日々喜 導入事例
数値を元に戦略を立て、
変化の時代でも
利益を上げ続けられるお店に
日々喜
オーナー
坂本 龍太郎さん
コロナ禍が
コスト意識を変える
きっかけになりました
「日々喜」は完全個室と和食が売りの居酒屋です。レモンサワーが人気になり、2019年6月には品川区の武蔵小山から、ビジネス街として成長していた五反田に移転しました。お客様は40〜50代の男性が多く、大人の行きつけになるような、くつろげる雰囲気のお店を目指しています。
今年(2020年)は大きく状況が変化しました。4月に緊急事態宣言が出たことで、人の流れが変わり、安定した売上が見込める宴会もかなり減ってしまいました。デリバリーやテイクアウトにも力を入れなければならなくなりました。
売上が下がる中でもきちんと利益を残すには、人件費や原価といったコストを正しく把握する必要があります。その管理のために「Airメイト」を導入しました。
先の見えない状況が続くと、スタッフのモチベーション維持も難しくなります。目標設定やメニューごとの出数など、以前は肌感覚でやっていた部分も、「Airメイト」があれば正確に数値を把握することができ、スタッフの納得感にもつながります。
「Airメイト」導入後は、月次レポート機能を活用して、それまでやっていなかった月次会議をはじめました。
店舗スタッフを集めて2時間ほど行うのですが、前月分のレポートが自動でまとまっているので操作のために会議を中断することもなく、議論に集中できます。
レポートがあると課題に対する新たな気付きもあるので、スタッフからも具体的なアイデアが出てきます。こういった会話が増えることで、スタッフ同士の絆も強くなっていきます。
日々変化する状況を
データの力で
乗り越える
また、リアルタイム営業状況把握も活用しています。
目標に対する進捗や、売上の着地見込みがリアルタイムでわかるので、目標を達成するにはあとどのくらい必要なのか、具体的な数値で見ることができます。テーブルごとの客単価なども確認できるので、今お店にいるお客様をよく見て、すぐに対策を打てます。
マニュアルではできない一人一人のお客様に寄り添ったサービスは、当店が大事にしていることでもありますが、この機能がなければここまでできていなかったと思います。
数値を見ていると、客単価の変化やフードが伸びているといったことにも気づけます。そこから仮説を立て、ドリンクメニューの価格帯の幅を広げたり、席の間隔を広めにとった感染対策コースを作ったりする施策を実施していきました。
できることが限られる中でも、当店の強みを目一杯活かすことができた結果、客単価は1,000円アップし、前年比110%の売上を達成する日もありました。
コロナ禍をきっかけに人々の行動は変わりました。当店はビジネス街にありますが、今後オフィスは不要になるかもしれない。そうした変化への対応は間違いなく必要です。
利益を上げ続けるためには、数値をしっかりと見て、データを元に先の戦略を立てて経営していくことが重要です。
今後はデリバリーなどの中食にも力を入れていこうと、ハンバーガーやお寿司などの新業態も検討しています。
デリバリーは手数料や材料費など、コスト構造もさらに変化するので、数値をしっかり管理できる「Airメイト」は、経営判断のために欠かせないですね。
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