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ジェイアール京都伊勢丹様 導入事例

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Airウェイトの導入効果

行列が解消し、館内全体の人の流れが活性化。
待ち組数を表示したサイネージの活用で飲食店街の集客力も向上しました。
2024年6月26日掲載

ジェイアール京都伊勢丹

人気の飲食店が集まっているからこそ、行列が当たり前の日常になっていました。

「ジェイアール京都伊勢丹」は、1997年9月に開業した京都駅直結の百貨店です。日本有数の観光地である京都の玄関口にあることから、地元の方はもちろん、京都に来られた全国の方にご利用いただいています。中でも最近ご利用が増えているのが、インバウンドのお客様です。近年、京都は国内だけでなく、海外からもたくさんの観光客が訪れており、京都で初めて日本の文化や暮らしに触れるという方も少なくありません。だからこそ、私たちの振る舞いが京都をはじめ、日本の印象を決定付けると思い、日々レベルの高いサービスを提供できるように心がけています。現在、当店の中でも一際高い集客力を誇っているのが11階のレストラン街「イートパラダイス」を中心とした飲食店です。館内には和食や洋食、中華、カフェなど、多種多様な飲食店が30店舗以上あり、さまざまなお客様のニーズに応えています。京都市内で絶大な人気を誇る老舗料亭や、京都市内のロケーションを一望できるお店もあり、対応できる利用シーンも幅広いです。しかし、いくつもの人気店が集まっているからこそ起こる問題もありました。特に当店が課題に感じていたのが「待ちの行列」でした。
ジェイアール京都伊勢丹 導入事例1

観光都市として京都の存在感が高まる中、当店としても飲食店の行列の解消が喫緊の課題でした。

お客様の利便性を高め、飲食店の負担を減らすために『Airウェイト』の導入を決めました。

当店では、以前までどこかの飲食店の前でお客様が入店を待つ行列ができているのが当たり前でした。特に行列が常態化していたのが11階のレストラン街です。土日になると、人気店の前は長い行列となり、入店まで1時間を超えることもあるほどでした。また、特に混雑が激化するのが桜や紅葉の季節です。その時期になると各飲食店の入店待ちの列は一層長くなり、通路が人でごった返してしまい、歩くのも困難な日もありました。当店にはお子様から高齢者まで幅広いお客様が来店されます。中にはジェイアール京都伊勢丹ならではの質の高いおもてなしを期待されている方もいますが、混雑が激化すると満足なサービスができず、心苦しい気持ちを抱いていました。一方で、飲食店側も行列の管理に苦労していたのも事実です。当時、ほとんどの店舗では紙で行列を管理していましたが、列の整理や入店のご案内などで店先に何人かのスタッフが必要になり、大きな負担になっていました。そうした状況を前に、お客様にとっても、飲食店にとっても負担の大きい順番待ちをどうにかして解決しようと模索を始め、最終的に出会ったのが『Airウェイト』です。
ジェイアール京都伊勢丹 導入事例2

11階のレストラン街には15店舗の飲食店があるため、行列ができる時間帯は特に人で溢れていました。

行列に並ぶ必要がなくなり、以前に比べて館内全体の人の流れが活発になりました。

当店で『Airウェイト』を導入したのは2022年3月です。現在、30店舗以上ある飲食店のうち23店舗で『Airウェイト』が活用されています。導入後、各店舗の行列は解消し、お客様は待ち時間に別の用事を済ますなど、有意義に時間をお過ごしいただけるようになりました。当店としては、各フロアに魅力的な店舗が数多くそろっているので、食事だけでなく買い物も楽しんでいただきたいと思っています。しかし、これまでは行列に並ぶだけで時間が終わってしまったり、行列そのものに疲れてしまったりして、館内全体を満足に楽しめない方が多くいました。行列に並ぶ必要がなくなった結果、館内全体への回流が起きているので当店としてもメリットは大きいです。また、『Airウェイト』の多言語対応も重宝しています。現在、当店の売上の10%近くがインバウンドのお客様です。飲食店でもディナーを中心に多くのインバウンドのお客様が来店されています。以前までは名前を書いて行列に並んでいただくシステムを説明したりする必要がありましたが、現在はその手間もかかりません。インバウンドのお客様も『Airウェイト』のシステムをすぐに理解し、スムーズに発券をしてくださっているので、海外の方にとってもご利用いただきやすい環境を整えることができました。
ジェイアール京都伊勢丹 導入事例3

日本語はもちろん、英語と中国語(簡体・繁体)、韓国語も選択できるので、国籍を問わず使いやすいサービスです。

待ち組数を表示したサイネージの活用で、11階への飲食店街へのスムーズな集客が実現しました。

当店ではAPI連携を活用し、2022年の秋からサイネージやホームページでも待ち組数を表示するようにしています。特にサイネージでの表示はリアルタイムでの混雑状況が分かるので、お客様からの評判がとても高いです。サイネージは11階のレストラン街と2階の正面入り口、そしてJR西口改札前イートパラダイスの入り口に設置しています。中でも2階のサイネージはエレベーターの前に設置しているため、上層階に行く前に確認されるお客様が多いです。一度、以前のような混雑を経験されたお客様は「レストラン街の飲食店は並ばないといけない」と思い、上層階に上がらなくなってしまう可能性があります。しかし混雑を可視化し、すぐに入店できるお店もあるとお知らせすることで、レストラン街へご来店されるお客様も見受けられます。飲食店側も行列の管理をする必要がなくなった結果、お客様満足度が向上するようなサービスの提供に集中できています。『Airウェイト』のおかげでこうした環境を整えられたことを活かし、今後、お客様からの期待にさらに応えていけるように取り組んでいきたいです。
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正面入り口のサイネージで立ち止まり、各店舗の待ち組数を確認してから、それぞれの階へ上がっていくお客様も多いです。

企業プロフィール

ジェイアール京都伊勢丹 プロフィール
ジェイアール京都伊勢丹 飲食店
ジェイアール京都伊勢丹 プロフィール
〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
TEL.075-352-1111
1997年9月に、西日本で初めての伊勢丹としてオープン。京都駅に直結という好立地もあり、三越伊勢丹グループの中でも入店客数が上位の店舗。2022年9月には開店25周年を迎え、観光都市として国際的な注目度が高まる京都の中で、重要な役割を果たしていく。

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