居酒屋「オリオン餃子高崎店」様に、紙伝票から変更して感じたことをお聞きしました。
群馬県高崎市 オリオン餃子高崎店 店長 佐々木卓巳さん
2021年7月8日掲載
※2022年2月17日 サービス名称を「Airレジ ハンディ」から「Airレジ オーダー」に変更しました。
掲載の記事は、名称変更前に取材させていただいた導入事例となりますが、サービス名称を現在の名称に変更しています。導入前は、注文を取ったら大きな声でキッチンに注文を伝えることで時間のロスをなくすようにしていました。
例えば、客席によってはスタッフが靴を脱いで注文を取りにいかなくてはならず、キッチンに戻って注文を伝えると時間がかかってしまいます。注文後にその場から大きな声でキッチンに注文を伝えていました。
ただ、その声がキッチンに届かないこともありましたし、いくつもの注文を大きな声で伝えることに抵抗もありました。
オペレーションの効率化を目的に、最初は「Airレジ オーダー」をキッチンプリンターで導入しました。ハンディで取った注文内容が直接キッチンへ届くので、大幅な時間短縮ができ、業務改善も図れましたね。
オペレーションの効率化が図れたのは、注文時だけではありません。会計時の時間のロスも見事になくなりましたね。
これまで、紙伝票を見ながらひとつひとつのメニューをレジに打ち込んでいたため、注文数が多いとお客様をお待たせしてしまうこともありましたし、スタッフの手間がかかりました。さらに慣れていないスタッフですと、余計に時間がかかってしまいました。
「Airレジ オーダー」と「Airレジ」がリンクしたことで、会計を打ち込む手間もなくスムーズに会計できるようになりました。お客様をお待たせすることがなくなり、サービスの向上につながったと思います。
「キッチンモニター」が出たのをきっかけに、キッチンプリンターからキッチンモニターに移行しました。ペーパーレスにして経費削減を図りたいという思いがあったからです。
現在はキッチンモニターを3台、だれでもどこでも見られる場所に配置しています。当初は紙のほうがやりやすいという声もありましたが、慣れてくると次第にオペレーションの効率も上がってきました。
また、プリンターならではの紙詰まりで注文伝票が印刷できないといったトラブルがなくなり、調理や接客に集中することができるようになりました。経費削減がトラブル防止にもなり、さまざまなメリットにつながっています。
餃子をメインとしている当店は食事を目的に来店するお客様が多く、美味しさはもちろんのこと、「時間」にはとてもシビアです。少しでも料理提供が遅れると、クレームにつながることもあります。
「Airレジ オーダー」は、お待たせ状況を見ることができ、提供遅れもひと目でわかるので、クレームの回避に大いに役立っています。
例えば、どこどこの席のお客様が15分ほど待っているというのをしっかりと認識できる。だからキッチンでもホールでも、お待たせしているお客様を優先して対応することができるんです。こうした対応はお店に対する信頼にダイレクトにつながると思っています。
実際に使ってみて、「Airレジ オーダー」の最大のメリットだと感じているのは、分析できることです。紙伝票だと、どの料理が一番出ているのかを調べるのはとても大変です。さらに、これまでは料理が何分で提供できたのかという、料理の提供速度も肌感覚でしか分かりませんでした。
「キッチンモニター」を使うことで、注文から調理、配膳までの時間を確認することができます。例えば、このスタッフが作った料理は5分で提供できたけど、別のスタッフは10分かかったという調理時間も把握できます。
「この料理は調理時間が意外とかかる」など、これまで感覚的だったものが、しっかりと数字で見えるので、経営上の課題をクリアするための答えを導き出すのが容易になりました。
導入前は注文、会計など、すべての作業に時間がかかっていましたが、導入後はそれらすべてがスピーディーになりましたね。
もちろん、紙を使った伝票でも、お店を成長させることは可能ですが、労力と時間が多くかかります。その結果、「この料理が一番人気だから、どんどん伸ばしていこう」といった決断や対策がとても遅れてしまいます。
その点、「Airレジ」と「Airレジ オーダー」で、お店の課題解決する上で一番大切な分析をすることができるようになったため、時間や労力を使わずにスピーディーにお店を成長させていける。そこが一番のメリットだと実感しています。