マイナンバー通知カードとは違う個人番号カード 悩まずできる発行手続き
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
「e-Taxには個人番号カードが必要」そんな言葉を耳にしたことはありませんか。マイナンバーは、今後、行政のさまざまなサービスに利用され提示する機会も増えていきます。マイナンバー通知書と個人番号カードの違いを覚えておくことで、個人番号カードの必要性が理解できます。また、発行の手順を覚えておくことで申請から受け取りまで戸惑わずにスムーズにできるようになります。そこで今回は、二枚のカードの違いと個人番号カードを発行する際の手順について解説します。
この記事の目次
マイナンバー通知カードと個人番号カードの違いは?
マイナンバー通知カードと個人番号カード、どちらにもマイナンバー・住所・氏名・生年月日・性別は記載されていますが、その他の記載事項や機能の面で下記の違いがあります。
マイナンバー通知カード
- 国民全員に交付される
- 紙製
個人番号カード
- 本人の申請により交付される
- マイナンバーの確認だけではなく身分証明書としても使用できる
- ICチップが埋め込まれており、e-Taxなどの電子証明書として使用できる
- プラスチック製
- 交付の際の手数料は、当面の間無料 ・顔写真が貼付されている
- セキュリティコードがある
- サインパネル領域がある
個人番号カードの申請方法
個人番号カードの申請には下記の方法があります。
郵便申請
- 「個人番号カード交付申請書兼電子証明書発行申請書」に必要事項を記入
- 申請者本人が記名押印(顔写真も忘れずに貼付)
- 郵送
パソコン申請
- 顔写真を撮影してパソコンに保存
- オンライン申請用サイトにアクセス
- メールアドレスを登録
- メールで送られてきた申請者専用webサイトにアクセス
- 画面の指示通りに必要事項を入力し顔写真を添付して送信
スマホ申請
- スマホで顔写真を撮影
- 交付申請書のQRコードを読み取り、オンライン申請用サイトにアクセス
- メールアドレスを登録
- メールで送られてきた申請者専用webサイトにアクセス
- 画面の指示通りに必要事項を入力、顔写真を添付して送信
申請可能な証明書用写真機からの申請
- 交付申請書を持参のうえ申請が可能な証明用写真機に入る
- 写真機のタッチパネルから「個人番号カード申請」を選択し、所定の撮影代金を入れる
- バーコードリーダーに交付申請書のQRコードをかざす
- 案内にしたがい必要事項を入力し、顔写真を撮影、送信
個人番号カード受け取り手順
個人番号カード受け取りの手順
- 交付通知書が届く 申請を出しておくと、交付通知書(はがき)が届きます。
- 必要なものを持ち交付場所に行く 交付通知書・通知カード・本人確認書類・住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)を持って、交付通知書に記載の場所に、期限までに行く。
- カード交付 本人確認の上、暗証番号を設定し、交付してもらう。
個人番号カードの暗証番号
暗証番号は下記のものに対して必要となります。ただし、②③④は同じものにすることができます。
- 署名用の電子証明:英数字6文字以上16文字以下
- 利用者証明用の電子証明:数字4桁
- 住民基本台帳事務用のアプリ:数字4桁
- 券面事項入力補助用のアプリ:数字4桁
まとめ
マイナンバー通知書と個人番号カードの違いについて解説しました。
- マイナンバー通知カードは国民全員に通知される
- 個人番号カードは申請が必要
- 個人番号カードはICチップが埋め込まれた顔写真付きのカード
- 個人番号カードは身分証明書や電子証明書になる
- 個人番号カードを申請するには四種類の方法がある
マイナンバー通知カードと個人番号カードの違いを覚えておくことで、個人番号カードの必要性が理解できます。また、申請から受け取りまでの手順を覚えておくことにより個人番号カードの発行がスムーズにできるようになります。
※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。
カード・電マネ・QR・ポイントも使えるお店の決済サービス Airペイ
キャッシュレス対応で、お店の売上アップを目指しませんか?
Airペイ利用開始で初期費用が0円になるキャンペーン実施中
Airペイに関する資料を無料で差し上げます。
こんな内容を掲載しています
- Airペイとは
- 導入費、運用費について
- キャッシュレス導入0円キャンペーン
- 導入事例、Airペイ体験可能な店舗案内
下記フォームに必要事項をご入力いただき、ダウンロードページへお進みください。
この記事を書いた人
Airレジ マガジン編集部
自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/