米粉シュークリーム専門店はづきの導入事例

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株式会社hachi 代表 押田 貴史氏

「米粉シュークリーム専門店はづき」の導入事例

洋菓子専門店米粉シュークリーム専門店はづき

スタッフ数6人

株式会社hachi 代表 押田 貴史 氏

この記事は月刊食品商業23年2月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

代表的なメニューは「オーダーシュークリーム」。プレーン、チョコレート、ソイ(大豆)のフレーバーがあり、オーダーを受けてからシュー生地にクリームを注入するこだわり

代表的なメニューは「オーダーシュークリーム」。プレーン、チョコレート、ソイ(大豆)のフレーバーがあり、オーダーを受けてからシュー生地にクリームを注入するこだわり

小麦粉不使用・米粉100%がコンセプトの洋菓子専門店

「小麦アレルギーを持つ息子に、安心できるお店が作ったおいしいスイーツを食べさせてあげたい。それが開業の出発点です」

そう話すのは2021年10月に東京・田園調布にオープンした「米粉シュークリーム専門店はづき」を運営する株式会社hachiの代表、押田貴史氏だ。

「はづき」では、看板メニューのシュークリームの他、ロールケーキやエクレア、プリンなどの生菓子を販売。商品は全て小麦粉完全不使用で、米粉100%で作られている。また、店内には一切小麦粉を持ち込まないことを徹底しており、小麦アレルギーのある人でも安心な商品づくりを行っている。米粉のおいしさを味わえる同店のスイーツは、アレルギーの有無を問わず幅広いお客様に愛されている。

息子が小麦アレルギーで食べられる食品の制限が多く、自分で選んで食べるという楽しみがない様子を見てきた押田氏は、「せめて誕生日にはプロが作ったおいしいケーキを食べさせてあげたい。たくさんのケーキの中から好きなものを選ぶ喜びを味わわせてあげたい」と考えていた。そんなときに東京・碑文谷で米粉100%のスイーツを販売する「Sweetsさつき」のオーナーパティシエ、小林雅之氏と出会い意気投合。自分の子どもと同じように小麦アレルギーのある人に安心・安全・おいしいを届けたいという思いから、二人で会社を設立し、「はづき」をオープンした。

住宅街という立地もあり、お客様のほとんどは近隣の住民。売れ筋はプレーンのシュークリームだが、リピーターも多いため1〜2カ月ほどのペースで新商品を展開し、商品を選ぶ楽しみを提供できるように心掛けている。

試験的に一時導入した他社のシフト管理サービスは、一画面で見られる情報が少なく使い勝手が悪かった。『Airシフト』はスタッフの希望シフトも同じ画面上に反映されるため利便性が高く、直感的な操作でシフト管理ができる点が導入の決め手になった

試験的に一時導入した他社のシフト管理サービスは、一画面で見られる情報が少なく使い勝手が悪かった。『Airシフト』はスタッフの希望シフトも同じ画面上に反映されるため利便性が高く、直感的な操作でシフト管理ができる点が導入の決め手になった

開業直後から『Airシフト』を導入、 シフト作成は15分で完了

「はづき」に在籍するスタッフは正社員1人を含む6人。定休日は火曜日で、スタッフは製造とホールでの接客の両方を担当、シフトは1日3~4人で体制を組んでいる。

同店では、株式会社リクルートが提供するシフト管理サービス『Airシフト』を開業直後から導入。シフト管理についてはさまざまな懸念があり、開業と同時に何らかの対策を取りたいと考えていたそうだ。

「予定通りにならない、細かな調整が必要など、シフトの管理と作成に関しては大変そうなイメージが強く、開業当初からのシステムの導入を検討していました。『Airシフト』に決めたのは、店舗を経営している友人たちの多くが『Airシフト』を利用していて簡単に使え便利だったことと、体験版を試してみたところ欠点がなく、全く使いづらさを感じなかったことが理由です。

『Airシフト』は操作が簡単な点が魅力です。またシフト管理については、スタッフ個々の性格や強みをより把握している人が担当した方がよいだろうと考え、今ではシフトリーダーであるアルバイトスタッフにシフト管理業務を任せています」(押田氏)

