Airウェイトの導入効果
待合スペースをお買い場に変えて売り上げアップ。
アイデア次第で活用の可能性は無限。
2019年8月20日掲載
待合スペースの増設しか解決策はありませんでした。
お中元やお歳暮の時期に特設されるギフトセンターでは、ピーク時は1日900組のお客様の対応を行っています。番号券をお客様にお渡しして、順番になったらマイクで呼び出す、という方法で運用していました。お客様ごとに送り先と商品の組み合わせ数も違うため、対応時間は10分から1時間までさまざまです。そのため、待ち時間の目安は立ちづらく、呼出の声が届く範囲でないと待つことができません。お客様に少しでも快適に過ごしていただけるよう、待合スペースの増設で解決していました。しかし、待合スペースを広げることでお買い場のスペースを減らすことになってしまうため、大きな課題を感じていました。
お客様に快適に過ごしてもらうためにスペースの増設や椅子の追加などを行っていました。
機能の豊富さよりも、シンプルな使い方で活用のイメージがわきました。
そんなとき、東京のグループ百貨店に導入されたAirウェイトの活躍を耳にしました。すぐに導入を考え、機能の豊富さに魅力を感じましたが、ギフトセンターでは50代から70代のお客様が中心です。デジタル機器の導入に現場からは不安の声が上がっていました。導入に慎重になっているとき、近隣の飲食店で導入しているAirウェイトを顧客として実際に触って経験する機会がありました。想像していた受付時に人数や項目を入力するような使い方とは違っていて、ボタンをワンタップしただけで受付が完了して番号券が出てきました。シンプルな使い方もできることに驚き、これなら高齢の方でも迷いなく使えるのではないか、と導入に踏み切るきっかけになりました。
どなたでもお使いいただけるようワンタップで発券できる設定にしています。
待ち時間も待合スペースも有効活用できるようになりました。
導入してすぐ効果を実感することができました。ワンタップで発券できるので、予想通り高齢の方でも問題なくお使いいただけました。呼出機能があるので、ブースを離れて違う階に行っても安心してお買い物いただけています。私たちの仕事は、お客様が買い物を楽しんでいただけることに、一番のやりがいを感じますので、大変嬉しく思っています。また、今までの運用では、待合スペースを十分に確保する必要がありましたが、その場で待っていただく必要がなくなったため、待合スペースをコンパクトにし、お買い場を広げることが可能になりました。「Airウェイト」は顧客満足度アップはもちろん、待ち時間も待合スペースも有効活用することで、売り上げアップにも貢献してくれています。
スタッフも、待ちからくる焦りは減り、接客に集中できるようになりました。
どんな業種でもアイデア次第で活用できると思います。
お客様の買い回り効果だけではなく、従業員の業務効率化にも役立っています。以前は、時間ごとの受付の数を人の手で記録していましたが、今では作業は必要なく自動的にデータが溜まります。さらに、今まで見れなかった時間帯・曜日別の待ち時間の傾向もわかるようになりました。また、お買い場のマネージャーは、遠隔で現場の混雑状況が確認できるのも魅力に感じています。導入前に期待したこと以上に、「Airウェイト」は私たちの業務にフィットして役立っています。機能が豊富でありながら、シンプルな活用にも対応し、業務効率化も同時に叶えられる――。どんな業種でも、アイデア次第でいくらでも活用できるのではないでしょうか。
お買い物を楽しんでもらえるよう、今後も「Airウェイト」を活用していきたいです。