有限会社中野(かつおぶしの中野)の導入事例

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有限会社中野 代表取締役 中野 陽平氏

「有限会社中野(かつおぶしの中野)」の導入事例

かつお節専門問屋有限会社中野(かつおぶしの中野)

スタッフ数社員3人、アルバイト10人

有限会社中野 代表取締役 中野 陽平 氏

この記事は月刊食品商業24年3月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

「手軽に食べられる商品で、かつお節により親しみを感じてもらいたい」と話す中野氏。スーパーマーケットでの展開も始まり、販売も好調だという

「手軽に食べられる商品で、かつお節により親しみを感じてもらいたい」と話す中野氏。スーパーマーケットでの展開も始まり、販売も好調だという

調味料・添加物無添加のかつお節と加工品を扱うかつお節専門問屋

日本食を代表する食材であるかつお節を1974年の創業当時から取り扱う専門問屋、「かつおぶしの中野」こと有限会社中野では、かつお節のおいしさを気軽により多くの方に楽しんでもらいたいと、削り節をはじめかつお節を使ったさまざまな加工品を展開している。

「うま味の強い素材を厳選し、調味料やエキス類無添加のかつお節を中心に商品を展開しています。最近はかつお節を知らない方もいらっしゃるので、身近な食材に思ってもらえるよう、小売向けに簡単に食べられる加工品も販売しています」と話すのは、同社代表取締役の中野陽平氏だ。

長きにわたりかつお節の問屋業を営んできた同社は、中野氏が三代目として会社を継承した頃から卸のニーズが今後減少していくことを予測し、削り加工を取り入れて、削り節などの小売向け商品の製造販売を始めた。

人気商品は、かつお節をチップス状にした「ぱりこ」。荒本節と呼ばれるうま味の強いかつお節を厚めにスライスして乾燥させたもので、パリパリとした歯触りに加えて、無添加、グルテンフリー、糖質ゼロとヘルシーさが評判を呼んでいる。

「『ぱりこ』の開発の背景は、私の子どもが厚削りの中でも薄い荒本節をおやつ代わりに食べていたことがきっかけでした。他にもドリップ式の飲む出汁『ほっとと』や、アジを丸ごとサクサクのスナックにした『アジコ』など、素材の味を活かし、お子さんも安心して食べられる商品づくりを心掛けています」(中野氏)

現在は、そば店をはじめとした卸とECでの販売や催事への出店の他、スーパーマーケットにも商品を導入しており、商品の品質の高さが評価されスーパーマーケットでの売上は昨今拡大しているという。

アナログでのシフト管理・作成は、転記のミスや反映忘れなどもあり、中野氏もスタッフも不安があったという。『Airシフト』の導入でそうした心理的負担が軽減された

アナログでのシフト管理・作成は、転記のミスや反映忘れなどもあり、中野氏もスタッフも不安があったという。『Airシフト』の導入でそうした心理的負担が軽減された

一人ですべてのバックオフィス業務を担当 作業負担の軽減のため『Airシフト』を導入

商品の加工、梱包、発送等を自社で行う同社では、現在10人のアルバイトスタッフが働く。基本のオペレーション人数は、午前中が3人、午後が3人で、日ごとの作業量に応じてスタッフの人数を調整している。

当初シフト作成は、一覧表を職場に掲示してスタッフに希望シフトを記入してもらい、それを表計算ソフトに手入力し、完成したシフト表を週ごとにプリントして職場に掲出していた。毎月、月末が近くなると一覧表を用意し、全員の記入が終わった時点で翌月分のシフト作成に入るので、月末はシフト業務に時間を取られていた。

「人数はそれほど多くないのですが、それでもシフト作成には3〜4時間ほどかかっていました。すべてのバックオフィス業務は私が担当しており、その作業負担を軽減したいと思っていて、まずはシフト作成とシフト管理に要する時間を減らしたいと考えていました」と中野氏は話す。

