Airウェイトの導入効果
関わる全ての人に嬉しい働き方改革を。
トラック受付への『Airウェイト』導入で叶えた、業務効率化と荷待ち時間の半減。
2026年1月20日掲載
導入前の課題
- 受付担当が順番待ちドライバーの電話対応に追われ、他の業務に手がまわらない状態だった。
- 「荷待ち時間」がドライバーの業務時間を圧迫しており、将来的に配送に支障をきたすリスクがあった。
導入後の効果
- 受付担当の電話対応が大幅に減少し、効率化できた時間で他の業務に手が回るようになった。
- オンラインでの事前受付により、ドライバーの分散来社を促進。近隣道路の渋滞が解消されたほか、ドライバーの待機時間を最大2時間から1時間に短縮できた。
紙での受付管理は業務負荷が高く、ドライバーやお客様にも迷惑をかけていました。
株式会社アクトワンヤマイチは、1964年に大阪で創業した建設用軽仮設機材の卸レンタル会社です。レンタル品は幅広く、室内足場を中心に土木機材などにも対応。全国に20拠点を構え、お客様に“必要なとき”に“必要な場所”で、“必要なモノ”を提供する体制を実現しています。
機材を保管している当社のセンターには、貸出・返却のためのトラックが常に出入りしており、特に取引量の多いセンターになると、1日100台以上が機材の積み下ろしを行っています。これまで、積み下ろしの受付は窓口で紙に記入してもらい、順番が来たらドライバーに電話で呼び出すという方式でした。しかし、敷地内にトラックが入りきらない場合、ドライバーは離れた場所で待機しているため、あとどれくらいで自分の番になるのかと状況確認のお電話を頻繁にいただくことに。その結果、受付担当が電話対応に追われ、他の業務が滞りがちでした。
また、紙で受付をすると「手書きの電話番号が読めない」「受付順の間違い」といったミス・トラブルが発生しやすかったのも課題のひとつ。更に待ち時間を長くしてしまい、ドライバーやその先にいるお客様をお待たせする要因になっていました。

1日100台以上のトラックが積み下ろしを行っており、待機しているドライバーから待ち時間の問い合わせを頻繁にいただくことに
「物流の2024年問題」もきっかけ。関わる全ての人に嬉しい働き方改革を目指した導入でした。
受付業務の効率化とミス・トラブルの低減を目的に、2021年頃からDXを視野に入れた業務改革の検討を開始。議論を進めるうちに、トラックドライバーの労働時間上限規制、いわゆる「物流の2024年問題」が社会全体で注目されるように。受付業務を効率化することは、当社社員だけの問題ではなく、当社の商品を届けていただくドライバーのみなさんの業務改善にもつながるのではないか。ひいては、その先のお客様へ迅速に、時間通りに商品を届けることにも貢献できるはず。何も手を打たなければ業界全体で深刻な労働力不足に陥るといわれているからこそ、これは自社だけの問題ではなく関係者全員のために解決すべき問題なのだと捉え、受付業務のDXを前進させていきました。
DXの手段として『Airウェイト』を選んだのは、第一に初期費用のコストが安く、手軽にお試しができたこと。そして、飲食店やクリニックなどでも広く導入されていたため、ドライバーさんや運送会社さんにも親しみを持っていただけそうだったからです。初めて扱う人でも分かりやすい操作性も、選定のポイントでした。

「関係者全員の働き方を変えたい」そんな想いで『Airウェイト』の導入を決めました。
電話の問い合わせが大きく減少し、最大待ち時間も2時間→1時間に短縮できました。
『Airウェイト』の導入後、目に見えて変わったのは受付担当の業務です。『Airウェイト』で受付をしたドライバーは、手元のスマートフォンやタブレットからシステムにアクセスし、リアルタイムに待ち状況を確認できるため、ドライバーからの問い合わせの電話が大きく減少しました。また、呼び出しもシステムから行えるため、当社の受付担当が都度電話をする必要がなくなったのです。その分、これまで後回しになっていた別の業務に手を付けられるようになりました。
さらに、デジタル管理であれば受付担当以外の社員も待ち状況が見えやすく、社内の連携や協力がスムーズに。トラックの待機数が多い場合はスピードアップのために応援の人員を呼ぶといった柔軟な対応がしやすくなりました。
一方、ドライバーのみなさんにも顕著な変化がありました。『Airウェイト』を使えば当社のセンターに来る前に「オンライン受付」が可能なので、事前に順番待ちの組数が把握できます。そのため、「少し待ちそうだから、どこかで休憩を取ってから行こう」「ルートを変更して先に別の積み下ろしを済ませよう」と、効率的な時間の使い方ができるように。そうした動きが加速した結果、これまで最大2時間ほどお待ちいただいていた時間を1時間程度にまで短縮させることができました。

名刺サイズのカードでオンライン受付のQRを配布。今では約7割がオンラインでの受付となっています
『Airウェイト』に蓄積されるデータが、さらなる業務改革のヒントになっています。
ドライバーのみなさんにオンラインで待ち状況を伝えられるようになったことは、思わぬ副次効果ももたらしました。以前はピークの時間帯になると、当社への出入りや荷待ちのトラックで交通量が増大し、近隣にご迷惑をおかけしてしまうこともあったのですが、ドライバーのみなさんの混雑回避の動きにより、近隣の渋滞が解消。クレームの数も減少していることは、当社が地域社会に貢献しながら持続的に事業を発展していく上で、とても大切なことだと捉えています。
先行して導入した2センターでの実績を踏まえ、現在は全国にある他の拠点でも『Airウェイト』の導入を検討中。また、『Airウェイト』を活用することは、別の業務改革のヒントにもなっています。例えばこれまでは積み下ろしにかかる時間を正確に把握できていませんでしたが、『Airウェイト』に蓄積されているデータを読み解くことで実態が見えてきました。こうしたデータをもとに、受付業務にとどまらず様々な業務の効率と品質を高め、当社、関係者、お客様みんなにとってより良い状態を実現させていきたいです。

分析機能を使い積み下ろしにかかる時間の把握も可能に。実態を把握できるようになったこともよかった点の1つです。