The tee Tokyoの導入事例

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モンプレジア株式会社 執行役員 The tee Tokyo運営責任者 下村 由 氏

「The tee Tokyo」の導入事例

紅茶専門店The tee Tokyo

スタッフ数社員1人、アルバイト19人

モンプレジア株式会社 執行役員 The tee Tokyo運営責任者 下村 由 氏

この記事は月刊食品商業23年12月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

スリランカ・ヌワラエリア産の高品質なF.B.O.P茶葉を用いた「ムレスナティー」。豊富なフレーバーの中で一番人気は「アールグレーハニー」

スリランカ・ヌワラエリア産の高品質なF.B.O.P茶葉を用いた「ムレスナティー」。豊富なフレーバーの中で一番人気は「アールグレーハニー」

スリランカの「ムレスナティー」を豊富に扱う人気店

東京・神楽坂を象徴する長い坂道・早稲田通りから少し奥まったところにたたずむ「The tee Tokyo」。全面ガラス張りの外観から店内を眺めようと近づくと、かぐわしい紅茶の香りが漂う。

2017年4月にオープンした同店は、モンプレジア株式会社が運営する紅茶専門店。約100種類あるフレーバーティーの他、本格的なチャイやロイヤルミルクティーがそろい、オリジナルのサンドウィッチ、ホットケーキなどのスイーツと共に楽しめるカフェとして行列ができる人気店だ。

「『女性に小さな幸せを。』をコンセプトに、忙しい毎日を送る女性を完全発酵食品である紅茶でサポートしたくてお店を始めました。今では男性やファミリーでいらっしゃる方も増え、香りをはじめ、体を温めるなどといった紅茶が持つ癒やしの効果を改めて実感しています」と、同社の執行役員で同店の運営責任者である下村由氏は話す。

以前は不動産会社に勤務していた下村氏。会社員として働けなくなった後の将来について日頃から夫(同社代表取締役の下村栄滋氏)と話す中で、実家のある徳島県のティールームで「ムレスナティー」と出会い、そのおいしさに感動。自らカフェを運営することを決意した。

「ムレスナティーは紅茶大国スリランカのムレスナ社(MlesnA)が展開しているティーブランドです。日本では株式会社MLESNA TEA JAPANが輸入卸販売を行い、兵庫県西宮市でショップとカフェを運営しています。東京にはムレスナティーを提供するカフェがなかったことから、最高品質のおいしい紅茶を多くの方に飲んでいただきたいと思いこの店をオープンしました」(下村氏)

毎月のシフト作業に対する精神的な負担が解消

毎月のシフト作業に対する精神的な負担が解消

常に多品種の茶葉がそろう同店では、「モアティー」と呼ばれる温かい紅茶を着席中ずっと注ぎ続けるティーフリーメニューが人気だ。そのためスタッフは、採用後にまず紅茶の淹れ方から学ぶ。スタッフの紅茶に対する興味や関心を高め、誰がいつ淹れてもおいしい紅茶を提供できるようにするため、同店は教育に特に力を入れている。

同店の1日のオペレーションは、平日はオープンの11時から閉店の20時まで4人体制で、16時になるとその中の2〜3人が入れ替わる。オープン直後から忙しくなる土日は7人体制で、16時になると2〜3人が入れ替わる形を採っている。

現在、同店で働くスタッフは社員1人とアルバイト19人の計20人。アルバイトスタッフの大半は1日5~7時間の勤務を希望しているため、希望シフトを収集し、シフトの組み合わせを作成するのに多大な労力を要していたという。

「当初、シフト作成は表計算ソフトで行っていました。希望シフトをチャットアプリで募り、それを日ごとに書き出して一覧を作成してから1日ずつ人数を調整していました。当店のスタッフには接客に加えて、個々の適性や経験に合った調理作業も担当してもらうため、シフトを組む際にはスタッフの業務レベルに偏りがないようにする必要があります。トータルの勤務時間についてもスタッフ間で偏りが生じないようにするなど、細かな点に気を付けながらシフトを作成しています。それゆえに時間がかかり、帰宅後の夜遅い時間まで作成していたこともありました。また、シフトを作成する時期と茶葉を発注するタイミングが重なることから、精神的な負担も大きくシフト作成と管理の負担については何とかしたいと悩んでいました」(下村氏)

