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オウンドメディアリクルーティングとは?メリット・デメリットと具体的な始め方を紹介

オウンドメディアは、企業がリード顧客やコンバージョン(成果)の獲得、ブランディングなどを目的に運用するものですが、採用領域においてもオウンドメディアを活用できることをご存知でしょうか。 

オウンドメディアを活用した採用活動のことを「オウンドメディアリクルーティング」といい、自社の理念や風土、求めているスキルとマッチした人材の採用につながるなど、いくつものメリットがあります。 

この記事では、オウンドメディアリクルーティングが注目されるようになった背景や採用手法としてのメリット・デメリット、具体的な実施方法をご紹介します。採用難のこの時代に優秀な人材を採用するため、ぜひオウンドメディアリクルーティングを活用してください。 

オウンドメディアリクルーティングとは? 

オウンドメディアリクルーティングとは、自社の保有するオウンドメディアで採用活動を行うことです。 

オウンドメディアというとブログ型のWebサイトのことをイメージしがちですが、本来オウンドメディアとは自社の保有している情報発信可能な媒体すべてを指す言葉です。ブログ型のWebサイトだけでなく、TwitterやYouTubeなどのSNS、採用ホームページのような媒体もまた、オウンドメディアに該当します。 

採用ターゲットに向けて情報発信を能動的に行うことで、自社の求めている人材との接触機会を作り、採用へとつなげるのがオウンドメディアリクルーティングの目的です。 

オウンドメディアリクルーティングが注目されている理由 

オウンドメディアリクルーティングが注目されている理由は、大きく2つあります。 

1つが労働人口の減少、もう1つが求職者の行動変容です。それぞれについて詳しく説明します。 

労働人口の減少 

少子高齢化によって日本の労働人口の減少はすでに始まっており、今後はさらにペースを上げて労働人口が減少していくという予想が各所でなされています。加えて、労働人口の高齢化も大きな問題です。厚生労働白書によると15~29歳の若年層の労働人口は年々減少し、60歳以上の労働人口は増加しています。 

参照:厚生労働省「厚生労働白書(労働経済の基礎的資料)」 

この労働人口の減少と高齢化によって、若年層や高付加価値人材の獲得難易度は年々高くなっており、企業の採用活動は激化しています。従来どおりの採用手法では必要な人材が十分獲得できないため、オウンドメディアリクルーティングのように企業から求職者にアプローチを行う新しい手法が必要とされているのです。 

求職者の行動変容 

インターネットやスマートフォンの普及に伴い、求職者が企業のWebサイトにアクセスして情報収集を行うことも簡単になりました。2019年の調査(※1)では、求人媒体を利用した求職者の約8割が、企業のWebサイトも併せてチェックしていたという結果が出ています。 

Webサイトのようなオウンドメディアに訪れた求職者に向けて情報を発信することで、応募の意欲を高められる可能性があります。 

※1:求人情報の露出を強化し、採用力を最大化 「タウンワーク」「自社採用HP」「Indeed有料枠」の3本セット 『タウンワーク オウンドパック』 新登場 

上記のような背景から、求人情報サイトへの掲載などの「待ちの採用」ではなく、企業から積極的に求職者と接触を図る「攻めの採用」が必要となってきました。その「攻めの採用」の1つが、オウンドメディアリクルーティングです。 

 攻めの採用 守りの採用 
採用方法 自社で情報発信や声かけを行う 求職者からの応募を待つ 
採用ミスマッチ 情報発信により防げる 情報が求人広告と面接のみのため起こりやすい 
採用コスト 採用手法によるコスト+情報発信のリソースがかかる 求人広告掲載のコストがかかる 

オウンドメディアリクルーティングのメリット・デメリット 

優秀な人材を確保する目的で実施されるオウンドメディアリクルーティングですが、メリット・デメリットそれぞれ存在します。採用を成功に導くために、メリットとデメリットの両面を理解しておきましょう。 

オウンドメディアリクルーティングのメリット 

オウンドメディアリクルーティングのメリットには、下記のようなものが挙げられます。 

  • 入社後のミスマッチを減らす可能性がある
  • 自社の魅力を発信しやすい
  • 掲載期間を気にせず求人を出せる

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。 

入社後のミスマッチを減らす可能性がある

オウンドメディアがあることによって、求人広告の限られた情報と比較し、会社の理念やビジョンなどをより詳細に伝えることができます。その内容に共感した求職者が応募するため、入社後のミスマッチを減らす可能性があります。 

自社の魅力を発信しやすい 

求人広告では、限られたスペースに必要な情報をすべて記載しなければいけませんが、オウンドメディアの場合はスペースを自由に使えるうえに、記載内容のルールもありません。したがって、1つのトピックを深掘りして発信することも可能であり、自社の魅力を自由に発信しやすいというメリットがあります。 

例えば、SNSで会社の日常の一部を発信することで、職場の雰囲気の良さを伝えることが可能です。ブログ型のWebサイトであれば、社員インタビューを記事化することで具体的な働き方やキャリアの選択肢を伝えたり、働きやすい職場であることをアピールしたりすることもできます。 

掲載期間を気にせず求人を出せる 

求人情報サイトのような求人媒体に情報を掲載する場合、費用がかかるだけでなく、掲載期間も限られます。キャリア採用を常に行なっている企業がコストや掲載期間を気にせず求人情報を提供し続けるには、自社媒体での求人募集が必須となるでしょう。 

