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寅壱ビックタイガ 導入事例
2020年4月27日掲載
ポイントを通した会話で商品の提案を実施。ポイントカードの提示の有無で客単価に700円の差が生まれるほど、その効果の高さを実感しています。
現場のオペレーションの負担にならない。だから導入を決めました。
「寅壱ビックタイガ」はワーキングウェアの専門店です。作業服をはじめ、鳶装束(とびしょうぞく)や安全靴などを取り扱う自社ブランド「寅壱」を中心に商品をラインアップし、多くのお客様にご愛用いただいています。地域密着店を目指して、買い物を楽しめる雰囲気づくりを大切にしています。店舗運営で特に力を入れているのは「商品説明」と「時代にあった変化」の二つです。当店は専門的な商品を揃えているので、お客様からするとどう使えばいいのかわからないアイテムも少なくありません。だからこそ、しっかりとお客様とコミュニケーションを取って、ニーズにぴったり合った商品を購入いただけるようにサポートしています。一方で時代に合った変化も必要です。特に、共通ポイントは社会的にこれから注目が高まっていくでしょう。それに関連したサービスの検討も行い、「Airペイ ポイント」が候補の一番手として上がりました。導入の決め手は、簡単に操作できるシステムだったからです。現場で働くスタッフは会計や商品説明、品出しなど、日々、多くの業務をこなしています。その上、スタッフに負担をかけるようなシステムを導入したら現場に定着せず、結果的にお客様のためにもなりません。「Airペイ ポイント」ならIT系に疎い人でも簡単に操作ができて、現場のスタッフへの負担が軽くて済むため、2019年4月から導入を開始しました。
ポイントカードの提示の有無で客単価に700円の差が生まれています。
当店では会計時に「ポイントカードをお持ちですか?」と必ず聞いています。実を言うと、導入当初、そこまで多くの方が利用するとは思っていませんでした。しかし、蓋を開けてみるとおよそ半数のお客様が何らかのポイントカードを提示してくれます。業種を問わず多くの店で導入されている共通ポイントが貯まるので、「仕事で必要なものを買ってポイントも貯まってお得だね」とお客様と会話が弾むようになりました。お客様とのコミュニケーションを大切にしているからこそ、こうした変化が起きてとてもうれしいですね。また「貯まっているポイントを使いますか」とアナウンスするとともに「会計の端数だけでも使えますよ」とご案内しています。実はポイントが貯まっていたけれど、ポイントがどのくらい貯まっているのかを知らない、どこで使えるのかが分からないお客様も少なくありません。そうしたお声がけを通して、お得に買い物ができ、お客様の満足度を高めています。お客様はスタッフから商品の説明を受けるとき、買わされるというプレッシャーを感じてしまいがちです。しかし、ポイントというお得な話題を挟みながら会話をすると、スムーズに商品の説明ができます。ワンクッションあるだけで、同じ話題でもお客様の耳にすんなりと届くのです。実際、当店ではポイントカードを提示する方の方がされない方より客単価が700円高いというデータがあります。コミュニケーションを通した提案の差が客単価となって表れているということです。私たちはお客様の話を聞いてニーズに合った商品の提案することで信頼を獲得しています。それがリピート利用にもつながっていきます。「Airペイ ポイント」の導入後、新しく生まれたお客様とのコミュニケーションからいい循環が生まれています。
新規客層を取り込むツールとしても「Airペイ ポイント」を活用。
数年前まで、ワーキングウェアの業界ではロングセラー商品が数多くありました。しかし、現在は市場環境が変わり、各社が新商品を次々と発売して競争が激しくなっています。そうなると、数多くの商品の中から自分に合う商品をどう選べばいいのかお客様も迷うようになるでしょう。お客様にぴったりの商品を提案する必要が増えるからこそ、今後、ますますコミュニケーションが重要になるのは間違いありません。「Airペイ ポイント」は、お客様との会話が自然と弾み、スムーズに商品の提案につなげることができます。その役割の重要性も同時に高まっていくはずです。また、ワーキングウェアの専門店というものの、最近、普段着のように着られるワーキングウェアが増えていて、これまで来店されていなかったお客様にも満足いただいている商品もあります。そういったお客様に気軽にご来店いただけるツールとして役立つのがのぼりです。当店ののぼりではワーキングウェアの専門店としてしか認識されません。しかし、TポイントやPonta、WAON POINTが使えることをアナウンスしたのぼりなら「何のお店だろう」と気になり、立ち止まってもらえる可能性も高まります。合わせてキャンペーンも有効に活用していきたいです。年明けから5日間、ポイント3倍キャンペーンを実施したところ、客単価が上がって売上が伸び、「Airペイ ポイント」の力を改めて感じました。そうした力をうまく生かしていければ、新しい客層ももっと取り込んでいけると考えています。コミュニケーションを通じた購買体験を提供する当店の強みと「Airペイ ポイント」の強みを掛け合わせながら、地域で長く愛される店をつくっていきたいですね。