そこでテレビCMで目にした、株式会社リクルートが提供するシフト管理サービス『Airシフト』を22年1月に導入。POSレジアプリ『Airレジ』を利用していたこともあり、少しでもシフト作成と管理の負担軽減につながればと考えたそうだ。

ティーフリーで味わったお茶が気に入って茶葉を購入するお客様も。そのため、お茶を淹れる業務は大事にしており、スタッフの教育には時間を割く

ティーフリーで味わったお茶が気に入って茶葉を購入するお客様も。そのため、お茶を淹れる業務は大事にしており、スタッフの教育には時間を割く

空いた時間は、スタッフの育成、魅力あるお店づくりに充てる

『Airシフト』の導入以降は、連携しているスタッフ用シフト管理アプリ『シフトボード』で登録された希望シフトが『Airシフト』に自動反映されるため、転記する手間がなくなり時間の余裕が生まれた。在庫管理や発注、月末の棚卸しなど業務を数多く抱える下村氏にとって、店舗にいるときの空き時間を使ってシフト作成を行えるようになったことが大きなメリットだという。

「仕事で力を発揮するためには、休みの時間にモチベーションが上がることをして気持ちを切り替えることも大切だと感じています。心の余裕は全てに影響します。だからこそ、スタッフの働きやすさのために、シフトに関する希望はできるだけかなえたいですし、余裕を持って教育できるようにしたいです」(下村氏)

現在は、翌月の希望シフトを毎月20日までに提出してもらい、25日にはシフト表を配布。店舗にプリントしたシフト表を掲出し、どうしても人が足りない時間帯は短時間だけ出勤できる人を探して、スタッフ全員で補い合うようにしている。

学生のアルバイトスタッフの多くが曜日と時間を固定して働いており、新学期になると授業が変わるので勤務できる日時も変わる。こうしたケースでも、新しい勤務日時に合わせて『Airシフト』の登録を変更すれば毎月自動で反映される。メモなどを残す必要がなくなり、シフト変更を忘れることも防止できる。「スタッフからはスタッフ用のシフト管理アプリ『シフトボード』で給与の概算が把握できて助かるといった声も届いています。私自身も『Airシフト』があることで安心感につながり、精神的に余裕が生まれとても楽になりました。シフト作成と管理の作業時間はおよそ半減しました。空いた時間でディスプレイや新メニューを考案したり、カウンターに座ってお客様の目線で改善点を確認するなど、お店をより良くする時間に充てられるようになりました」(下村氏)

スタッフの声

スマホのカレンダーと連携でき、予定が調整しやすい

高田 里奈さん

高田 里奈さん

家族そろっての紅茶好きで、他の紅茶専門店で働いている姉の影響もあり、「The tee Tokyo」では学生の頃からアルバイトを始めました。今年で4年目です。
紅茶をおいしく淹れることが、最初は特に難しかったのですが、味見をして濃さや茶葉を上げるタイミングを確認しながら少しずつ習得しています。
今の勤務は週に3〜4回、1日7時間ほど。働き始めた頃はまだ紙でシフト作成していたので、希望シフトの提出を忘れることがあったり配布されたシフト表を失くさないように管理する必要もありました。『Airシフト』を導入してからは、スマートフォンにインストールした『シフトボード』で希望シフトの提出や、決定したシフトの確認ができるようになりとても便利です。
また、スマホのカレンダーと連携できるため、プライベートの予定と照らし合わせることも簡単ですし、希望シフトを間違った日にちで提出することもなくなりました。
毎月の働いた時間に合わせて、おおよその給与額が分かることもモチベーションにつながっています。

店舗情報

The tee Tokyo

東京都新宿区箪笥町30

業種:小売/紅茶専門店
スタッフ数:社員1人、アルバイト19人

The tee Tokyo
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