カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス

スマホ決済を導入したい方へ。種類・メリット・契約の流れなど解説

2019年の個人におけるスマートフォン(以下、スマホ)の保有率は67.6%となっており、国民の半数以上がスマホを持つ時代になりました(※1)。スマホは今や生活に欠かすことのできない情報端末として普及しています。キャッシュレス決済においても、スマホはその存在感を増しています。「クレジットカードを登録し、タッチして決済する」、「QRコード(※2)を表示したり、読み込んで決済する」など、様々な方法が選べるスマホ決済について解説します。

(※1) 総務省 令和2年 情報通信白書
(※2)QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です

スマホ決済とは

スマホを決済端末としたキャッシュレス決済のことで、商品やサービスを購入した際に、現金ではなくスマートフォンを利用して支払い処理を行います。
スマホ決済は大きく分けて「タッチ決済(非接触IC決済)」「QRコード決済」の2つの方法があり、どちらの場合も使用したいアプリを前もってスマホにインストールしておく必要があります。

スマホ決済の成り立ち

日本ではNTTドコモが、2004年にFeliCaという技術を用いたおサイフケータイを発売。そこから携帯電話メーカーとキャリア各社が、FeliCaを用いた携帯電話端末を市場に投入しました。

その後、携帯電話が通話以外の機能を拡充しスマートフォンと呼ばれるようになり、2016年にAppleのiOS機種で使用できるApple Pay、Android機種で使用できるAndroid Pay(現在はGoogle Pay)が日本でスタートしたことが、本格的な普及のきっかけとなりました。

スマホ決済の種類としくみ

ひとえにスマホ決済といってもその種類はさまざまです。実際にどのようなものがスマホ決済と呼ばれるのか、見ていきましょう。

タッチ決済(非接触IC決済)

「タッチ決済(非接触IC決済)」は、スマホに搭載されたFeliCa、Bluetoothといった通信技術を利用して決済を行います。
Apple Pay、Google Pay(おサイフケータイも含む)といった決済サービスに交通系電子マネー・ICカードやクレジットカードを紐づけて、消費者がスマホを専用端末にかざすことにより決済を行います。

専用アプリでは、電子マネー・クレジットカード以外にポイントカードなども一元管理することができるため便利です。
例:各種クレジットカード、モバイルSuica・PASMO、iD、QUICPay、nanaco、pontaなど
※Apple Pay、Google Payで対応している決済サービス・ポイントサービスは異なる

QRコード・バーコード決済

「QRコード・バーコード決済」は、消費者のアプリでQRコードを表示したり、店舗の紙に印字されたコードを読み取ることで決済が完了します。

楽天ペイ、PayPay、メルペイ、d払い、au PAY、また株式会社ゆうちょ銀行が提供するゆうちょPay(ゆうちょ口座から即時引き落とし)というものもあります。個人間送金機能、割り勘機能などが付帯しているものもあり、若年層を中心に急速に広がっています。
消費者が専用アプリでコードを提示し、店舗側が読み取り、決済する方法、店舗側がタブレットで決済金額入力後にコードを表示し、消費者に読み取ってもらい決済する方法、そして消費者が店舗にある印字済みのコードを読み取り、消費者自身で金額を入力して決済する方法の3種類があります。

スマホ決済の支払いタイミング

支払いタイミングとして、前払い(プリペイド)、即時払い(リアルタイムペイ)、後払い(ポストペイ)の3パターンに分けられます。

(1)前払い(プリペイド)

事前にスマホ決済アプリにチャージされた残高を使って支払います。決済しようとしたら残高が足りないといった事態を避けるために、またチャージが面倒な人向けに、クレジットカードを紐付け、オートチャージが出来る機能もあります。

(2)即時払い(リアルタイムペイ)

決済のタイミングで、銀行口座から即時引き落としが行われます。ゆうちょPayのように銀行が提供しているQRコード決済や、紐付けたデビットカードで決済します。
口座残高が足りない場合は決済ができませんので、消費者は残高をチェックしておく必要があります。

