Indeed(インディード)は、求人を掲載できる求人検索サイトです。ここでは、Indeedの利用を検討したい企業向けに、自社でも試す価値はあるか、利用するにはどうしたらいいか、費用はかかるのか、などの概要をご紹介します。
Indeed (インディード)とは
Indeed (インディード)は、世界 No.1の求人サイトで(※1)、日本国内の月間総訪問数は2,610万(※2)です。求職者は、Indeedで「勤務地」や「職種」に含まれるキーワードなどで検索すると、関連性の高い求人を一覧化してみることができます。
従来の求人サイトとの違いは、無料(※3)で求人掲載が可能なこと、また、Indeedにはさまざまな求人サイトや企業の採用ホームページから連携された求人情報が集まっていることです。そのため、求職者が多くの求人情報をIndeed上で検索できる仕組みを実現しています。
Indeed(インディード)でできること
- 無料で求人掲載が何件でもできる(※3)
- 無料で企業ページが作成できる
- いつでも求人の掲載開始、停止ができる(※4)
- いつでも求人情報の修正、改善ができる
- 応募者対応ができる
- 有料掲載で表示数を増やせる、など
Indeedへの掲載は無料ででき、掲載件数に制限はありません。従来の求人メディアでは、掲載期間が決まっているものも多いですが、Indeedでは求人の投稿はいつでも行えます。掲載開始後は、求人情報の修正や停止も自社で行うことが可能です。また、スポンサー求人(有料オプション)を利用すると、表示回数を増やして、より広く求職者にアプローチしやすくすることもできます。
Indeed(インディード)の料金
Indeedの料金は、通常の求人掲載、採用ホームページの作成、応募者対応などは無料で利用でき、採用成功後の成功報酬などもありません。スポンサー求人(有料オプション)を利用すると、求人がクリックされた分だけ費用が発生するようになっています。
スポンサー求人
スポンサー求人を利用することで、求人の表示回数を増やすことができます。予算と期間を設定すると、Indeed独自の高度な分析機能により、設定した求人広告の予算が自動で最適化されます。費用はクリック課金型ですが、上限額を超えることはありません。掲載後の表示回数やクリック数、応募数は管理画面から確認できるので、効果を見ながら、途中で停止や増額をすることも可能です。
Indeed PLUS(インディード プラス)
Indeed PLUSを利用すると、国内主要求人サイト利用者の最大約7割(※5)にリーチすることができます。仕組みは、投稿された求人の内容、特性や閲覧、応募状況などを元に、自動でIndeed PLUSの連携求人サイトの中から最適なものに掲載され、採用効率をより上げる効果が期待できます(※6)。
Indeed PLUSの利用は、Indeed PLUS連携ATS(採用管理システム Applicant Tracking System)から求人を投稿して、Indeedへの有料掲載を設定します。費用は同じくクリック課金型で、掲載基準等を満たすと自動でIndeed PLUSが有効化されます。
Indeedの利用に向いている企業の例
- より多くの求職者にリーチしたい企業
- 複数の職種で採用したい企業
- 突発的に発生する採用ニーズに対応したい企業
- 採用の費用を抑えたい企業
- 掲載媒体の選定の手間を減らしたい企業(Indeed PLUSを利用した場合)、など
Indeedは、多くの求人情報が掲載され、多くの求職者が利用しています。そのため、多くの求職者に広く募集したい企業や、紙メディアなどでは届きにくい地域で募集したい企業での活用に期待できます。また、掲載件数に制限がないので求人数の多い企業や、突発的な募集が定期的にある企業にも対応しやすいでしょう。スポンサー求人をうまく利用することで、予算内に費用を抑えることも可能です。Indeed PLUSを利用することで媒体選定を自社ですることなく、効率的に求職者へ求人を届けることができるようになります。
なお、Indeedのアカウント管理は、自社で行う企業もあれば、スポンサー求人を常時活用したい企業では、Indeedの公式認定代理店であるIndeed認定パートナーに委託している場合(一般的に別途委託料)もあり、自社の状況に応じて選ばれているようです。
Indeedに掲載する方法
Indeedの掲載方法は主に3つあります。
Indeedに直接投稿する
Indeedにアカウントを開設し、求人情報を直接入力して投稿します。画面に表示される必要項目の入力が完了すると、審査が行われ、審査を通過すると掲載が開始します(審査を通過しないと掲載されません)。
Indeed PLUS連携ATSを利用する
Indeed PLUS連携ATSで求人を投稿する方法でもIndeedに掲載することができます。ATSからのデータがフィードされると、直接投稿と同様に審査が行われ、審査を通過すると掲載が始まります。
Indeedに自社サイトをクローリングさせる
自社の採用ホームページなどをIndeedにクローリング(読み込み)させることで掲載することも可能です。クローリングさせるには、Indeedで指定されている掲載基準や仕様を満たす必要があります。
Airワーク 採用管理は、Indeed に連携
Airワーク 採用管理の主な機能には次のようなものがあります。
- 採用HPの無料作成
- 求人の無料掲載/掲載中の修正
- Indeedへの求人の自動連携(※7)
- 応募者の一元管理
- Indeed PLUSの利用
- アプローチ機能の利用、など
Airワーク 採用管理は、株式会社リクルートが提供する採用管理ツールで、Indeed PLUS連携ATSの1つでもあります。採用ホームページの作成、そこに紐づく求人の作成は無料で行うことができ、豊富なデザインテンプレートの中から自社に合うものを選びながら作ることができます。Indeedにも求人は自動連携され(※7)、求人に来た応募者対応なども一貫して管理することができます。
また、Indeed PLUSやアプローチ機能などIndeedが提供する有料オプションの利用もAirワーク 採用管理上で完結することができます。
※アプローチ機能: Airワーク 採用管理から投稿した求人に対し、求職者へ採用企業が積極的にアプローチできる機能です。アプローチの送信方法は、手動送信と自動送信が選択できます。費用は、アプローチの送信は無料で、求人がクリックされた際にかかるクリック課金型となっています。
※1 Comscore, 総訪問数, 2024年3月
※2 Similar Web, 総訪問数, 2024年6月
※3 Indeedへの求人掲載については、利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。
※4 求人の掲載開始前に審査があります。
※5 出典)株式会社ヴァリューズ シェア調査 2023年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
※6 Indeed PLUS連携求人サイトのうち、求人の内容・特性や閲覧・応募状況等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断した連携求人サイトへ自動掲載します。Indeed PLUSは配信最適化の結果、複数ではなく単一の連携求人サイトにのみ掲載される場合があります。掲載対象となる連携求人サイトの種類や掲載可能時期は変更の可能性があります。
※7 Airワーク 採用管理からIndeedへ掲載する際は、Indeedの利用規約・掲載基準に準じるため、自動連携後、掲載されない場合があります。