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消費税減税はいつから?店舗への影響とラクなレジ切り替え・設定方法を解説

記事のメイン画像:白いTシャツを着たスタッフがタブレット型POSレジの画面を指で操作している手元の様子

物価高騰が続くなか、政府で議論が本格化している「消費税減税」。生活必需品である食料品の税負担を減らす政策として連日ニュースを賑わせています。消費者にとっては大きな恩恵となる一方、スーパーや飲食店などの店舗事業者にとっては「いつから始まるのか」「レジの設定や値札の変更はどうすればいいのか」などといった実務的な不安がつきまとっているのではないでしょうか。
本記事では、内閣官房や経済産業省などの公的資料にもとづき、現在の検討状況や、制度変更がもたらす店舗への影響、レジ設定について解説します。

※本記事の内容は、2026年6月18日時点の政府における検討状況や公表資料をもとに作成しています。今後の国会審議や法案の成立過程において、税率や施行時期、対象品目などの制度詳細が変更される可能性があります。最新の情報については、今後の政府発表資料をご確認ください。

この記事の目次

食料品消費税減税はいつ実施される?最新の状況を解説【2026年6月時点】

現在、物価高対策の目玉として「食料品の消費税減税(時限措置)」が議論されています。現行制度では、標準税率10%に対し、飲食料品(お酒・外食を除く)には8%の軽減税率が適用されていますが、これをさらに引き下げることで家計の負担を和らげる狙いがあります。
これまでメディアなどでは「消費税ゼロ(0%)」という言葉が先行していましたが、最新の政府内の調整では、2027年4月施行に向け、「食料品の消費税率を1%に引き下げる案」も検討されています。

なお、状況に変更があれば引き続き情報をアップデートしていきます。

なぜ「0%」ではなく「1%」案も検討されているのか

最大の理由は、全国の小売店や飲食店が使用しているレジやシステムの改修負荷と期間にあります。
内閣官房が公開したヒアリング資料等によれば、システム上に全く新しい「0%」という税区分を追加するには膨大な時間とコスト(大きい企業では約1億円)がかかることが指摘されています。一方、「1%」であれば、既存の税率変更の枠組み(パラメーター変更)を活用しやすく、レジ改修の期間を短縮できるという実務的なメリットがあるためです。

出典:内閣官房:「食料品消費税率ゼロ」実現に向けた課題の整理(ヒアリング結果概要)(令和8年4月28日)資料5)(PDF/708KB)

2019年の「軽減税率導入」と何が違うのか

2019年10月に消費税が10%へ引き上げられた際、「10%」と「8%」の2つの税率が混在する軽減税率制度が導入されました。
もし今回「食料品の消費税ゼロ」等が時限的に導入された場合、「10%」「8%」「新税率」の3つの税率が同時に混在する可能性があることに加え、事業者にとっては「一定期間だけ新しい税率を適用し、期間終了後にまたもとの8%の設定に戻す」という過去に例のない対応が求められます。そういう意味でも今回の制度変更では2019年以上のレジの対応力と柔軟性が問われることになります。

出典:国税庁:消費税の軽減税率制度について

制度変更に向けた課題と今後のスケジュール見通し

実現に向けた課題としてはいくつかありますが、「全国の店舗のレジ・システム対応」の負荷が高いことがヒアリング結果で明らかになっています。古い据え置き型のレジを使っている店舗が一斉にメーカーへ改修を依頼した場合、業者のリソースがパンクし、「施行日に新しい税率が計算できない」という事態に陥るリスクもあるでしょう。
政府内では、早期実現に向け1%を求める意見が広がっていますが、2026年夏前には中間取りまとめをし、最終判断をする想定とされています。もし秋の臨時国会で税率を1%とする法案提出をした場合には、実施の目安は2027年4月頃となります。

出典:内閣官房:「食料品消費税率ゼロ」実現に向けた課題の整理(ヒアリング結果概要)(令和8年4月28日)資料5)(PDF/708KB)衆議院:予算委員会議事録「第221回国会 予算委員会 第2号(令和8年2月27日(金曜日))」

カギを握るレジ。経産省も「スマートレジ」の普及を後押し

こうした事態を見据え、経済産業省ではレジのクラウド化や「スマートレジ(mPOS、モバイルPOS等)」の導入を強力に推進しています。なお、POSやPOSレジについて知りたい方は下記の記事も参考にしてください。