(3)後払い(ポストペイ)

あらかじめ登録した銀行口座から締日ごとに一括で支払う方法や、登録しているクレジットカードで決済する方法があります(クレジットカードを利用した場合と同様に後日精算)。
携帯料金との合算払いのキャリア決済や、コンビニ・ATMで精算が可能なサービスもあります。

スマホ決済のメリット

常に携帯しているスマホで決済出来ますので、財布を持つ必要がなくなります。Apple Pay、Google Payともにセキュリティ面での安心感や、アプリでの一元管理の利便性もあり、今後もますますスマホ決済の利用は広がっていくと思われます。

  • レジでの会計の効率化

    スマホ決済であれば、レジでかざしてもらうだけ、QRコードを読み込むだけで決済が完了するため、混雑時でもスムーズに会計が行えます。

  • レジでの会計の効率化を図るイラスト
  • 人件費や時間的コストの削減

    現金の取り扱い量が減るため、お釣りの準備時間やレジ締めなどの会計処理時間を短縮したり、現金管理時間を削減することが期待できます。

  • 人件費や時間的コストの削減イラスト
  • インバウンド需要が取り込める

    キャッシュレス決済全体に言えることですが、インバウンドを含めた購買の機会損失を減らすことができます。
    特にキャッシュレス先進国といわれる中国では、Alipay、WeChat Payといったスマホ決済が日常のあらゆる場面で当たり前になっています。

    観光立国を目指す日本においては、スマホ決済は今後も欠かせない決済方法の一つです。

  • インバウンド需要が取り込めるイラスト

スマホ決済の導入の方法

これまで説明してきた通り、スマホ決済の方法は多岐にわたります。複数のスマホ決済を取り扱っている決済代行事業者であれば、一度に導入することが可能ですので、個々に相談するよりも、決済代行業者へまとめて問い合わせするのがよいでしょう。

導入までの流れ

スマホ決済を店舗に導入する際の一般的な流れをご紹介します。

申込み(必要書類の送付)→加盟店審査→申込み書類の送付→端末・キットの配送

  • 申込み(必要書類の送付)→加盟店審査→申込み書類の送付→端末・キットの配送手順イラスト

早ければ数日で契約が締結でき、端末やキットが届くケースもありますが、審査に時間がかかる場合もありますので、事前の確認は必要でしょう。
既に非接触IC技術でかざすだけで決済ができる端末を導入している店舗であれば、契約先に直接連絡するとスムーズに導入が行えます。

スマホ決済以外の代表的なキャッシュレス決済

クレジットカード

日本で最もメジャーなキャッシュレス決済の手段であり、国民の約8割がクレジットカードを保有しているといわれています。最大の特徴は、事前審査が必要でその信用によって後払い、分割払いが出来ることです。

デビットカード

「デビットカード」は、支払いと同時に銀行口座から引き落としが行われるしくみのカードです。現金に近い使い方ができるのがデビットカードの特徴で、海外では一般的な決済方法となっています。

プリペイドカード

「プリペイドカード」は、事前にチャージした電子マネーで商品・サービスを購入することができる決済方法です。

クレジットカード同様のVisa、Mastercard®、JCBなどの国際ブランドが付いたブランドプリペイドカード※や、Google Pay、Amazonギフト券、ニンテンドープリペイドカード、iTunesカードなど、各種のサービス専用のプリペイドカードがあります。

チャージした分しか使えないので、気軽に持ち運びができ、使いすぎを防ぐことも可能です。

※ガソリンスタンドやホテルなど、事前に金額が決まらない加盟店では、国際ブランドのプリペイドカードは利用できない場合もあります。

電子マネー

電子マネー決済は、非接触ICの技術を使い、カードまたはスマホをかざして決済するキャッシュレス決済です。あらかじめ使いたい金額をチャージするプリペイド型と、クレジットカードに紐づいた後払いをするポストペイ型があります。プリペイド型は、Suica、PASMOなどの交通系と、nanaco、WAONなどの流通系が代表的で、チャージ残高の範囲内で商品・サービスを購入することができます。

