっしゃいますから年齢の幅は広いですね」。そう語るのは(株)ウォンテッド代表取締役の井上貴氏だ。コロナ禍でも時短営業をしていたが、本格的にお客が戻ってきたのは昨年10月頃で、現在では客単価3,800円で月商400～450万円にまで回復した。

同店のスタッフ構成は社員を含め平日4名、土日5名、予約が多く入っている日は平日土日とも1名追加して運営している。7名ほどいるアルバイトは大学生や専門学校生が中心で、出勤退勤時間は各自の希望を優先してシフトを組む。

「店のオープン時にちょうど『Airレジオーダー』のハンディのモニター募集があって、1階と2階とに分かれる当店にとってハンディは必須と考え、すぐに導入しました。その後、同じアカウントで無料体験できる『Airシフト』を紹介されました。その時点でアルバイトスタッフの半数くらいが『シフトボード』を使っていたので連携がスムーズだったうえ、こちらとしてはシフト提出を催促する手間がなく、スタッフからの希望も自動で入ってくるのが良かったです。以前は、スタッフ一人ひとりに2週間分の出勤可能日を聞いてカレンダーにメモし、それを表計算ソフトに打ち込んで調整をしていました。しかし『Airシフト』を導入してからは、この手間と時間がぐんと減り、効率よくシフト作成ができています」。

シフトは1～15日、16～末日までの月2回。各5日前を締め切りに希望を収集し、全員分が揃った時点で調整に入る。シフト枠ごとの必要人数を把握するため正社員も登録。人員が不足する枠は追加出勤を募ったり、系列店からヘルプスタッフを入れたりして補充。改訂3日前にはスタッフが持つ『シフトボード』に確定シフトを送信する。

系列店のシフト状況も瞬時に把握人件費管理にも役立っている

同店では『Airシフト』導入を機に月1回だったシフト改定を月2回にし、それぞれ5日前を最終締め切りとしてシフト希望を収集。締め切りに遅れるスタッフがいてもチャットアプリで催促すればすぐに提出してくれるため、シフト調整へのとりかかりが早いと話す。

平日は17時から24時まで、土日は23時まで営業する同店では、原則アルバイトスタッフが提出する希望を優先する。「自分の経験上、稼ぎたいときに希望が通らないと仕事へのモチベーションが下がるので、希望にはなるべく応えたいと考えています。必要以上に人数が集まった時もシフトを削るのではなく、宣伝ビラを配るなど何らかの仕事をやってもらっています。逆に人が足りない時間帯は調整時に再募集をかけ、それでも足りない時は系列店にヘルプ要請します。『Airシフト』は系列店のシフト状況もスマホで確認できるため、何時から何時まで誰に手伝ってもらうかをすぐに要請できます。各店舗の店長も『Airシフト』を使えるため、対応が早く助かっています」。

同店では『Airシフト』の「タイムカード機能」を活用して、実労働時間に基づく概算人件費を算出。CSVデータをダウンロードして表計算ソフトで給料計算、明細書作成まで行っている。「人件費については、シフト作成時点で管理画面に出る総時間数を各店長に見てもらいます。例えば半月で375時間、一カ月で700時間以内に収めるよう指示を出し、各店長にシフト作成の参考にしてもらっています」。

現在では同店はじめ系列店のシフト作成は各店長に任せ、自身は確認と指示出しに徹している井上氏にとって、業務効率化に貢献する『Airシフト』は無くてはならない存在だと話す。

スタッフの声

使いやすいうえに、確実なシフトのやりとりができる

現在大学生で、土日も含め週3日ほどシフトに入っています。『シフトボード』を使ったのはこちらのバイトが初めてでしたが、戸惑う点が何もないくらい操作が簡単です。スマホさえあればどこからでもシフト希望が提出でき、取り消しや変更も簡単にできる使い勝手の良さが気に入っています。他のバイト先では、手書きで提出したシフト希望が正しく伝わらなかったことがありましたが、『シフトボード』はそのような伝達ミスがありませんし、確定シフトも直接スマホに送られてくるので信頼できます。また私のスマホは、待ち受け画面に今日のシフト予定が自動表示されるので忘れることもありません。掛け持ちしていたバイト先でも『シフトボード』を採用していたので、両方のシフトスケジュールや合算された給料がひとめで確認でき、とても便利でした。

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