商店街や実機体験会で経産大臣らが現場運用を想定したデモを体験

2026年4月30日には、赤澤経済産業大臣及び越智経済産業大臣政務官が錦糸町商店街を訪問。スマートレジシステムの実機体験を行ったほか、全国商店街振興組合連合会に対して、スマートレジシステムの普及に向けた協力を依頼しました。
また、0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ『Airレジ』をはじめとした、スマートレジシステムの事業者3社による実機体験会には、越智大臣政務官が参加。スマートレジシステムの操作方法や会計処理の見え方などを体感しました。

なお、実機体験会の詳細については「経済産業省が普及を推進するスマートレジ。大臣らがレジの実機を視察・体験」の記事をご確認ください。

出典:経済産業省「スマートレジシステムの普及に向けた取組を強力に進めます」(2026年4月30日)

スマートレジは柔軟性が高く、低コストで導入可能

従来型のレジ(ガチャレジ)は、システム改修に膨大なコストと時間がかかります。しかし、タブレットやスマートフォンなどの汎用端末を活用したスマートレジであれば、クラウド経由でソフトウェアのアップデートが行われるほか、消費税率変更もカンタンです。今回だけでなく、減税期間終了後に税率を戻したり、あるいは新しい税率体系へ移行する際も柔軟かつ低コストで対応可能です。

スマートレジは「デジタル化・AI導入補助金」で優先採択の対象に

加えて「デジタル化・AI導入補助金」では、条件を満たした小規模事業者に対して、スマートレジシステムの導入費用も支援する枠組みが案内されています。また同補助金の第3次公募からは、スマートレジシステムの導入申請に対する加点措置を強化し、優先採択を実施することになりました。
従来型のレジを現在使用している人は、これを機会に切り替えを検討するのもよいでしょう。

なお、『Airレジ』の場合は、すでにiPadなどがあれば0円で使えますので、補助金申請手続きをせずとも低コストで導入できます。お気軽に「オンライン導入相談窓口​​」にご相談ください。

出典:中小企業庁(ミラサポplus):「デジタル化・AI導入補助金」で スマートレジに乗り換えませんか!(PDF/897KB)経済産業省「スマートレジシステムの普及に向けた取組をさらに加速させます」(2026年6月15日)

【業界別】消費税変更による現場への影響や必要な対応は

制度変更の詳細(対象範囲や税率)がまだ最終確定していない段階ですが、「もし食料品の税率が変わったら」という前提で、業界別に必要となる具体的な対応を見ていきましょう。

※記載の対応内容はあくまで一例です。ルールは今後の正式発表で変更される可能性があるため、メニュー刷新等のコストを伴う対応は、政府のガイドライン確定後に行うことをおすすめします。

小売業(スーパー、コンビニエンスストア、雑貨店など)への影響

食品から日用品まで幅広い商品を扱う小売業は、最も大きな影響を受けます。
まずはシステム対応です。数百〜数万点に及ぶ商品マスタ一つひとつの「税区分」を見直し、新しい税率を紐付け直す必要があります。在庫管理システムや会計ソフトとの連携も確認しなければなりません。
物理的な対応も必要です。総額表示(税込価格表示)の義務に従い、店舗内のすべてのPOPや棚札を新しい税込価格に差し替える必要があります。これはパート・アルバイトを総動員して深夜に行うような、膨大な人的コストがかかる作業です。

外食産業(レストラン、居酒屋、カフェなど)への影響

もし、テイクアウトや惣菜販売をしており、それらの消費税がゼロ、または1%となれば、メニュー表を刷り直す必要があります。
加えて、レジ本体だけでなく、デリバリープラットフォームとの連携設定や券売機の見直しなども必要でしょう。
なお、内閣官房の資料では「内食と外食の税負担の差が拡大することで、外食の売り上げに影響を及ぼし得る」と明記されています。売上ダウンにならないよう、今から対策を練る必要があるでしょう。

そのほか食料品が提供されるお店や施設も注意

一見無縁に思える美容やサービス業でも、「プロテイン」や「サプリメント」「美容ドリンク」などを販売しているといった場合は、影響を受ける可能性があります。また、ホテルや旅館、介護施設、映画館の売店など、食料品を販売している業態では、レジの見直しや金額表示の見直しが必要でしょう。

