Airウェイトの導入効果
一人分の人件費を削減できました。
高いカスタマイズ性に今後も期待しています。
2018年5月10日掲載
煩雑な番号券管理、説明の手間、衛生面、と課題は山積みでした。
北九州総合病院の総合案内では、来院時の最初の窓口として、日々多くの患者さんをご案内しています。手作りの番号券を2枚1組で運用しており、受付時に1枚は患者さんに渡し、もう1枚はスタッフの管理用で使っていました。スタッフ管理用の番号券は、受付から窓口に渡し、窓口から会計に渡し、一人の患者さんの対応が終われば、窓口に2枚組の番号券を戻し、、、と、スタッフが各所を行き来して運用していて、大変煩雑なものでした。患者さんへ番号券を渡す際に、この流れを詳しく説明しなければ理解してもらえないため、毎回の説明もスタッフを疲弊させていました。また、何度も番号券を使いまわすことから、劣化も早く、多くの人の手を介するので衛生面でも不安がありました。煩雑な番号券管理、説明の手間、衛生面、と課題は山積みでした。
以前は手作りの番号券で運用していて、オペレーションは煩雑でした。
スマートにさせたい!スタッフ全員のその思いを実現してくれました。
このままではいけない、とスタッフ全員が強く思い、様々な受付機器を比較検討しました。しかし、狭い窓口に従来の大きな専用端末を設置する十分なスペースはなく、カスタマイズ性も低いことから、自分たちが理想とする運用を実現できるイメージは湧きませんでした。そんな中、見つけたのが「Airウェイト」です。場所をとらないiPadで運用できて、窓口設定や要件ごとに呼出を設定できるカスタマイズ性の高さが大変魅力的でした。呼出用の専門機器も必要なく、余っていたモニターを活用することができたことで、導入費用も安く、すぐに導入の意思決定ができました。導入後、直感的な操作感で設定も簡単にでき、すぐに理想としていた運用がスタートできました。
説明書を見なくとも、すぐに設定できました。
受付人員を一人減らすことができました。
実際に患者さんに使ってもらうまでは、高齢者の患者さんはこの運用に慣れてくれるだろうか、音声呼出はうまく機能するだろうか、と不安はありました。しかし、運用開始して3ヶ月以上経ちますが、苦情や問い合わせは一切ありません。むしろ、番号券とモニターの表示のみで患者さんが流れを理解してくれるので、今まで発生していた説明の手間は、ほぼなくなりました。スタッフが、今まで番号券を渡すために、受付と窓口とを行き来していましたが、その手間も一切必要なくなりました。スタッフ全員が、落ち着いて患者さんに向き合う余裕ができました。そのため、番号券の管理で配置していたスタッフ一人分の人件費を削減することができました。
窓口毎にiPadを操作しているので、スタッフが行き来する必要がなくなり待合室がすっきりしました。
カスタマイズ性の高い「Airウェイト」と、今後も受付業務をアップデートしていきたいです。
導入前後であきらかに運用は良くなりました。しかし、私たちは、さらに受付を便利で快適にできるのではないかと考えています。要件ごとに番号範囲を設定したり、担当者ごとに管理したり、と試行錯誤して日々受付業務をアップデートできるのは「Airウェイト」のカスタマイズ性の高さならではだと思っています。今は総合案内での運用ですが、より患者さんが快適に過ごせるようにオンライン受付なども利用していきたいと思っています。これからも、Airウェイトのアップデートにも期待しています。
より患者さんに快適に過ごしてもらえるように、今後もアップデートしていきます。