Airウェイトの導入効果
近隣からのクレームもあった行列を解消して、
地域と共存した繁盛店をつくることができました。
2019年6月13日掲載
待ち時間を解消して地域との共存を目指したい。
京都の四条は民家をはじめ、飲食店や雑貨店、アパレルショップなどが建ち並び、地元の方だけでなく、多くの観光客でにぎわっています。そうしたエリアの中、「京都四条 くをん」は18年12月にオープンしました。キラーコンテンツは「かしわキーマうどん」です。味はもちろん、呉服店をリノベーションした古民家づくりの建物も注目され、多くのメディアで紹介してもらったお陰で、曜日を問わず一時間以上の行列ができるようになりました。しかし、対応するのは2名のホールスタッフです。お客様のご案内からオーダー、商品の提供、お会計、そしてお店の外に出て行列の管理まで行わなければならず、とても業務が回せるような状況ではありませんでした。また、四条は碁盤の目状に細い道がいくつも通っていて、一方通行の道も多く、人と車がすれすれになる通りもあります。店の外で待つお客様が交通を妨げてしまい、周辺の住民の方からお叱りの声を受けることも多くなりました。どうにかして行列を解消し、地域と共存できないだろうか。課題の解決に、従業員一同、頭を悩ませていました。
店の前の行列がスタッフの負担になり、近隣にもご迷惑をお掛けしていました。
タブレット一台でスマートに行列を解消できたことに驚いています。
「Airウェイト」の導入を決めたのは、当社の別店舗のカフェで使って効果を実感していたからです。以前、その店も行列で悩んでいました。しかし「Airウェイト」を導入すると、たちまち抱えていた問題が解消されたそうです。それだけでなく各スタッフが本来の業務に集中できるようになった結果、お客様にカフェの洗練された雰囲気をゆっくりと堪能してもらえるようになり、さらに人気に火が付きました。導入前、他社の製品も再度検討してみましたが、初期費用だけで数十万円も掛かってしまうものばかりでした。リーズナブルに導入ができて、すでに効果も実感している「Airウェイト」しかない。そうした確信を持って、今回の導入を決めました。社内事例が後押しして、現場スタッフもシステムの導入への抵抗感はありませんでした。そして、比較的行列が少ない平日から「Airウェイト」を使った運用を開始しました。
今では、ほとんどお店の外にでることなく行列管理が行えています。
待ち時間が京都観光をしてもらう有意義な時間に変わりました。
店のシチュエーションに合わせて、いかに活用するか。「Airウェイト」の導入に合わせて、当店ではそこに注力しました。お客様を呼び出すタイミングやご案内する順番など、店の混雑状況に合わせて対応していかなければなりません。それが出来ないと 店の回転が悪くなり、売上にも影響を与えてしまう可能性もあります。スタッフ同士でコミュニケーションを取りながら、「一度に5、6組は呼び出そう」や「一番先に来られたお客様からご案内」など一つ一つのシーンに合わせた対応を考えていきました。「Airウェイト」の豊富な設定カスタマイズによって、細かな対応もスタッフの経験値に依存することなく、スムーズに実現することができました。今は行列は解消され、お客様は呼び出しまで京都観光などをされています。当店の近くには二条城などの観光名所が多いですから。「Airウェイト」のお陰で待ち時間が、有意義な時間を過ごしていただく時間に変わりました。行列が解消したことで店のスタッフの負担も減り、現在では1名のホールスタッフで対応できる日もあります。
店の前で待つことなく、お客様が有意義な時間を過ごせているのがうれしいです。
「Airウェイト」の存在が新たなチャレンジを後押ししてくれています。
飲食店では行列が行列を呼ぶケースは珍しくありません。行列には販促効果があるため、それを解消することを躊躇する経営者も多くいます。しかし、当店では行列が解消しても売上は下がりませんでした。それどころか行列が解消した結果、それぞれのスタッフが本来の業務に集中できるようになり、サービスのレベルが上がって売上は伸びています。近隣の方からのクレームもなくなりました。私たちは当店を地域に溶け込んで、長く愛される店にしたいと思っているからこそ、「Airウェイト」の存在をとても心強く感じています。現在、目指しているのはリピーターの獲得です。ランチは混雑しますが、ディナーはまだまだ余裕があります。一人ひとりのお客様に対する心温まるサービスの提供はもちろん、今まではできなかったSNSなどでの発信を行い、一人でも多くのファンをつかんでいきたいです。その実現に「Airウェイト」の存在は絶対に欠かせません。
インバウンド客も増えていて、まだまだ店の可能性の大きさを感じています。