アパレル

株式会社ユナイテッドアローズ様導入事例

Alipay決済の単価は通常の2.6倍。
お客様にとても喜ばれている
証拠だと思います。

「全てのお客様に喜んでいただく」ことこそが、私たちのつとめです。
リクルートライフスタイルが提供していることの安心
Alipayが使えるならもう1点！　購入単価が2.6倍に
決済手段への対応が来店促進のきっかけに

「全てのお客様に喜んでいただく」ことこそが、私たちのつとめです。

ユナイテッドアローズは設立から34年(2024年3月期末時点現在) のセレクトショップです。メンズ/ウイメンズの洋服にアクセサリー・生活雑貨など幅広い商品を16ストアブランドの全221店舗(2024年3月期末時点現在)で展開しています。「店はお客様のためにある」を社是とした当社は、「お客様がどう思われるか」ということを創業から現在に至るまで、全ての判断軸としてまいりました。

その考え方に国内/海外のお客様の区別はもちろんありません。海外のお客様に喜んでいただけるように、当社ではいち早く免税手続きに対応しました。また、接客コミュニケーション用の多言語表記の指さしグッズの制作や、スタッフへの語学研修の実施等、おもてなしの工夫をしております。そのような中、当社に来店される海外のお客様の約7割を占める、中華圏のお客様の訪日中の不満の中に「決済」があることを知りました。具体的には、カードやAlipay等のQR決済に対応した店舗が少なく、現金を多く持ち歩かないといけないことによる不満です。買い物の体験のなかでも重要な決済の不満は解消せねばならず、そのことによりもっとお客様に喜んでいただきたいと考えていました。

リクルートライフスタイルが提供していることの安心

iPadだけで対応できるのは魅力。店舗ではiPadの台数追加も検討中。

AlipayというQR決済サービスは昨年（2015年）の秋から興味を持ちました。中国では4.5億人以上の人がスマートフォンを使ってAlipayで決済をしており、数あるQR決済サービスの中でもシェアが１番とのことで、とても魅力的でした。また、時代の流れを考えると、今後日本国内においてもAlipay決済に対応することが、当たり前になっていくだろうと感じました。お客様が普段より使い慣れている、便利な決済手段に対応するという流れはとても自然だったと思います。

海外の決済サービスをいち早く取り入れることの不安ももちろんありましたが、『Airペイ QR』なら導入費もかからず簡単に使えて、他のQR決済サービスを導入する時も、iPad１つで端末を増やさずに対応出来る点が良かったです。そして何より、リクルートライフスタイル様が提供しているサービスという安心感が決め手で、まずは試験導入として都心を中心とする25店舗での導入を決めました。

Alipayが使えるならもう1点！　購入単価が2.6倍に

レジでお客様と確認しながら決済が出来るからお互いに安心。

各導入店舗への説明は基本的に、利用方法の動画の共有と、数分の電話で済ませることが出来ました。25店舗それぞれでスムーズに導入できるかはとても不安だったのですが、ログインのパスワードに関することを除けば、店舗スタッフからは、１つも問い合わせはありませんでした。だからといって決済がされていないわけでなく、初日から早速数十万円という高額のお会計が、Alipayで決済されました。導入から4か月ほどたった今も特に問題は起きておらず、お客様に満足いただいています。

印象的だったのはレジにてAlipayが使えると気づいたお客様が、Alipayが使えるのであれば…と購入商品を買い足されたことです。検証の結果、中国のお客様の免税販売の平均単価とAlipay決済の平均単価を比較すると、2.6倍もAlipay決済の単価が高いことがわかりました。Alipayが使えるということは中国のお客様にとって、「とても便利なことなんだな」と実感するに至りました。

決済手段への対応が来店促進のきっかけに

Alipayの案内を設置することにより来店促進も期待

Alipay決済はお客様にとっても、所要時間が数秒と、とても素早く便利なものですので、もっと利用率を上げていきたいと考えています。目立つ位置にAlipay利用の案内を置いてある店舗の決済利用率が高いことからも、今後はレジだけでなく店頭にも、免税対応マークなどと合わせて、積極的に打ち出していこうと考えています。また、Alipay決済に対応する店舗数についても、まずは10月の国慶節に向けて利便性を高めるため拡大を検討しています。今後も『Airペイ QR』を有効活用することで、お客様に満足していただき、また来たくなる・友人に伝えたくなるストアブランドとして認知いただき、訪日前から足を運びたいお店として考えていただくきっかけを、生み出していきたいと思っています。

今はまだ訪日される方が、日本の決済インフラのセキュリティの甘さに不安を感じて、多くの現金を旅行時に用意していると聞いています。当社だけでなくアパレル業界や日本全体で、お客様にとって便利で慣れ親しんだ決済手段に対応出来る様になると、よりよい買い物体験をしていただくことが出来ると考えているので、もっと国内で普及していくといいと思いますね。