減税施行に向けて店舗が対応すべき4つのステップ

税率変更の施行日に向けて、店舗運営者はどのような手順で準備を進めるべきでしょうか。ここでは4つのステップに分けて解説します。

※記載の手順は、想定される対応フローの一例です。具体的な作業内容やスケジュールは、今後の法案やガイドラインの発表内容によって変わる場合があります。

STEP1.既存レジの「対応可否」と「改修スケジュール」の確認

制度の詳細が未確定な現段階において、店舗がまず行うべきは「自店が現在使っているレジの現状把握」です。特に、従来型のガチャレジ(メカレジ、キャッシュレジ)や、導入から年数が経過している据え置き型POSレジを使用している場合、まずは保守契約を結んでいるメーカーや販売代理店に下記の点などを確認してみましょう。

確認するポイント

  • システムの仕様:新しい税率(1%など)や、複数税率の混在設定に対応できるか。
  • 対応方法:自分たちで設定できるのか、メーカー対応なのか。将来税率を戻す場合の対応はどうするのか。
  • コストと期間:改修が必要な場合、費用はいくらかかるか。また、依頼してから対応完了までにどの程度の期間(数週間〜数カ月)を要するか。

事前に確認を行っていれば、「実はこれまで使っていたレジはサポートが終了していて、税率変更に対応できない」といったリスクを早期に発見できます。
もし改修に高額な費用や時間がかかることが判明した場合は、柔軟に対応できるスマートレジ(mPOS)などに切り替える検討をしてもよいでしょう。

例えばPOSレジアプリの『Airレジ』なら、iPadやiPhoneがあれば0円で使えるほか、税率変更もカンタンに対応できます。お気軽に「オンライン導入相談窓口」にご相談ください。

カンタンに税率変更ができる『Airレジ』の詳細はこちら

STEP2.ガイドラインに沿った「新税率・対象品目」の洗い出し

政府から減税の正式な法案と、国税庁等から具体的なガイドライン(対象となる食料品の細かな線引き、イートイン・テイクアウトの扱いなど)が公表された段階で、次のステップに進みます。
ガイドラインを確認し、自社で扱っている商品・サービスのうち、「どれが減税対象で、どれが10%(標準税率)のまま据え置きになるのか」を正確に分類します。また、顧問税理士や会計士などと連携し、インボイス制度上の表記ルール(税率ごとの区分記載)などに変更がないかも合わせて確認しておくと安心でしょう。

STEP3.レジ設定の反映と「値札・メニュー変更」などの物理的対応

STEP2で整理・分類したとおりに、システムと店舗環境のアップデートを行います。
レジの設定画面から商品マスタの税区分を変更しましょう。また、総額表示(税込価格表示)の義務に従い、店舗内のPOP、棚札、メニュー表をすべて新しい税込価格に差し替えます。最も人手と時間がかかる作業となるため、早めのスケジュール調整と人員確保が不可欠です。

STEP4.現場スタッフへのレクチャーと接客オペレーションの徹底

ハード面(レジ・値札)の準備が整ったら、実際に現場に立つスタッフへの教育(ソフト面の対応)を集中的に行います。複数税率が混在する場合、現場の判断ミスや説明不足がクレームに直結するため、非常に重要なステップです。
なお、直感的に使えるレジを使用していれば、レクチャーもカンタンかつ短時間で済むでしょう。

スタッフへ伝達・レクチャーすべきおもなポイント

  • 新ルールの周知:どの商品が減税対象で、どれが10%のままなのか。
  • レジ操作のトレーニング:レジの操作手順や、打ち間違いに気づいた際のエラー取り消し・修正方法。
  • お客さまへのご案内:お客さまからの問い合わせを想定した受け答えの共有。

システムの改修だけでなく、スタッフ全員が迷わず操作でき、お客さまへ自信を持って説明できる状態を作ることが、減税対応の真のゴールとなります。

レジやシステム改修に「1年かかる」は本当か?

これまで解説してきたとおり、今回の制度変更ではレジの変更や切り替えが重要です。しばしばメディアなどでは「レジ・システム改修に1年かかる」と聞くことが多いと思いますが、これは本当でしょうか。結論としては、使用しているレジの種類や税率によって異なります。

従来型のガチャレジ(メカレジ)なら、メーカー対応次第

古い据え置き型のレジを使っている場合、税率の変更はメーカーの保守担当者が直接店舗に出向いてアップデートを行うのが基本です。そのため販売メーカー次第、というところが大きいでしょう。ただし、サポート期間が終了していたり、一部販売メーカーではガチャレジ販売撤退しているケースもあるため、すでにサポート対象外となっている可能性があります。また、全国の店舗に対して技術者の数は限られています。法案が可決されてから動き出したのでは順番待ちとなり、対応に遅れが生じる可能性も想定されます。

