導入事例

「東京SPAGHETTI製麺所仙川パスタ」の導入事例

パスタ専門店東京SPAGHETTI製麺所仙川パスタ

スタッフ数社員2人、アルバイト12人

店長古寺敬氏

この記事は月刊食堂2023年4月号掲載に掲載された記事の転載となります。元記事はこちらをご覧ください

こだわりのパスタが勢揃い、地元で愛される人気店

東京・調布市「東京SPAGHETTI製麺所仙川パスタ」（以下仙川パスタ）は、創業以来20年以上も地元に愛され続けているパスタ専門店だ。店内で製麺される生パスタは卵などのつなぎを使わないオリジナル太麺「十割生パスタナポリイネ」と細麺「スパゲッティー」の2種類に、シーズン限定で「貴族の生マッケローニ」などショートパスタも加わる。生パスタは日持ちしないため、製麺室で製麺するのは約3日分と決め、調理に使う他に店頭販売もする。メニューはオーソドックスなパスタ料理以外に、基本のパスタ（550円）に好みのソースを選び、十数種類もあるトッピングを追加し、さらに0～5倍まである辛さ、1～3倍まであるニンニクの量を選べるシステムもあり、自分好みにパスタが組み立てられると好評だ。使用する野菜はすべて国産、豚肉やトマトケチャップなどの食材にもこだわったパスタメニューが大人から子どもにまで幅広く支持されている。主な客層は地域住民で女性客が7割ほど。ランチタイムには近隣に勤める男性客も来店し、土日は家族連れが多くなる。客単価は1,000円。店舗面積20坪で月商350万円だ。

スタッフは社員2名にアルバイト12名。社員は店長と製麺担当で、アルバイトは主に学生だ。平日はランチ4人・ディナー3人、土曜と休日はランチ4人・ディナー4人で運営。「10:30〜16:00」の早番、「17:00〜21:30」の遅番、「昼夜通し」の3パターンでシフトを組んでいる。

昨年10月より「仙川パスタ」に勤務する店長の古寺敬氏は、飲食業界でのキャリアが長く、管理職としてシフト作成・管理を担う立場にもいた。またパソコンを使ったシフト作成システムの利用経験もあるが、『Airシフト』に関しては同店に来て初めてその存在を知ったという。「これまで様々な店でシフト作成・管理をして来ましたが、どこでもシフト希望の収集に苦労していました。紙に書いてもらったり、メールで送ってもらったりしていたのですが、締切り日に揃わないことが悩みの種でした。当店では毎月1日と15日に新しいシフトが始まるので、前半は前月21日に、後半は当月7日に希望提出を締め切りますが、スタッフが持つ『シフトボード』は使い勝手が良く、またリマインド機能があるおかげで、締切り日までに全員のシフト希望が揃います。これには驚きました」。これまでは提出期限を過ぎたスタッフにメールや電話で催促していたが、そういった余計な手間やストレスから解放されたのが大きな利点だと話す。

シフト希望が期日に揃うから、効率よくシフト作成ができる

『Airシフト』には社員2名アルバイト12名を登録。締切り日に全員分のシフト希望が揃うのですぐに管理画面で時間帯ごとの人員過不足を確認。人が足りない時間帯があれば出勤依頼を、多い場合は時間変更依頼をチャットアプリで呼びかけ、スタッフから返事が来しだいシフト表を完成し共有する。

「締切り日に全員分のシフト希望が揃うから、すぐにシフト作成作業に取り掛かれます。人員の過不足もひとめで分かるので調整も早いですね。人数が多い時は、経験年数が少ない新人を外したり移動させたりして、人数が足りない時間帯だけスタッフ全員でグループを作っているチャットアプリで出勤依頼をします。その返事待ちに2～3日費やすものの、実際にシフト作成にかかる時間は数分ほどなので、非常に効率が良いと感じています」。

古寺氏が以前、他店で利用していたシフト作成システムは、店内のパソコンでしかログインできないという制約があった。その点『Airシフト』は、いつでもどこでも自分の都合に合わせてシフトを作成・管理できるので作業がしやすいと言う。またシフト作成時に概算人件費が分かるので、全体の人件費予算と照らし合わせながら計画的なシフトが組める点もよいと話す。「以前はシステムが出す総時間数から人件費を計算していましたが、『Airシフト』はシフトを組む時点で概算が分かるので予算管理に役立ちます。また、スタッフの勤怠管理のためタイムカード機能も利用しているのですが、概算人件費とあわせて給与計算の参考にもしています。

卒業や転居などスタッフの交代が予想される4月に向けて「仙川パスタ」では、これまで製麺・キッチン・ホールと担当分けしていた勤務体制を一本化し、新たな求人も募集し始めた。新体制になってからも、店長の業務を力強く支える『Airシフト』の活躍が期待されている。

スタッフの声

操作が簡単で、画面が見やすい

熊谷翔太郎さん
当店で働き始めて2年半になります。現在は週3、4回ホールとキッチンの両方を担当しています。『シフトボード』は面接時に初めて知りましたが、『Airシフト』との連携も簡単ですし、操作で戸惑うことも全くありませんでした。当時掛け持ちしていたバイト先ではチャットアプリに希望シフトを打ち込んで店長に送り、出来上がったシフト表がPDFで送られてきましたが、比較すると画面がとても見やすく、リマインド機能もあるので、提出忘れが無く助かっています。現在は毎月20日ごろに翌月の生活全般のスケジュールを作り、同時にシフト希望も決めてしまってだいたいの給料額を算出しています。『シフトボード』は給与計算機能もあり、目標額設定や達成率も設定し把握できます。この機能はまだ使ったことがないので今後利用したいと考えています。

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