最近では、Webサイト内に用意する求人ページとは別に、採用に特化したホームページを作る企業も少なくありません。採用ホームページを作成し、採用に関するトピックに絞って情報発信をすることで、積極的に採用を行なっている企業であることを求職者にアピールできます。 

オウンドメディアリクルーティングのデメリット 

続いて、オウンドメディアリクルーティングのデメリットをご紹介します。通常のオウンドメディアを運営する際の課題と同様にはなりますが、下記のような点がデメリットとして挙げられます。

  • 効果が出るまで時間がかかる
  • オウンドメディアの運営にコストがかかる

効果が出るまで時間がかかる 

情報発信は積み上げ作業であり、効果が出るまでには時間がかかってしまいます。そして、「オウンドメディアが応募状況にどのような影響を与えているか」がなかなか目に見えないため、更新を止めてしまう企業も少なくありません。 

しかし、オウンドメディアで情報を発信し、自社に共感する人を増やすことは、長期的に見れば採用活動にポジティブな影響を与えます。すぐに応募数を増やしたい場合には、オウンドメディアリクルーティングに合わせて、Indeedといった無料(※2)で求人情報を掲載できるメディアや、リクナビNEXTといった有料の求人広告を併用するのがおすすめです。 

※2:利用規約、Indeedが定める掲載基準、および利用制限が適用されます。

<関連記事> 
Indeed(インディード)とは?仕組みや料金を解説!運用成功の秘訣も 

オウンドメディアの運営にコストがかかる 

オウンドメディアは自社が所有する媒体ではありますが、その運営には多少なりともコストがかかります。Webサイトを立ち上げる場合はサイト制作費やサーバー費用、そして情報発信にはリソース(人件費)が必要です。特に情報発信にかかるリソースが大きく、負担に感じて発信を止めてしまうケースも見られます。 

制作費やサーバー費用などの外部コストを抑えるための方法として、無料で採用ホームページを作れるサービスや無料のSNSを使うことが挙げられます。リクルートが提供する無料サービスの「Airワーク 採用管理」なら、10分程度の時間で、無料で採用ホームページを作成することが可能です。コストをかけずにオウンドメディアリクルーティングを始めたい方は、ぜひAirワーク 採用管理をチェックしてみてください。 

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オウンドメディアリクルーティングの具体的な始め方 

ノートパソコンを使っている男性

低い精度で自動的に生成された説明

オウンドメディアリクルーティングの具体的な始め方を説明します。 

ここでは、採用ホームページとSNSを活用したオウンドメディアリクルーティングの方法を見ていきましょう。 

1.採用ターゲットを明確にする 

まずは、採用ミスマッチを避けるためにも、採用ターゲットを明確にします。必須条件と希望条件を分けて考えたうえで、社内の特定の人物を採用ペルソナとして設定しておくことで、関係者全員がイメージしやすくなるでしょう。 

2.求職者が自社を選ぶ理由を整理する 

続いて、求職者はなぜ自社へ応募をするのか、その理由を整理します。自社分析をする際には、SWOT分析やPEST分析、3C分析などのビジネスフレームワークを活用し、客観的な分析を行いましょう。 

3.採用ホームページを用意する 

ターゲットと自社の分析を行なったうえで、情報発信の元となる採用ホームページを用意します。採用ホームページには下記のような項目を設けて、自社をわかりやすく紹介するのがおすすめです。 

  • 会社紹介
  • 事業内容
  • 仕事紹介
  • 先輩社員のインタビュー
  • 福利厚生
  • よくある質問
  • 求人情報
  • 会社情報

4.採用ホームページをコーポレートサイト・SNSなどと連携する 

採用ホームページが準備できたら、自社のWebサイト(コーポレートサイト)やSNSなどと連携し、情報発信を行なっていきましょう。 

SNSを活用した採用活動はソーシャルリクルーティングとも呼ばれます。リアルタイムで求職者とコミュニケーションが取れたり、会社の雰囲気を気軽に伝えられたりと、ソーシャルリクルーティングには多くのメリットがあります。 

採用ホームページを簡単に作りたい方はAirワーク 採用管理を利用しよう 

オウンドメディアリクルーティングの基盤となる採用ホームページを作る際は、リクルートが提供する無料サービスのAirワーク 採用管理をご活用ください。 

Airワーク 採用管理を利用すると、無料で採用ホームページを作ることが可能です。わずか10分で本格的な採用ホームページが完成するので、オウンドメディアリクルーティングを気軽に始めることができます。 

また、Airワーク 採用管理に掲載した求人情報は世界No.1求人検索エンジン(※3)のIndeedへ自動で掲載されるため、応募者の増加が見込めます。さらに、応募者とのやりとりや応募者管理などの機能が標準搭載されており、採用プロセスのスムーズな進行に役立つのも、Airワーク 採用管理のメリットです。 

※3:Comscore 2021年3月 総訪問数

採用ホームページをこれから作る場合は、ぜひAirワーク 採用管理をご利用ください。 

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【まとめ】オウンドメディアの有無が人材獲得のカギになる 

企業が自ら積極的にオウンドメディアで情報発信を行い、求職者との接触機会を作ることが、採用難の時代に優秀な人材を獲得するカギとなります。採用に関する情報を発信できる媒体を会社として保有し、求職者に自社のアピールを行なっていきましょう。 

費用を抑えてオウンドメディアを構築したい際には、無料で簡単に採用ホームページが作れるサービス「Airワーク 採用管理」をぜひご利用ください。 

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