ターミナル型POSは0%か1%かで大きく異なる

スーパーや大手チェーンなどで使われるターミナル型POSについて、政府がメーカー等に行ったヒアリング結果によると、税率が「0%」か「1%」かで改修期間が大きく変わることが明らかになっています。0%に対応する場合は、従来の非課税との区別や「0」を処理するための特殊なシステム改修とテストが求められ、最大10カ月~1年程度かかるとされています。一方、1%対応であれば、最大5~6カ月程度に短縮できるとされています。

出典:内閣官房「社会保障国民会議 参考資料(経済産業省)」(PDF/1,062KB)

スマートレジ(mPOS、モバイル型POS)なら数カ月から半年以内

iPadなどを利用した「スマートレジ(mPOS、モバイル型POS)」であれば、基本的には数カ月から半年以内に可能とされています。
スマートレジはインターネット(クラウド)経由でシステムが更新されます。法改正が行われた場合でも、対応アップデートが提供されれば、店舗側は業者を呼ぶことなく、レジ画面での設定変更で対応できるケースが一般的です。

出典:内閣官房:「食料品消費税率ゼロ」実現に向けた課題の整理(ヒアリング結果概要)(令和8年4月28日)資料5)(PDF/708KB)

Airレジならボタンひとつでカンタン税率変更

写真:0円で使えるPOSレジアプリ『Airレジ』のイメージ

0円でカンタンに使えるPOSレジアプリの『Airレジ』なら、将来の減税や新たな税率の追加など、法令の施行にあわせてアップデートされるため、柔軟に対応可能です。

税率設定や商品登録などの準備がカンタン

商品ごとの税率設定やイートイン/テイクアウトのお店に合わせた税率設定ができます。また税率ごとの合計金額のレシートへの印字も対応。事前の設定をするだけで複数税率への対応もカンタンにできます。

複数税率でも会計時の操作がカンタン

さまざまなお店の方の声を聞いて改善を重ねた結果、シンプルで直感的な操作を実現しました。これによって事前に設定をしておくだけで、お客さまを待たせることなくカンタンにお会計ができます。

サポートも万全

Airレジ』では、電話だけでなく、メールやチャットでもご相談やお問い合わせが可能です。また、初期設定や操作方法に関して豊富なFAQをご用意しています。

0円で使える

従来型のレジは、導入費用や税率変更のたびに改修費が発生するケースがありますが、『Airレジ』なら、導入費用や月額費用、改修費用はかかりません。iPadとインターネット環境さえあれば、誰でもすぐに使い始められます。

カンタンに税率変更ができる『Airレジ』の詳細はこちら

「うちの店はどうすればいい?」迷ったら体感、相談してみよう

「記事を読んで重要性はわかったけれど、自分の店の場合は結局どう進めればいいのかわからない」「実際に自分の手で触ってみたい」という方もいるでしょう。そのような場合は、まずは相談窓口などを活用して対応を整理したり、実際に体感してみるのがおすすめです。

Airレジ サービスカウンター

全国の家電量販店内に設置された専用カウンターでは、専門スタッフに相談しながら、実際の『Airレジ』や周辺機器の動作を無料で体験できます。また、その場で購入することも可能です。

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オンライン導入相談

ご自宅やお店で従業員の方と一緒に、電話でご相談いただけます。パソコンまたはタブレットをお持ちの方は、実際の画面を表示しながらのご説明も可能です。

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これからのレジ選びに必要な「5つの基準」

消費税率の変更は、今回が最後とは限りません。これからの時代を生き抜く店舗にとって、レジ選びの5つの基準を紹介します。

1.変化に柔軟に対応できる「自動アップデート機能」

減税措置による一時的な「1%」などの新税率導入、そして期間終了後のもとの税率への戻しなど、今後の税制変更にクラウド経由でアップデート対応してくれるシステムがあると安心です。法改正のたびに改修費や業者の手配に悩まされることなく、ラクに新しい税率へ移行しやすくなります。

2.属人化を防ぐ「直感的な操作性」

「10%」「8%」「1%」「0%」といった複数税率が混在すると、現場の判断やレジ打ちのミスが発生しやすくなります。イートインとテイクアウトの切り替えなどもスマホ感覚で直感的に操作でき、新人アルバイトでも複雑な税区分を意識せずに会計できるわかりやすさがあると、現場の負担を大きく減らせます。