シフト作成にかかる時間は15分。忙しい時期でもシフト管理業務に取られる時間が少なく、ストレスは感じないとシフトリーダーは話す

シフト作成にかかる時間は15分。忙しい時期でもシフト管理業務に取られる時間が少なく、ストレスは感じないとシフトリーダーは話す

シフト管理に対する心配はゼロ その分、他の課題に注力できる

現在、シフトは月2回作成。希望する勤務時間数はスタッフにより異なり、フルタイムで働くスタッフが2人、6時間が2人、4時間が2人となっている。スタッフに毎月1〜15日分の出勤可能日を前月の20日まで、16日〜月末の分を当月の5日までに提出してもらっている。

スタッフとのやりとりには、スタッフ用シフト管理アプリの『シフトボード』を利用している。『Airシフト』と連携させることで、『Airシフト』上に希望シフトが自動的に反映される。また、シフト希望の提出締め切り1週間前になると、提出を促す通知がスタッフに自動送信されるため、通常業務を行いながらシフト管理も行うことに煩わしさは特に感じないとシフトリーダーは話す。

「以前働いていたお店では、紙ベースでシフト作成をしていたのですが、全員分をひとめで見ることができず手間がかかりました。『Airシフト』は一つの画面で希望シフトを確認しながら、あらかじめ決められた人数に調整していけばよいので、わかりやすくて楽ですし、15分ほどでシフト作成が終わります。出勤希望に偏りがある場合のシフトの移動や、作成後の変更依頼もチャット機能から直接行えるためとてもスムーズです」(シフトリーダー)

製造と接客をこなす多忙な中、『Airシフト』と『シフトボード』を活用することでシフト作成に割く時間を短縮できる点に大きなメリットを感じるという。

同店のスタイルに合ったシフト運営を行ったことから、通常の店舗営業においてはシフト管理に関するストレスがなく、心配もないと話す押田氏。シフト管理をシフトリーダーに一任したことで時間に余裕が生まれ、その他の業務に力を注ぐことができている。今後の課題は、最近増えている催事での人員確保がその一つ。

「商業施設から催事での出店のお話をいただく機会が増えているのですが、期間が1~2カ月に及ぶものもあり、現状では社員のスタッフが多めに出勤するなどして対応していますが、今後より増えてくれば今の店舗スタッフだけで対応することは難しくなるでしょう。一方で、スタッフ個人の適性を見極めるには一定の時間が必要ですし、採用の難しさも感じています。これまでも課題に直面したときには、その都度解決策を考えて乗り越えてきたので、新しい方法を探っていきたいと思います」(押田氏)

「はづき」で初めての店舗運営を手掛ける中で、押田氏は「行動に移す」ことの大切さに気付いたという。もともとはあまり能動的なタイプではなかったが、常に行動してきたことで結果的に今の「はづき」をつくり上げた。その経験が背景にある。

「『Airシフト』についてもまだ把握しきれていない機能があるので、今後に活かすためにいろいろと試してみたいです」と押田氏は話した。

スタッフの声

操作も簡単。シフト希望は空き時間に入力

横沢 里奈さん
2021年の開業時から「はづき」で働いています。1日8時間、週5日の勤務で、シュークリームなどの商品作りと店頭での販売・接客を担当しています。2カ月に1回、商品作りに関する研修とテストがあるのですが、しっかりとお菓子作りを学べるのでやりがいを感じます。
「はづき」ではオープン当初から『Airシフト』を導入しているため、スタッフは自分のスマートフォンから『シフトボード』でシフトを提出しています。空いている時間にできますし、勤務可能日をタップして希望時間を入力するだけでよいのでとても簡単で、操作にもすぐに慣れました。
『Airシフト』を導入して、私を含めスタッフみんなが感じているのは、シフトの柔軟性が増したことです。
シフト希望を入力する際の選択肢が、現在は「入れる」か「入れない」かの二つだけなので、「入れる」「場合により入れる」「入れない」などバリエーションが増えると、シフト管理者が調整依頼をしやすくなって、もっと便利になるように思います。

店舗情報

米粉シュークリーム専門店はづき

東京都大田区田園調布2-35-14

業種:小売/洋菓子専門店
スタッフ数:6人

米粉シュークリーム専門店はづき
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