「セブン-イレブン 八王子マルベリーブリッジ店」の導入事例

自動で算出される概算人件費を予算管理に活用。きめ細かな人員配置で利益とスタッフの働きやすさを叶える

八王子駅から徒歩2分という好立地にあり、2階にイートインスペースを備える同店は、学生や主婦を含む22名のパートタイムスタッフが勤務。14年前から店長を務める土屋さんは「人件費が高くなり、利益を出すためのシフト管理が今まで以上に重要になっている」と話す。

「コンビニエンスストアは金曜日や週末が必ず忙しいとは限りません。イベントや天候などに売上が左右される業態です。こういう条件が揃うから何曜日の何時から何時は忙しいと予測をして、スタッフ数を最適化することで売上があがったり、働きやすい環境をつくったりすることができます」

『Airシフト』を導入する前は、人件費の算出は電卓を使い計算。「もう少し簡単に人件費を算出したい」と思い、ネットでシフト管理サービスを検索して『Airシフト』を知ったとのこと。

『Airシフト』はスタッフごとに時給と交通費を設定すれば、シフト管理画面で概算人件費が表示される。その機能が予算管理に役立つと土屋さんは話す。

「スタッフごとに時給が違いますが、ぱっと概算人件費がわかるので予算管理がしやすくなります。スタッフ用シフト管理アプリの『シフトボード』から希望シフトを提出することができ、確定シフトの共有もできます。料金も導入しやすい金額だったので、とりあえずやってみようと導入を決めました」

人手不足が続く中、変動シフト制でスタッフが働きやすい環境を整える

土屋さんは固定シフト制ではなく変動シフト制にこだわりがあり、2週間後の希望シフトを提出してもらい、1週間分のシフトを作成しているそう。

「勤務日が固定されると、スタッフが休みづらくなりますし、利益を出すためのきめ細かな人員配置もしにくくなります。学生は試験や部活、就活で勤務日が左右されたり、お子さんがいる方は学校行事などで休む必要があったりします。そもそも1ヶ月後のスケジュールはわからないことが多いので、ある程度予定が見えてきた頃に確実な日時を提出してもらい、調整する方が双方のメリットになるんです」

最近の傾向として「休みたい日に休めることを重視するスタッフが多い」と感じている土屋さん。予定のたてやすさに配慮することはスタッフの満足度につながるそう。短期でスタッフが入れ替わるコンビニエンスストアが多い中、同店は長期間勤務するスタッフが少なくない。また、求人の際にスケジュールには柔軟に対応する点もアピールポイントになり、募集をかけるとスムーズに人が集まり採用も順調だ。

「変動シフト制はシフト管理が大変だと思う方がいるかもしれませんが、『Airシフト』のおかげでイメージ通りの運用ができています。とても満足しています」と笑顔で語ってくれた。