「Du Pain et Des Gâteaux Les Initiés」の導入事例

フランスで親しまれているパンを提供する谷根千エリアの人気店

歴史を感じる建物や情緒ある街並みで、散策スポットとして注目を浴びる「谷根千」。東京の谷中、根津、千駄木エリアを指す通称だが、下町の風情が残ることから、外国人観光客も多く訪れる。

この根津に店舗を構える「Du Pain et Des Gâteaux Les Initiés（レ ジニシエ）」は、フランスらしい味わいのパンと焼き菓子が人気のお店。2019年10月に、ボルドーワイン専門の輸入会社を経営するオーナーが同店をオープン。17年にフランスで行われた「バゲットトラディションコンクール」で優勝した成澤芽衣氏のレシピを忠実に再現したパンを求めて、遠方から足を運ぶお客様もいるほど、パンの愛好家の間では知られた名店である。

「当店は、フランスの街中にあるようなパンとお菓子を提供するお店にしたいと考えました」と話すのは、同店の店長を務める井田明子氏（写真）。

手作りにこだわり、フランスで食べられているパンのおいしさを伝えることを大切にしている。

一番人気の「バゲットトラディション」は、水、塩、小麦粉をフランスから取り寄せて作る。外側の薄いクラストはしっかりと噛み応えがあり、内層のクラムにはおいしいバゲットの目安といわれるたくさんの気泡が入っている。日本に在住しているフランス人からも大好評だという。

「お客様はご近所の方が中心ですが、このエリアは画材店やギャラリーが多いので、美術館巡りの途中に立ち寄ってくださる方もいます。バゲットトラディションの他にクロワッサンも人気があります」（井田氏）

一覧で見やすく、スタッフの意向に配慮したシフト作成が可能に

現在は、アルバイトリーダーの齊藤舞氏がシフト作成と管理を担当。お店にいる間は忙しく、なかなか時間を取れないが、隙間時間を利用しながらシフト業務を行っている。

「シフト作成はタブレットで行っています。『Airシフト』にスタッフの休み希望が自動反映されるので、連勤にならないように注意しながらシフトを組み、人員が不足する日のみチャットアプリのグループスペースで調整しています。確定したシフトは『シフトボード』を通じてスタッフ全員に送信されます。

たくさん働きたい人、出勤日数が少なくてよい人など、スタッフによって希望はそれぞれ異なります。『Airシフト』では一覧で表示されるので、スタッフの希望を確認しながらシフトを調整することができ、操作も簡単なので大変助かっています」（齊藤氏）

今後の展開について井田氏に伺うと、「今はいったんやめていますが、催事を再開したときには臨時の販売スタッフを確保する必要があります。その際には、『Airシフト』の単発バイト募集機能をぜひ試してみたいと思っています」と話した。