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経費削減ならこれ!固定費と変動費をおさえる必須テクニック18選

Airレジマガジン編集部

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

経費削減の必要性を感じていても、何から手を付けて良いか分からない・・・という経営者の方は多いものです。しかし現在の経費を削減することができれば経営を安定させることができ、無駄な支出をなくすことでサービスを充実させたり料金を下げて顧客に還元させることも可能です。今回は今すぐに始められて経費削減効果抜群の、コストダウンの具体的な18の方法をご紹介します。

この記事の目次

固定費と変動費をそれぞれコストダウンしよう

経費削減を考える時に大切な視点が、経費を固定費と変動費に分けることです。固定費と変動費の特徴は異なり、それぞれに応じたコストダウンの方法があります。

固定費

売上に関わらずかかる固定の費用

  • 旅費
  • 備品のリース料金
  • テナントの賃料
  • 人件費

変動費

売上にともなって変動する費用

  • 仕入れにかかる費用
  • 材料費

変動費は経費の節減のための日常の意識が必要です。ところが「日常の意識」というのは主観的なものであり、従業員によって異なる可能性もあるため、ルール化や仕組み化することが大切です。

一方の固定費は、契約内容の見直しや現在の方法を変更することによって継続的にコストダウンができるため、長期的に見て大きな削減効果が期待できます。

経費削減のための具体的なテクニック

具体的な固定費と変動費の経費削減テクニックは下記の通りです。

固定費を削減するテクニック

1.テナントの長期入居を条件に家主に賃料の値下げ交渉をする

2.材料や原料などの調達先の視察、イベントへの出店等にかかる旅費はLCCの利用やパッケージツアー、回数券の活用も視野にいれる

3.ネットバンキングに対応している銀行に乗り換える(手数料の節約になる)

4.ガスや電気の契約プランを見直す

5.直接契約の従業員を増員するのではなく、必要に応じて外部発注(アウトソーシング)を活用することで人件費を削減する(DM発送業務などの単純作業、ブログ記事の執筆、広告・HPのデザイン等の業務)

6.帳簿管理を税理士に依頼するのではなく会計ソフトを導入して自社で管理する

変動費を削減するテクニック

7.カラーコピーを禁止し、トナーセーブモードを活用する

8.社内用印刷は裏紙も使用、コピー料金の目安をコピー機に貼り付けて従業員の節約意識を喚起する

9.照明をLEDに切り替える

10.オフィス家具は中古品も活用する

11.DMは郵送ではなくFAX、メールでの送信も検討する

12.郵送はメール便を積極的に活用する

固定費削減のためには経理の人件費や書類ファイルの備品コストを下げるためのシステム化が大いに役立ちます。上記の会計ソフトの他に明細書作成システムなどもあり、ソフトウェアを活用することで経費削減につながります。変動費のコストダウンでは社内規定やルールを作り、従業員に周知するようにしましょう。社内全体で経費削減に取り組むことが、高いコストダウン効果を得られる鍵となります。

また飲食店経営者の場合、材料費や原価をコストダウンできるメニューを開発するというのも一つの手段です。コストダウンに役立つメニュー開発について、詳しくは下記の記事をご参照ください。

材料費を抑えてコスト削減、原価率を下げるためのメニュー開発

視点を変えたコストダウンの方法

経費削減と言えば商品購入やサービス利用などのコストダウンなどを連想しますが、それだけではありません。例えば仕入を効率化することで商品や材料原価を下げることができます。

仕入の効率化テクニック

13.支払手形ではなく現金仕入れをすることで仕入れ価格を下げる交渉をする

14.仕入先を絞り、仕入量を増やす条件で単価ダウンを交渉する

15.大量仕入れを条件に仕入れ単価を下げる 他にも余剰在庫が増えると売れない商品、使わない材料を抱えるリスクが増え、不必要な経費の支出となる可能性があります。余剰在庫は管理スペースの圧迫だけでなく、期末に残っていると法人税の課税対象となってしまうのです。

余剰在庫を防ぐテクニック(小売店経営者向け)

16.毎月の棚卸を正確に行う

17.在庫数をコンピューター管理することで仕入担当者だけでなく経営者も常に在庫状況を確認する

18.仕入担当者と販売担当者が連携し、適切な数の仕入を行う

余剰在庫が法人税の対象になることについて、詳しくは下記の記事をご覧ください。

決算セールは税金対策になる?知っておきたい在庫の知識

まとめ

経費削減のために取り入れたいことは下記の通りです。

  • 変動費と固定費の違いを理解し、それぞれに応じた対策を行う
  • コストダウンの仕組み化やルール化をし、従業員に周知・徹底させる
  • 現金仕入や大量仕入などを条件に、仕入単価のコストダウンを行う
  • 余剰在庫を抱えないよう、在庫管理を徹底する

こららを徹底することにより、長期的に見て大きな経費削減が可能になるはずです。現在の経費を削減することで経営の安定だけでなく、サービスの充実や料金の値下げをすることで集客率アップも目指しましょう。まずは経費の使用について現状を把握し、手をつけられるところからコストダウンを始めてはいかがでしょうか。

※この記事は公開時点の情報を元に作成しています。

この記事を書いた人

Airレジマガジン編集部

「0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』」のメディア「Airレジ マガジン」の編集部。お店を経営している方向けに、業務課題の解決のヒントとなるような記事を制作しています。

中野 裕哲(なかの ひろあき)氏

中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)

起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/

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