顧客管理ノートでリピーターを確保!売上アップにつながる顧客管理法
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
お店に2~3度足を運んでくださるのに、その後のリピーターにつながらないことをお悩みではないでしょうか。アナログな方法ですが、リピーター客の確保には顧客管理ノートをつけるのがおすすめです。顧客管理ノートをつけることでお客様の趣味・嗜好を把握することができ、それに合わせた接客ができるため、リピーター客の獲得に効果が期待できるからです。今回は売上アップにつながる顧客管理ノートの作り方についてご紹介します。
この記事の目次
顧客管理ノートを作るメリットは?
顧客管理ノートを作って接客に活かすことで、リピーター客の確保や売り上げアップにつながるというメリットが期待できます。顧客管理ノートはそのお客様の様々な情報を記載し、次回の接客時に活かすものです。顧客ノートに記載した内容を参考にすることで、次のような効果が期待できます。
リピーター客確保の例
- お客様の嗜好や購買傾向に合わせた接客ができ、お客様の満足度につながる
- 「自分のことを覚えてくれていた」という良い印象を与え、スタッフへの安心感につながる
売上アップの例
- お客様の嗜好や購買傾向に合わせた営業活動ができるので、購買につながりやすい
- リピーターが確保でき、売上アップにつながる
- きめ細やかな対応が口コミなどで広がると、集客につながる
顧客管理ノートはどうやって作れば良いの?
顧客管理ノートは手書きで、2回目の来店をされた方から書き始めるのがおすすめです。顧客管理ノートは2回目以降に訪れるお客様のために作成するものであり、一見客ではなく、2回目の来店をされる方は3回目も予想されるためです。
また顧客情報は表計算ソフトなどでデータ管理した方が効率が良さそうですが、顧客管理ノートは手書きで書くようにしましょう。なぜなら手書きの方がお客様と話した内容を整理しつつ、情報を取捨選択しながら大切な情報を残しておきやすいからです。
顧客管理ノートに書くべき内容は下記の通りです。
- 容姿の特徴
- 購買傾向(どんなものを購入したか、注文したかなどの記録)
- 同伴者
- 嗜好
- コミュニケーション内容を記載する
- お客様の写真や似顔絵
嗜好については飲食店であれば好きなもの、嫌いなもの、アレルギー、記念日、誕生日などが分かれば書き留めておきます。小売店であれば好きな色、柄、アイテムなどを書いておくと良いでしょう。コミュニケーションの内容は、購買に直接関係のなさそうなことでも書き留めておくと、今度接客する際の話題にもなり、お客様の満足感につながることもあります。
またノートにお客様の情報を記載する際は、お客様の似顔絵を描くとより良いでしょう。似顔絵を描けるということはお客様のお顔を記憶している証拠です。顧客管理ノートに似顔絵を描くには、お客様のお顔をしっかりと覚えておかなければならず、覚えようとする意識も高まるでしょう。実際にノートに似顔絵としての残しておくことで、次回来店時に思い出しやすいというメリットもあります。
顧客管理ノートの活用法は?
顧客管理ノートは個人だけではなく、スタッフ全体に情報を共有することでさらに有意義に活用することができます。
顧客管理ノートの活用例
- 飲食店でそのお客様から予約が入った場合、朝礼などで情報を共有する
- DMの内容に顧客情報に沿った文章を加える
- 顧客情報をノートに記入したスタッフが休みの時でも閲覧できるようにしておき、誰でもリピーター客の対応ができるようにしておく
まとめ
売上アップにつながる顧客管理ノートのポイントは下記の通りです。
- 顧客管理ノートは売上アップ&リピーター客の確保につながる
- 手書きで、2回目の来店をされた方から書き始める
- 記載した内容は個人だけではなく、スタッフ全体に情報を共有して活用する
これらのポイントをおさえて顧客管理ノートをつけることで、気持ちの良い接客や売り上げアップ、さらなる集客につながるでしょう。
※この記事は公開時点、または更新時点の情報を元に作成しています。
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この記事を書いた人
Airレジ マガジン編集部
自分らしいお店づくりを応援する情報サイト、「Airレジ マガジン」の編集部。お店を開業したい方や経営している方向けに、開業に向けての情報や業務課題の解決のヒントとなるような記事を掲載しています。
中野 裕哲(なかの ひろあき)起業コンサルタント(R)
起業コンサルタント(R)、税理士、特定社労士、行政書士、CFP(R)。起業コンサルV-Spiritsグループ/税理士法人V-Spirits代表。年間約200件の起業相談を無料で受託し、起業家をまるごと支援。起業支援サイト 「DREAM GATE」で6年連続相談数日本一。「一日も早く 起業したい人が『やっておくべきこと・知っておくべきこと』」など、起業・経営関連の著書・監修書多数。http://v-spirits.com/