同社では催事出店時に株式会社リクルートが提供するPOSレジアプリ『Airレジ』を利用していたことから、シフト管理サービス『Airシフト』を知った。「リクルートのサービスだったら安心」(中野氏)だと思い、22年7月に導入を決めた。

「無料体験期間で簡単に利用できたこと、効率化したかったシフト収集、作成、共有の作業負担が軽減できたことから『Airシフト』の導入を決めました」(中野氏)

ベンチャー企業に就職後、家業を継いだ中野氏。「伝統的な日本の食文化を守り、持続可能なものにしていくためには、日々の業務をできるだけ効率化して自分の時間をつくり、新商品の企画や開発により多くの時間を割くことが重要」と中野氏は話す

ベンチャー企業に就職後、家業を継いだ中野氏。「伝統的な日本の食文化を守り、持続可能なものにしていくためには、日々の業務をできるだけ効率化して自分の時間をつくり、新商品の企画や開発により多くの時間を割くことが重要」と中野氏は話す

スタッフも管理者も無理をしないシフトで 働きやすい職場をつくる

『Airシフト』を導入してからは、希望シフトの提出期限を毎月25日に設定。調整したシフトは月末までに共有する。

スタッフが自分のスマートフォンにインストールしたスタッフ用シフト管理アプリ『シフトボード』から希望シフトを登録すると、『Airシフト』のシフト表に自動反映されるので転記が不要だ。また、「リマインド機能」を設定すれば、シフト提出期限日にスタッフに周知されるため、個別に連絡して希望シフトを聞き取る必要がない。

「一覧に希望シフトが自動反映されるので、各自の労働時間を確認しながら人数を調整するだけでシフトが完成します。今ではシフト作成に1時間かからなくなりました。修正や変更申請も『Airシフト』上で行えるため、スピード感を持って対応できる点も魅力です」(中野氏)

シフト作成・管理業務の作業負担を軽減したことで、確保できた時間は新商品開発や資材調査などに充てている。

中野氏に、シフト作成と管理において大切にしていることを尋ねた。

「弊社の規模では、十分な福利厚生を用意することは難しいです。なので、働きやすい環境を整えることにはしっかり取り組みたい。みんなが無理をしないで働けるよう、可能な限りシフトは柔軟にしたいと考えています。そのことで管理する側の私が手いっぱいになってしまうようでは本末転倒なので、『Airシフト』でシフト作成と管理を効率化して私自身の不安をなくし、スタッフが安心して働ける環境づくりを心掛けています。

加えて、弊社では子育て中のママさんスタッフがたくさん活躍しているのですが、子どもの長期休み中には出勤が難しい。そんなときには『Airシフト』の「単発バイト機能」を利用して人手不足に対応しています。何度か来ていただき、その後スタッフとして採用した方もいます」(中野氏)

今後はさらに商品企画に注力し、農林水産大臣賞の受賞を目指したいと話す中野氏。そのための職場環境整備のツールとして『Airシフト』を活用している。

スタッフの声

初めてでもカンタンに利用できます

横山 辰也さん

横山 辰也さん

営業職を経て、その後は調理師免許を活かして食堂で働いていました。
食品に関する知識などが活かせるので、有限会社中野では2023年4月から働いています。
現在は週5日、13〜17時の午後のシフトで勤務しており、商品の袋詰めや加工など商品製造の業務を担当しています。
こちらで初めて『シフトボード』を利用しました。普段、スマートフォンは必要最小限の機能しか使用しないので、最初は自分でも利用できるのか不安がありました。けれども、一度使い方を教えてもらったら、すぐに覚えることができました。特に操作は簡単で難しい点はまったくありませんでした。
月に一度、『シフトボード』から希望シフトを提出すればよく、手間がかからずに楽であることが魅力です。

店舗情報

有限会社中野(かつおぶしの中野)

東京都中央区晴海3-4-9 東京鰹節センター3階

業種:食料品小売/かつお節専門問屋
スタッフ数:社員3人、アルバイト10人

有限会社中野(かつおぶしの中野)
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