ポストペイ型はiD、QUICPayがあり、国際ブランドのカードに紐付いた決済が可能です。クレジットカードに紐づいた後払い決済、同デビットカードに紐付いた即時払い決済、同プリペイドカードに紐付いた前払い決済を行うことが出来ます。カードだけでなく、スマートフォンに内蔵された形も普及しています。

現在では様々な店舗へ電子マネー決済端末の導入が進んでおり、バスや電車の運賃の支払いだけでなくさまざまな商品・サービスを購入できるようになりました。

最後に

主にスマホ決済という決済方法をご案内してきましたが、「いくつもの決済方法をひとつの端末で処理できるサービスもある」ことをご存知でしょうか。

たとえば、クレジットカード用、スマホ用など、一つひとつの端末がバラバラだと、レジ周りのスペースも足りませんし、スタッフが覚えるのも大変です。コンパクトな端末1台のみで、多くの決済サービスに対応できれば、スタッフの学習の負担、煩雑な業務の負担が軽減できますし、お客様を待たせたり、混乱させることもありません。

スマホ決済のようなキャッシュレス決済は、無駄な時間を削減し、お客様対応やサービス向上の時間を増やすことで、お客様にとって便利なお店にする為に存在しています。

ぜひ、前向きに検討してみてください。

Airペイでスマホ決済を導入する場合の手順

Airペイに申込むだけで、スマホ決済の導入が可能です。

  • 1.お申込み

    パソコン等で「Airペイ加盟店申し込み」画面を開き、店舗情報、口座情報、法人の場合は法人情報の入力をします。
    審査書類のアップロードが必要となりますので、書類を事前にご準備ください。

    申込み画面
  • 2.審査

    審査は通常3日程度 で完了です。審査結果は登録いただいたAirIDのメールアドレスに送信されるほか、管理画面でもご確認できます。

    ※現在、多数の申込みをいただいており、審査に時間を要しております。あらかじめご了承ください。

    管理画面
  • 3.配送

    審査が完了すると、ご登録いただいた店舗へカードリーダー、操作マニュアル、加盟店ステッカーをお届けします。
    キャッシュレス導入0円キャンペーンでお申込み時にiPad無償貸与をご希望された方は、合わせてお届けします。

    ※Airペイ対応プリンターは、審査完了後にAirペイ管理画面からご購入いただけます。

    カードリーダー

    プリンターを確認する

  • 4.初期設定

    お手持ちのiPadまたはiPhoneにAirペイアプリのダウンロードを行なってください。カードリーダーの箱に同梱されているマニュアルをご参考に、各種設定を行なってください。

    ※Airペイアプリへのログインには、お申込み時のAirIDとパスワードが必要です。

    iPad マニュアル
  • 5.ご利用開始

    ご利用開始のお知らせメールが届きましたら、実際の決済機能をご利用頂けるようになります。

    ※カードリーダー到着後、1週間程度でメールが届きます。

    iPad カードリーダー

監修者ひとことコメント

意外と知らない方も多いのですが、スマホ決済は、タッチ決済に限り、電源が無くなった場合でも決済が出来ます。電源が落ちてからも数時間は予備電源が作動していますので、完全に電池が切れるまでは決済可能です(もちろん、専用アプリを立ち上げる必要があるQRコード決済は利用できません)。もしお客様で電源が切れた方がいても、決済出来る場合もありますので、落ち着いて対応してあげてください。

監修

新関 広樹(にいぜき ひろき)FinTechコンサルタント

株式会社メンドレス代表。株式会社FiNRU代表。
アクセンチュアを経て、FinTechベンチャーのインフキュリオンにて、国内・東南アジアでのFinTech事業戦略立案、企画・実行支援に従事。
主に融資・決済・送金に関わるFinTechサービスに携わり、大手企業から外資スタートアップまで多くの企業を支援。
現在は山形県における農家支援も行っている。
https://www.mendoless.com/

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※この記事は2021年6月時点での情報です。