3.初期・運用費を抑える「柔軟なコスト構造」

従来型のレジでは、今回の税率変更に対応するだけで数十万〜数百万円の改修費がかかるケースがあります。手持ちのタブレットを活用し、月額無料〜数千円で利用できるレジを選ぶことで、税率変更に伴う突発的なコストを大幅に圧縮しやすくなります。前述の中小企業庁のデジタル化・AI補助金などもあわせて活用を検討するとよいでしょう。

4.業務をラクにする「外部ツール連携」

複数税率が入り混じった日々の売上データを、そのまま会計ソフトと連携して自動処理できる拡張性があると業務がスムーズになります。また、複雑化するレジ業務の負担を減らすため、キャッシュレス決済端末やモバイルオーダー等とシームレスにつながることも、レジ選びで確認しておきたいポイントです。

5.リアルタイムな「データ可視化」

税率変更の前後では、一時的な買い控えや駆け込み需要が起きやすくなります。また、税率差が広がることで「テイクアウト需要がどれくらい増えたか」などの売上データをリアルタイムでスマホから確認・分析できる機能は、減税後の店舗のマーケティング施策を検討する際に役立つでしょう。

食料品消費税ゼロとレジ対応に関するよくある質問(Q&A)

最後に、消費税減税とレジ対応に関しての疑問にお答えします。

Q.標準税率、軽減税率とは?

A.標準税率は原則適用される税率(現在10%)です。軽減税率は、生活必需品である「飲食料品(酒類・外食除く)」や新聞等に適用されている低い税率(現在8%)のことです。

Q.消費税が変わるのは食料品だけ?

A.現在有力視されている案では、対象は現在の軽減税率対象品目(飲食料品)に限定される見通しです。

Q.外食やテイクアウト、デリバリーは減税の対象になる?

A.内閣官房の資料でも指摘されている通り、「外食(店内での飲食)」は標準税率のままで、「テイクアウトやデリバリー」が減税の対象になる可能性が高いと考えられます。この「イートインとテイクアウトの線引きによる価格差の拡大」が、飲食店にとって注意すべきポイントになります。

Q.減税決定を待つ間に、今からできる対策はある?

A.最も有効な対策は、古いレジをお使いの場合は、今のうちにスマートレジへ移行しておくことです。法案が確定すると駆け込み需要でタブレット端末や周辺機器が品薄になる恐れがあるため、余裕を持って情報収集や環境整備の準備をおすすめします。

Q.2019年の税率変更時、現場で起きたトラブルは?

A.「値札の貼り替えが間に合わず、レジの表示金額と棚札の金額が違ってクレームになった」という物理的な作業遅れによるトラブルや、「対象外の『お酒』等を間違って軽減税率でレジ打ちしてしまった」というヒューマンエラーなどが報告されています。

Q.スマートレジへの切り替えが気になっていますが、まず何から始めればいい?

A.スマートレジが少しでも気になっている方は、ぜひお気軽に「オンライン導入相談窓口」へご相談ください。お店の状況に合わせて、スタッフが丁寧にご案内します。

まとめ

  1. 食料品の消費税率「0%」または「1%」への引き下げ案が2027年4月の施行を目標として検討されている
  2. 店舗事業者は制度の変更に伴い、現在使用しているレジの確認から、税区分変更、店頭の値札差し替え、スタッフへの周知・教育などが必要
  3. 古い据え置き型レジは、改修に時間とコストがかかるため施行日に間に合わないリスクがある
  4. 政府も推進するスマートレジ(『Airレジ』など)であれば、法改正時の自動アップデートや複雑な税率変更にも、直感的な操作で低コストかつ短期間に対応可能

現在検討されている「食料品の消費税減税」は、消費者にとって待ち望まれる政策です。一方、店舗事業者にとっては商品マスタの更新やレジ設定の変更など、対応負荷が大きい制度変更でもあります。内閣官房のヒアリング結果からも、システム改修の巨額な費用や現場の混乱が政府の共通認識となっていることが伺えます。
まだ法案が完全に確定していない現段階だからこそ、「いつ決定しても速やかに対応できる柔軟な体制」を作っておくことが重要です。その切り札となるのが、政府も普及を推進している「スマートレジ」の導入検討です。
今から少しずつ自店舗のレジ環境を見直し始めてみてはいかがでしょうか。

※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。

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この記事を書いた人

Airレジ マガジン編集部

自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。

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